第1話
初めて書きました(^-^)v イエイ
今日、また学校でいじめられ、帰り道でため息をついてしまった
なぜこうなんだろう
8歳の時に親は離婚し、バイトに明け暮れていて食べ物もまともに食べてないこんな人生なんて・・・もういっそ死んだ方が良いのかなー
「 たすけてっ!!」
転んだ女の子が歩道でそう叫んでいる
周りの人は見ているだけ
俺はとっさに人混みを抜け、歩道にでた
そして女の子を掴み、投げる
周りからは悲鳴が上がっていたが、それからはもうなにも覚えていない
ふと気がつくとそこは白い空間
何処だ?と悩んでいると誰かが話し込んできた
「君!実に良かったぞ!」
「誰ですか?」
「自己紹介がおくれた!すまん!我は神という存在である」
これは小説、漫画で流行りの転生的なやつ?
「何故俺を選んだのですか?」
「当たり前だろう我は導くためにいるのだ。君はいじめ、離婚、労働、まともに食事すらもしていない。この時点でもう目はつけていたが、さらに自ら命を捨て、人を助けるという行為を君はした。君は我により、別の世界、君から見たら異世界というところだ。そこでは君の体験したことがないことを体験させてあげようあと
要望があるならなんでも叶えてやろう」
そう言いながら神は何故かニヤニヤしている
何故ニヤニヤしているんだ?
今はそれどころではない。スルーだスルー
「えと、異世界ということは魔法・・あ!魔法で最強になりたい!」
「いいぞ!では平民に生まれることになるがまぁ頑張ってくれ!」
カッカッ
「誰かきたよ!?」
「そろそろ時間だな、じゃあ、困った時はいつでもそちら行こう、そして、強くあれ」
「はい!」
せめて異世界では強くなろうと決心し、返事をした後召喚陣が下に出てきた。いよいよだ、どんな世界なのだろうか
一瞬にして空間が歪み、木の家の中にいた家の中には女の人と男の人が二人、きっと親だろう
新しい親、前世みたいじゃなさそうだな
「私の可愛いエマちゃん」
「本当、エマは可愛いなぁ」
あぁ多分転生したのだろうあの神のニヤニヤと別の神言ってたことを考えるとそうだよね
まぁ、親はデレデレだし?前世?とは全然違うからいいかな、このままゆっくりと暮らしても・・・いや、そうやってしてたら力を貰った意味がないなぁとか思いながら眠りにつくエマであったーーー
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まぁそのまま順調にすくすく育っていったエマ、月日は流れて13年が経った
前世で言うと中学一年生だ
喋った時に俺と言って注意されたので私と言っているだが、言って来た内にもう慣れてしまった口調も変わるほどに
「エマ、魔法は知っているだろう?やって見なさい」
「やってみます!」
とうとうこの時がきた
神から貰った魔法の力、それを使う時が
今までは料理、家事しかやってこなかったが、やっと魔法がつかえる
「念のために説明しておくが、この世界には火、水、風、土という属性があり、光は特殊で光は神の加護がある人しか使えないが、闇は悪しか使えないんだ。じゃあ、まずは火を出してみて、火を念じるんだ」
「わかりました」
ロウソクの火をイメージしながらそっと人差し指を出す
指先に魔法陣が作られ、火が出てくる火はロウソクを超えてガスバーナー。
その後も水、風、土もやった。結果、全てできた
父さんは天地がひっくり返った様な顔をしていた
「凄いぞエマ!学園通えるぞ!」
「ソフィア!エマは凄いぞ!魔法が4属性も使えるんだ!だから学園に連れてかないか?」
「あら、そうなの?すごいわね!」
「あぁ!そうなんだ」
「そしたら貴方も負けてられないわね!」
「そうだな、もっと頑張らないとな!ははは」
「ふふふ」
あぁ、このままほのぼのしている日々が続けばいいのになぁ
ーーーだが、そう現実は甘くなかった。ーーー
川で洗濯をして戻ってきた時には村は燃えていて悲鳴なども上がっていた
まさか!と思いながら自分の家へ行ってみる
そのまさかだ、家は燃えていた。
家の近くに人の遺体があったが、それが両親だとすぐに分かった
近くで声が聞こえる
「村一つ落とせるなんて天才だな。次はこの地図に載ってる隣の町まで行こうぜ」
「ああぁぁあぁぁあ」.
「おぉ?まだ生き残りがいたかぁ?おっと、こりゃあ随分と可愛い子ちゃんじゃねぇかぁ」
「殺すっ!!」
「あぁん?舐めた口聞いてんじゃねぇよ」
「強くあれ」その時に思い出した。
あの神の言葉だ
(強く、強くあれぇぇ!)
殺傷能力が高い物・・・槍、それしかない今はそれしか編み出せかった
(槍、槍、槍、槍を強く念じて)
強く念じる
光り輝く魔方陣から何かが出てきた
「え?」
白く、全ての黒を断ち切らんとする槍
いや、槍では無く、魔槍だろう
「ぐふぉあ!」
その槍はまず野盗のリーダーを貫く
男は口から血を吹きながら死ぬ
「ひっ、やっやめろ!殺すぞ!」
怯える野盗の下っ端にも1発また1発と野盗を殺してく。
殺しても別に気持ち悪くはならない
「ふぅ」
一仕事を終えたような感覚だった
(この後どうしよう)
考えた末、野盗の持っていた地図を持ち、近くの街に向かった
この小説どうだったでしょうか???