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4月9日
『私は、昨日の件。
つまり、弟に向けた父の言葉にイラついていた。
母は、その場にいなかった。
だから、今の家の空気に驚いていた。
母が、問いかけてくるが、答える気にも慣れなかった。
父の言葉。私は、父を嫌いになった。
昔よりもずっとずっと。
父だって、なにかを考えていたのかもしれない。
けど、さっきまでの私はそんなことも考えれて、いなかった。
自分がまだまだ子供ということが分かる。
父に、どうしてあんな言葉を弟に向けたか聞いてみたかった。けど、そんな勇気私にはない。
弟の気持ちをわかっていても、私はなにもできない。
何てだめな姉なのだろうか。
明日こそは…そんな私に明日は来るのだろうか?
明日。明日。といい続けて、死に逃げるつもりだろうか。
私は、なにをすればいいのだろうか。』
これからも、読んでください。