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おっぱい×戦隊シリーズ  作者: 帝国城摂政
超乳戦隊ニュウ・ギガレンジャー

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サイドストーリー「スカーレット・セブンデイズ」

《この作品はβ-1909、個体次元名リッチにて行われた『トランジスタ作戦』の、現地に居たとされる超乳戦士の記憶から算出された記録である。この作戦の詳細については現時点ではほとんど分かっていないためにここに記す》




【1st Day】


 私の名前は沖杉留子(おきすぎるこ)。身長こそ女性としては平凡ながらも、メートルサイズと言う超々乳を持つ、ニュー・紫峰市に住むちょっと変わった女子高生である。

 いつものようにメイドにお世話をされながら、家業である沖杉財閥の事案について整理していた私だったのだが、ある日突然窓の外にまっ白い雪が降り出していた。今はまだ4月の半ばなので、どうした物かと思っていたらいきなり驚くべき光景が目に入って来た。


 なんと、肌色のおっぱいと思わしき物体が複数、それもキロメートルサイズでむくむくと巨大化していくのだから。どういう状況なのかと会社に連絡すると、雪に触った女性達がいきなり胸がどんどんと膨らんでいくという謎の現象にあったらしい。訳が分かりませんと報告していた男性社員も、電話越しでも聞こえるくらいむくむくっという膨乳の音と共に押し潰されて電話が切れる。

 急いで避難すべきだろうと、私はメイド達に支えられてこの街の脱出を決意した。こういう事にも備えて、屋敷の地下には脱出するための地下道を掘っており、この道を使えば潜水艦がある地下港へと行って脱出出来る。


 しかし、そうやって逃げる私達の前にぺったんこな胸の兵士を連れた1人の超乳女性が現れていた。

 172cmの身長と120cmのOカップ。全身が白い毛糸のカーディガンで、胸元のみが真っ黒に染まっている。また両腕はトンネル型の巨大腕装備付けている。彼女は自分の事を財団Sの諜報部員、アンダーグラウンドファントムと名乗った。

 『地下』をコードネームに持つ彼女は、地下から逃げようとしている女性達を捕まえて、外の雪に当てて膨乳させようと言う、恐ろしい計画を立てていた。


 私達は悪の根源の名前を知ると共に確保されようとしていたために、必死になって抵抗した。幸い、私を支えるために身体を鍛えていたメイド達の戦闘能力は敵方の兵士達を圧倒していた。

しかし、それでは終わらなかった。なんとアンダーグラウンドファントムは地中を進んで追って来ると言う、奇術に近いものを使って追って来るのだ。これには数々の戦いを越えて来た我がメイド部隊も太刀打ちできず、比較的戦闘能力が低い2人のメイドが相手に捕らえられてしまった。


 アンダーグラウンドファントムの魔の手が私に伸びようとしたその時、いきなり地下が眩い光に包まれる。そして煙幕が辺りに撒かれると共に私達は気を失い、その場で倒れたのであった。




【2nd Day】


 目を覚ました私達の目の前に居たのは、見た事もない金色の髪をした女性。

 ストレートヘアーで、可愛らしい顔立ちのLカップ美少女。赤染めの白衣で、左目に万能片眼鏡を着用しているその少女は淡々とした声で自らを、ネームネーム征服世界β次元元設備主任の観測使徒ウオッチと名前を名乗った。

どうやら親衛隊長スパイダー・ラスラーという人物に殺されかかり、この世界に逃げたのだと言う。とても信じられない話であったが、彼女がアンダーグラウンドファントムについて語り出してから、その話の信憑性が増した。


 財団Sとはネームネームという組織の支援組織でありながら、裏ではエージェント・ナッノなる人物が作り出したメモリと呼ばれる変身装置を独自に開発して量産体制に入っており、今回はその技術を使った3名の人物による世界征服と言う事らしい。


 首謀者の名前は須子井禍奈(すごいかな)。トランジスターと呼ばれるメモリを所有しており、今回の事件の要の役割を担うキーマン。

 そして彼女に付き従う2人の諜報部員。私達を襲ったアンダーグラウンドファントムことシホ・イチガヤと、ステルスファントムことセーラ・オオツカ。

 自身の使うメモリが『T』、『U』、『S』である事から、自身達の事を『S.T.U.』と名乗っているらしい。今回の私達の世界へのこの作戦も彼らからしてみれば、ちょっとした足がかりに過ぎないとの事。


 ふざけるな! と思いつつ、外の様子を特殊な機械で見せて貰って驚いた。

 街は既におっぱい、おっぱい、おっぱいという肌色一色であり、かろうじて人間だと見えるサイズの女性達の胸もどの女性も爆乳サイズにまで膨らんでいて、ムググッグという音と共に大きさを増して行っている。


 どうやら事実であると確信した私は決心する。『S.T.U.』を倒し、この世界に平和を取り戻す事を。今の現状だと既存の軍隊や警察組織は当てにならない以上、この私がなんとかするしかないと決心したのだ。付いて来てくれたメイド達も賛成し、ウオッチさんは「ナッノさんがやりそうだから」という理由で協力してくれた。


 ウオッチさんは私に『R』と書かれたメモリと携帯を渡して、メイド達に『V』と書かれた複数のメモリと同じく携帯を渡した。携帯はメモリの力に毒されないための制御装置で変身携帯シフトフォンという名前で、渡されたメモリは相手方が使っているように、超人的な力を発揮するためのメモリであるとの事。

 メイド達に配られた『V』はviture、活力を意味するメモリであり、使うと超人的な回復力と身体能力強化を宿すメモリ。

 私に与えられた『R』はresistance、反抗を使うメモリであり、使うとエネルギーの力を逆流に転じる事が出来ると言うメモリ。このメモリの価値を知れば、あの超人的な部隊とも戦う事が出来る。私達はそう確信した。

 その後、決行を明日に控えた私達はメモリの使い心地を確かめ、明日も早いのですぐさま眠りについた。



【3rd Day】


 早朝。あの敵が落とす雪は消えているが、街の中は既に世紀末の雰囲気を漂わせていた。

 ビルや建物の多くは倒れて、その代わりにキロメートルサイズの特大おっぱいという巨塔が街中に立ち並ぶ。街中に男性の姿はほとんどなく、私と同じようなメートルサイズの超々乳を持った女性達が胸元をゆっくりと膨らませながら、街中をゾンビのように歩いていた。

 まさしく異様な光景と言う言葉が相応しいだろう。

 そしてそんな中、あの時居たちっぱいの兵士達が我が物顔で歩いているのだ。もはや彼らがこの街を取り仕切っていると言っても過言ではないだろう。


 ウオッチさんの話によるとトランジスタファントムは高い位置から皆を監視していると思われ、高い建物に潜伏していると思われる。故に高い場所に本拠地があると考えるのが自然だろうと。

 最近、ニュー・紫峰市では街のシンボルとなるデカスギタワーが作られるという話だったため、敵はその建設現場に居るとメイド達の証言で分かっていた。


 そうと分かれば後は行動開始するのみである。メイド達は早速携帯に、『V』のメモリをシフトフォンにセットする。そして白銀のメイド服を着込んだ戦士の格好をしたメイド達はと言うと、自身をニュウ・ギガバレットと名乗って行動を開始する。

 まずデカスギタワー建設現場の方向を確認して、そのまま道に居るとされる戦士達を排除していく。この辺は変身する前から軽く倒せていたので、問題はなかった。


 ニュウ・ギガバレットは身体能力が非常に高くなっているみたいで、100mも4秒という超スピードであり、なおかつ彼女達の話によるとフォークやトレイなどの武器(?)の力も上がっているのだとか……。

 メモリを携帯に差しただけでその能力とは破格の特殊能力とも言える。これで敵にも使っているのだから、強くなるのも納得である。


 デカスギタワー建設現場にはヒトナーミと言う、巨大な大剣を持った守護兵が居た。彼らが大剣を一振りする毎に大気が揺らいでいた。


「ヒトナーミ! ヒトナミ、ヒトナミ!」


「留子様、お急ぎを!」


 メイド達がフォークとトレイという専用武器を使ってヒトナーミを押さえつけてくれている間に、自分1人でも少しでも前に進んでいた。ウオッチさんに作って貰った補助機械によって単独行動が可能となった今ならば1人でいけるのだから。私は皆のために、この街を取り戻す。


 デカスギタワーを上ると大きく広がっている場所があった。そこには1人の人物が立っていて――――胸元のみが真っ黒に染まっている、白い毛糸のカーディガンのアンダーグラウンドファントムの姿があった。


「ようこそ、この世で最も高き場所へ。

 そんな事を言われても地下を意味するこの私、アンダーグラウンドファントムに言われても違和感ばかりと思うけれどもね」


 トンネル型の巨大な腕装備を振るわせており、腕を振るうと青白い爆炎が飛び出ていた。


「アンダーグラウンドファントム……あなたは何をしようとしているんですか……?」


「私達の行動の理由が知りたいと? 我が愛して尊敬するトランジスタ様の考えは分かりませんが、それでも私のみの考えを言うのであれば――――白に黒を垂らす事。それが我が望みですよ。

 真っ白に染まりきった白い空間にたった一滴、黒いインクを垂らす。それこそが我が望みなのですよ。あぁ、もっと肌色にまみれた状況になれば、さらにたぎるでしょうね。その時が待ち遠しくてしようがないですよ」


 ――――歪んでいる。狂っている。間違っている。

 私が彼女に抱いた感情はそう言う気持ちなのであった。


「まぁ、あなたと言う健全な肉体から一か所の傷を付けるのもまたそそる光景ですねぇ」


「――――戦いはやはり避けられませんか」


 私は『R』のメモリをシフトフォンに挿入していた。すると高らかな音声が鳴り響いていた。


【レジスタンス変身システム、セット。スカーレット、オン・ザ・フィールド】


 挿入すると共に私の身体を紅色のオーラが覆っていて、両の拳には指に黒いゴムの特殊加工が施されている赤いグローブを付けていた。


「ギガスカーレット、あなたを倒します!」


「ギガスカーレット? あぁ、そんな赤い場所を私の力で塗りたくって差し上げましょうよ!」


 アンダーグラウンドファントムはトンネル型の腕装備をこちらに向けていて、引き金を引くと爆炎が私を包んでいた。


「ハハッ、さっさと燃え上がって行くのかね~。いきなりで呆気なかったけれども、戦闘とは常にこう言うものだね。

 創作とは違って鍔迫り合いもなく、物語とは違ってドラマもなく、小説とは違って言い争いも無く、漫画とは違って見せ場もない。それこそが真の勝負と言う――――」


 そうやって高らかに言うアンダーグラウンドファントムの次の言葉は出なかった。

 ――――私に、首元を押さえつけられていたからだ。


「えぇ、そうね。真の強者の戦いと創作と違って接戦もなく、物語と違って脚本もなく、小説と違って言い合いもなく、漫画と違って山場もない。

 沖杉家という、超一流の会社を担う私にとってはこの程度、軽く出来るわ。勿論ですが、今までは巨大な胸元が邪魔だから発揮出来なかったけれどもね」


「か、はぁ……。

 あぁ、私が蹂躙される……それもまた一興……」


 結局、アンダーグラウンドファントムを倒せたが、その割に他の2人も見つけなければ。


「――――海上基地シホウベース、ね。ここにステルスファントムが居るのですか。とりあえずここに行きましょうか」


 私はそう言って、アンダーグラウンドのメモリを手に入れてデカスギタワーを後にした。




【4th Day】


 デカスギタワーにてアンダーグラウンドファントムを倒した私はと言うと、ギガバレット――――つまり、メイド達と合流していた。

 私はアンダーグラウンドファントムを倒した事と、次の敵であるステルスファントムが海上基地シホウベースに居る事を告げた。答えが分かった以上、この場に居る必要はないと判断した私達は地下へと戻っていた。


 海上基地シホウベース。軍隊の改正法によってとある大財団によって、二か月前に作られた海上整備基地である。確かあそこには人々を管理して運営する管理システム装置があったはず。

 ――――そこに敵が居るのは必然だけれども、直属の上司であるトランジスタファントムはどこに居るのだろうか?


 一番高く監視する塔、デカスギタワー。

 広く管理するための基地、シホウベース。

 ――――ならばトランジスタファントムも同じく、管理と監視をするのに長けている場所だと思うのが当然かもしれない。けれどもこの狭い都市にこれ以上の場所はなかったはず……。一体、上司であるトランジスタファントムさんはどこに居るのだか……。

 ともかく、海上基地シホウベースへと急ぐ事にした。シホウベースに行くとそこには沢山のヒトナーミが勢ぞろいしていて、やはりここに『S.T.U.』が居る事が判明していた。


 相手が海に逃げられる可能性を考えてスニーキングミッション――――潜入任務をし始めていた。

 まず基地内と外を繋ぐダクトを発見して、アンダーグラウンドのメモリを使って大きな穴を開ける。そしてナイチチとヒトナーミが歩いているベース内の上の天井を動いていた。


 そして一番奥の、管理システム装置がある部屋にはステルスファントムと思われる人物が居た。黒装束で山犬のような目つきをしていて、左目は潰れていてその醜い傷跡を蛇が描かれた眼帯を装着して隠しているSカップの成人女性は唇に指を入れて噛んでいた。


「全く……最悪の配置だね。私としてはアンダーグラウンドファントムと配置換えを行って欲しかったんですけれども、ね。

 海上と言うのはどうも気持ちが落ち着かなくてしょうがない。こんな事では確実な作戦を起こせないと言うのに全く……うぅ、船酔いならぬ海酔いが……」


 そうしてグロッキーになっているその女性を見て、私は彼女ならばすぐさまやれると確信していた。


(ステルス……恐らく透明になる能力。透明になられたら厄介。

 だから今のうちにやっておかないと!)


 メイド達には他の部屋を調べるように言って、私はアンダーグラウンドのメモリを変身携帯シフトフォンに入れる。


(一発勝負……)


 狙いはあのグロッキーな女性ではなく、奥にある制御装置。あれを破壊すれば敵の作戦も妨害できるはず。


(――――喰らえ、アンダーシャドー!)


 そして放たれた弾はグロッキーになっているSカップ女性の後ろを通り抜けて、奥の制御装置に当たり――――


 カンッ!


(――――!? まさか!)


 ――――当たろうとしたその瞬間、それは黒いメイド服を着た2人の人物によって止められていた。

 誰あろう、それは連れて行かれた2人のメイドだったのだ。爆乳と呼べるJカップの大きくつきでたロケットおっぱいの胸元を隠さない大胆なデザインもさる事ながら、瞳に一切光が宿っていない所から見ても操られていると断言できる。


「――――ようやく、かぁ。

 と言う訳で、私は街へ退避しているので後は任せましたよ、スーツシェイド達」


「「御意」」


 そして私の方に飛んで来た2人のスーツシェイド――――いや、メイド達によって私は地面を突き破るようにして私は天井を突き破り、屋根の上へと一瞬で移動させられた。


 もう既に日は沈んで暗くなっており、吹きすさぶ海風が今の私達につらく厳しく当たりながら、私は自分を押さえつけている2人のメイドに強い口調で話しかける。


「どうしたの、2人とも! どうして敵の配下になってしまっているの!

 あなた達は私と共に長い間過ごしたメイド達でしょ!? それなのになんで、敵側に居るの!」


「「…………」」


 2人は何も言わない。いや、語れないのか? 彼女達はどうも敵に操られてしまっているようである。

 だからと言って私に彼女達を救う事も出来そうになく、敵としても戦えなかった。


「お願い! 目を覚ましてちょうだい! 2人とも!」


「「…………」」


 そして襲い掛かる敵に対して、私はどうしようか迷っていると敵が襲い掛かろうとしたその時、敵の攻撃が止まっている事に気付いた。そう、私の仲間であるメイド達が変身した姿、ギガバレット達。

 スーツシェイドの攻撃をトレイで止めながら、彼らは私に敵を追うように言っていた。


『留子様! 彼らは私達が!』


「でも、会あなた達も戦えないんじゃ……」


『ご心配なく! 私達の事は良いので!』


「そう……分かったわ。あなた達も気を付けて」


 私はそう言って、逃げたあのSカップ女性の行方を追った。

 確か街に行くって言っていたよね……。




【5th Day】


「やっと……見つけた」


 私がそのSカップ女性を見つけたのは、既に0時を回って翌日を迎えた頃であった。

 街の北側の森林にて優雅にお茶を飲んでいる事を見つけられた彼女は、こちらを見てニコリと微笑んでいた。


「おや、意外だな。てっきりスーツシェイド達とまだ戦っている頃だと思っていたのに。

 こうやって向かって来た以上、あなたを倒さないといけませんね」


 あの時とは違うニヤニヤした顔を見ながら、私の顔を見ていたのであった。


「生憎、うちには優秀な仲間が居るんでね。

 仲間の洗脳、解いて貰いますよ!」


「あなたにそれが出来るとでも? このセーラ・オオツカの力に勝てるとでも?」


 彼女が『S』のメモリを取り出して、彼女の身体にメモリが突き刺さると別の姿へと変わって行く。

 全身は黒い装甲で覆われていて、頭は蛇、首から下はステルス戦闘機のようになっていて右手には高周波ブレードを持っており、足にはジェットエンジンが装着されている。


「この私の特殊能力を見るが良い! チェンジ!」


 すると彼女の身体が折りたたまれていき、段ボールのような形に変わるとそこからジェット噴射と共に宙を舞う。宙を舞うと共に彼女の身体が消えて、そのまま煙も、光も、音も消えた。


【超高速からなる暗殺劇! 受けてみなさい、この私の攻撃は避けられない!】


「避けられないならば、受け止めるまで!」


【レジスタンス変身システム、セット。スカーレット、オン・ザ・フィールド】


 挿入すると共に私の身体を紅色のブラウスを着ており、両の拳には指に黒いゴムの特殊加工が施されている赤いグローブを付けていた。


「……いくら透明で無音だと言っても、姿が捕らえられない訳じゃない。あなたの行動は必ず見切るポイントがある!」


【そんなのはない! メモリはナッノ博士によって作られた完全無比の戦略兵器、そこに一筋の隙もない!

 ステルスによって完全に見えなくなり、なおかつ卓越した暗殺技術を併せ持った私!

 その両方を併せ持った私に、一分の隙もない! とは言え、これでも喰らえ! ステルス手裏剣!】


 そして見えない刃物が私のブラウスを切り裂いていた。声も聞こえなくなっていて、どんどん見えない刃物が迫って来ていて、私のブラウスがさらに傷付く。


「――――確かに厄介、ですね。見えない上に、接近戦だけではないとは――――だが、私もただのグローブじゃないのよ!」


【(ハッタリですかね。そろそろ止めと行きましょう、暗殺殺法!)】


 誰にも見えない、誰にも認識されない。ステルスファントムが段ボールの形から人間の形に戻り、ギガスカーレットに迫っている事も分からない。気配などでも読めない彼女の見えない刃。

 そんな誰にも近くされる事のない、そんな彼女の高周波ブレードがぶつかろうとしたその瞬間、


【(何!?)】


 ステルスファントムはギガスカーレットに触れると共に吹っ飛ばされていた。

 物凄い勢いで止まる事もなく吹っ飛ばされた彼女は壁に激突する。そしてメモリの効果が切れて、彼女の姿が露わになる。


「な、なぜ……私の暗殺は完璧だったはず……」


「そうね、あなたの透明化は私には見抜けなかった。

 けれども私のも、メモリよ」


「そんな……まさか、この短時間でメモリの特性を引き出したのか!?

 『レジスタンス』、反抗を意味するそのメモリの特性を使い、私の攻撃を跳ね返す結界を張ったのか……。末恐ろしい少女ですね……いえ、女戦士と呼ぶべきでしょうか?」


 ふふっ、と悦に入っているステルスファントムの首を持ち上げるギガスカーレット。

 その顔は憤怒の色に染まっていた。


「さぁ、今すぐスーツシェイドの洗脳の解き方と、あなた達のボスの居所を吐きなさい!」


 強く口調を荒げるギガスカーレットの手には自然と力が籠っていた。


「ゲホゲホ……。どちらも簡単な質問ですね。

 スーツシェイドの洗脳はメモリによって使われているので倒して、メモリを破壊すれば治る。そしてトランジスタファントム様の居場所はもっと簡単ですよ」


「簡単!? 最も高くて監視しやすいデカスギタワーと、最も管理しやすい海上基地シホウベース以上の場所なんて他には……」


 思いつかないでいる私を見て、悦に入った彼女はクスクスと笑いながら、


「そっか。灯台下暗し、自分がいつも居る場所は想像つかないか」


「いつも居る場所……それってまさか……」


 私は思い当たるその場所、そう、あの場所を見る。


「ニュー・紫峰市で一番強い権力と万全の監視体制と管理体制が整っている施設。

 そんな場所、この街で一番の資産家で、大財閥の家でもある――――そう、沖杉家しかないじゃない」


 私達が倒すべき相手は、私達の居城を根城にしていた事を、私はこの時知ったのであった。



【6th Day】


 沖杉家、その手があったのか。

 私達が暮らしていた沖杉家には勿論、私達を手助けするための支援物資などの機関がきちんと配備されており、なおかつその水準は街の中でも最高レベル。

 1つの街よりも高い水準を誇っている私の家は、確かにこれ以上ないくらい適した場所である。しかしまさか、逃げ出した後敵の、しかもリーダー格が居座っていたとは驚きである。


 沖杉家のメイド達もこれにはびっくり。ただその手があったのかと納得はしていたのだけれども、やはり敵は一枚上手の存在のようである。

 なお、スーツシェイドにされた私の部下のメイド2人はなんとか出来たんですけれども、ウオッチさんが言うには体力を消費しきっているからギガバレットとして戦うのはムリなんだそうです。そして私はウオッチさんにメイド2人を預けて沖杉家へと向かった。


 沖杉家へと向かうと門の前には赤と白のメイド服を着ている人が立っているが、メイドではなく良く見るとナイチチであった。

 パッと遠目で見るとメイドにしか見えないけれども、ちゃんと見るとナイチチなのである。


「まさか……私の家が、既に占拠されていてたなんて……」


「どうやらメイドと見せかけて、メイド姿のナイチチを配置しているようですね。

 そして2か所……技術班用のサーバールーム、それと留子様の部屋にナイチチが多く配置されています」


 メイド達の報告通りだとすれば、その2つの部屋に戦力が集まっているからそこに戦力が居ると考えるのが自然ですね。メイド達はサーバールームを見に行くと言っていたけれども、私は自らその場所に志願した。どうなっているのか確認したかったし、相手の目的も探りたかったからだ。

 メイド達は比較的安全そうな私の部屋を見て行って欲しいみたいだったけれども、私の強い意思を知ると譲ってくれた。勿論、何人かお供として付いて来たけれども。


 夜、明かりが落ちると共に早速行動を開始する。二手に分かれた私達は、そこから変身してナイチチメイド達を倒して向かって行く。サーバールームを開けると、そこには1体のナイチチメイドが居たが、すぐさま倒してパソコンの内容を覗き見る。そこには恐ろしい計略が書かれていた。


「なに、これ……。

 フラスコ……作戦?」


 その内容はとても恐ろしい作戦であった。


 健康診断と称して注射器の中に特殊用ナノマシンMed-kaを投入させ、それと結合して効果を発揮する雪に似たナノマシンHit-yoshiを投入。

 後はそれが化学反応を起こすように人々の胸を最低1m以上、最高の大きさで惑星レベルにまで巨大化させると言う計略だった。

 しかも今は私達は大丈夫だけれども第二陣、第三陣と続々と胸が大きくなるのは止まらず、さらに男性達の方も数日もすれば女性と化して、ナノマシンMed-kaとナノマシンHit-yoshiの効果の餌食に……。


 幸いな事にこのナノマシン達を中和できるナノマシンHans-deが開発されているようなので、このナノマシンを投与すれば皆元通りの生活を送れるみたい。


「メイド達! 早速このデータをコピーして!」


「了解しました、お嬢様……って、あれ? なにかプラグに刺さって、青いUSB?」


「――――USB? じゃあ、そのUSBにデータをコピーして……!?」


 私はそのUSBをチラッと見て驚いていた。メイド達もまた気付いたようで驚いていた。

 それはUSBではなく――――


「変身メモリ!?」


『ブルー』


 私達が気付いた瞬間を見計らったような形で、メモリはパソコンの中に入っていく。

 そしてパソコンの形が変わって行く。どんどん体が女らしい身体へと変わっていき、元のパソコンの面影はすっかり失った魅惑のレディーへと姿が変わって行く。

 そして気付いた時には、パソコンはユシーモンスターとなっていた。青い衣に身を包んだ、右目に万能片眼鏡を着用しているFカップの女性。銀色のストレートヘアーで、可愛らしい顔立ちをしているがその眼は退屈そうで、なおかつカタカタと右腕についたキーボードを弄繰り回していた。


「――――変身終了完了、ですね。まぁ、これで君達が勝つ可能性はゼロになった訳だが、どうだね?

 ボクの姿を目の当たりにして、絶望したのかな?」


「あ、あなたは一体……!?」


「質問の意図が分からないな、ギガスカーレットとギガバレットの諸君。

 ボクはそこのパソコンと、ブルーメモリが合体して生まれた、科学と魔法の融合させた怪人。ブルーシェイド。君達が戦ってきた敵と何一つ変わらない、ただの怪人だよ。

 倒されれば消えるだけの、ただの怪人さ」


 倒されれば消えるだけ。その言葉は私達に重くのしかかっていた。

 私達はこのパソコンにあるナノウイルスHans-deのデータが要る。けれどもそのデータが入ったパソコンは怪人となってしまった。これでは迂闊に手が出せない!


「あなた、ナノウイルスHans-deのデータを出しなさい!

 それがあれば世界は――――」


「――――救われるとでも言いたげだね。

 でもボクは嫌だよ」


 そう言いつつ、ブルーシェイドはカタカタとキーボードを叩きながら私達を見下ろす。


「ボクは君達の今までの戦い、そしてこの星の文化をパソコンと言う電算処理装置の映像から解析した。

 この世界は救いようもない、欲望と嫉妬の掃き溜めのような場所だ。救う価値もない、愚かな連中の集まりさ。

 そんな君達でもボクが作り出した女性を魅力的にするMed-kaと情欲的にするHit-yoshiによって、我らの組織の悲願は成就される。それを子供臭い、青臭い理論で突破できるほど甘くはないんだよ」


 カンッ、という叩き終わる音が聞こえると、壁や床が開き始めて中から大量のナイチチメイド達が姿を現す。その手には青い機関銃のような物を持っていた。


「科学と魔法の2つを合体させた、新時代型青魔導師怪人であるボクの力を思い知るが良いさ。

 ――――シリコン兵、やってしまいなさい。これだけの数さえあれば倒せるでしょう」


「シリコーン!」


 そしてナイチチメイド達は物凄い連射力を誇るマシンガンを惜しみも無く乱発。

 その間、ブルーシェイドは後ろでカタカタッと腕のキーボードを叩いていた。


「慈悲も無く、銃弾を叩きこんでください。

 ボクの調べによるとこの程度ではスーツの装甲を貫けはしても、完全に死に至らしめる事は――――」


 カンッ、という高い金属音と共に、倒れるメイド兵。そして現れたのは銃弾でボロボロになったトレイと、それを持って現れた無傷の戦士達。


「――――どうやらあの程度では倒される事もないようだね。ボクも甘く見積もったものだよ」


「お嬢様を傷付けようとした罰!」


「その身で味わいなさい!」


 ギガバレットがそうやって突っ込んで来たのを見て、カンッとまたしてもキーボードを叩き終わるブルーシェイド。

 するといきなりギガバレット達が地面へと叩きつけられる。胸も大きく揺れつつ、地面に押し付けられて広がって行く。


「皆!?」


「活力を意味するviture、そのメモリの特性は回復能力の高さと身体能力の向上。

 傷付けても意味がないのならば重加速で重くすれば動けなくなって、自然とこちらの勝利は確実。

 まっ、ボクならば武器を投げると言う方法を取るが、惜しかったね。経験不足と言う奴だ。次を励めば良い」


「私の仲間を放せー!」


 そして私は赤いグローブを大きく開け、そのまま相手の元へと向かって行く。しかし、ブルーシェイドは淡々と腕を掴む。そしてカチャッと突きつけられる機関銃。


「……!?」


「ピンチ力、つまりは指先の摘まむ力が強いだけで、そんなのは腕を抑えれば解決。

 動こうとすればあなたの身体に突きつけた機関銃が火を噴きますよ?」


「くっ……! なら……」


 私はそう言ってステルスファントム戦で見せたあの反射能力を使った。

 これさえあれば機関銃であろうとも反射してダメージが……


「電子魔法、青破壊剣」


 ブルーファントムの胸の谷間にあった機関銃が青く輝いて別の形態に変わって行く。

 機関銃の銃口が長く鋭くなっていき、それは青い長刀に変わっていき、それを胸の谷間から取り出したブルーシェイドはその長刀で私に斬りかかる。


「……!!」


 私は斬られて、そのままその場で倒れる。


「な、なんで……」


「電子魔法、青破壊剣。これは相手の防御を無効化する剣。

 あなたの反射など、この剣にかかれば意味もないのですよ?」


「そ、そんな……完敗です」


 そして、そのまま私の意識は消えていった。



[chapter:【7th Day】]


 目が覚めた私の前に現れたのは、私を倒したブルーシェイドとは違う女性の姿があった。

 黒いベールのようなものを付けた黒い喪服のような服を着ており、四肢に四角い小型装置を装着している。身長180cmの5倍の9mという巨大なおっぱいを持っているその女性は自らを、トランジスタファントムと名乗った。


 私はこの事件の首謀者である彼女を一発殴ろうとするも、縄で巻かれていて動けない。トランジスタファントムは優しく話しかける。


 曰く「ここで私を倒してどうなる?」と。

 曰く「ここで私と戦っても勝てない」と。

 曰く「ギガバレットことメイド達の命はないよ」と。


 私の心を、精神を、魂を。

 その全てを折るようにして彼女は話しかける。


 そして、もう喋るだけの人形となった私に、あの人は……。


「じゃあ、このメモリを入れてこれから君には怪人となって貰おう。

 大丈夫、きっと君は優秀な怪人になって、エージェント・パンクとナッノを手助け出来るさ」


『アームズ』


 そして、彼女は無理矢理私にメモリを……


【これ以降の記録はない】






【8th Day~】


 全ての人間がトランジスタファントムの支配下となった世界。

 かろうじて無事だった男性達もナノマシンMed-kaによって美女へと変わり、空から降り注ぐHit-yoshiによってどんどんと胸が爆乳、超乳、そして身体を越えるほどの大きさへとむくむくっと膨らみ始める。女性達は胸が大きくなるにつれて、生きる気力を、人間であった誇りをも失い、ただただ生き続ける奴隷と成り果てた。


 それ以降、その世界では肌色しか見えない、おっぱいの星になってしまったという。

ユシーモンスターNo.45

〇ユシー・アンダーグラウンドファントム

所属区分;財団S配下

使用体;財団S諜報部員、シホ・イチガヤ

外見;172cmの身長と120cmのOカップ。全身が白い毛糸のカーディガンで、胸元のみが真っ黒に染まっている。また両腕はトンネル型の巨大腕装備を付けている。

所見;ギガスカーレットに早速倒されてしまった配下。噴火や水力などの戦力を使いこなし、対象の脳内の深くまで抑えつけた記憶を呼び起こしたり、対象の想いを脳内の深くまで埋没させる事も可能。自身を底辺の存在だと思っており、上司であるトランジスタファントムの事を神様のように崇めている。白い一面に真っ黒い液体を一滴垂らす事を指摘している。By;観測使徒ウオッチ


ユシーモンスターNo.46

〇ヒトナーミ

立場;乳房帝国ネームネーム中級兵

概要;ナイチチに特殊溶媒に浸けて、並みの乳を持った守護兵士。巨大な大剣や破壊力のあるマシンガンなど、様々な武器で敵と戦っている。


ユシーモンスターNo.47

〇ユシー・スーツシェイド

所属区分;財団S配下

使用体;沖杉家メイドの2人

外見;爆乳と呼べるJカップの大きくつきでたロケットおっぱいの胸元を隠さない大胆なデザインの黒いメイド服に、瞳に一切光が宿っていない。

所見;アンダーグラウンドファントムによって操られたメイド2人。スーツの能力によって華麗なる連携攻撃を得意としており、なおかつ敵に与える精神的ダメージも大きい。By;観測使徒ウオッチ


ユシーモンスターNo.48

〇ユシー・ステルスファントム

所属区分;財団S配下

使用体;財団S諜報部員、セーラ・オオツカ

外見(使用前):黒装束で山犬のような目つきをしていて、左目は潰れていてその醜い傷跡を蛇が描かれた眼帯を装着して隠しているSカップの成人女性。

外見(使用後);全身は黒い装甲で覆われていて、頭は蛇、首から下はステルス戦闘機のようになっていて、右手には高周波ブレードを持っており、足にはジェットエンジンが装着されている。

所見;暗殺や諜報活動に長けた、忍者の血を引く者。ジェットエンジンの飛行能力と卓越した暗殺技術もさる事ながら、ステルスメモリの力によって姿や音、臭いや気配など全ての知覚要素を消す事により完全なる暗殺を可能としている。高周波ブレードや手裏剣には残虐性を高めるために切れ味を異様なまでに鋭くしているが、逆に興が削がれるからと毒を一切使わない戦い方を好む。By;観測使徒ウオッチ


ユシーモンスターNo.49

〇シリコーン

立場;乳房帝国ネームネーム特殊潜入兵

概要;ナイチチに特殊溶媒に浸けて、シリコンで形を整えたスパイ兵士。身体能力はナイチチと同様であるが、武器の技術はヒトナーミ以上。


ユシーモンスターNo.50

〇ユシー・ブルーシェイド

所属区分;財団S配下

使用素材;パソコン

外見;青い衣に身を包んだ、右目に万能片眼鏡を着用しているFカップの女性。銀色のストレートヘアーで、可愛らしい顔立ちをしているがその眼は退屈そうである。右腕についたキーボードを付けている。

所見;三大魔術師系怪人の1人。パソコンの電子科学と青魔導を使いこなし、電子魔法として敵の弱点を突く戦い方を得意としている。また電子技術の応用で、武器を生成する能力も持つ。悪態を吐きつつ、人の弱点を親切に教えてあげると言うまるでどこかの人をコピーしたような性格をしている。By;??


ユシーモンスターNo.51

〇ユシー・トランジスタファントム

所属区分;財団S幹部

使用者;財団S幹部筆頭、須子井禍奈(すごいかな)

外見;黒いベールのようなものを付けた黒い喪服のような服を着ており、四肢に四角い小型装置を装着している。身長180cmの5倍の9mという巨大なおっぱいを持っている。

所見;増幅またはスイッチ動作などの特製トランジスタを付けて、人々を膨乳する作戦を僅か2か月で成功させる。とても大きな胸を持っており、どのような攻撃能力を持っているのかは不明。By;文化者エージェント・ナッノ


ユシーモンスターNo.52

〇超乳戦士ギガバレット

使用メモリ;『V(ヴァイチュアー)

使用者;沖杉家メイド部隊(リッチ次元)

特徴;白銀のメイド服を着込んだ戦士の格好をしたメイド。胸元にトレイやフォーク、ナイフなどが無限に入っている谷間ポケットを持っている。

所見;別次元のギガレンジャー。驚異的な回復能力と身体能力を手に入れ、なおかつトレイやフォークなどの攻撃力も上がっている。ちなみにバレットとは銃弾ではなく、従者を意味する英単語から来ている。By;文化者エージェント・ナッノ


ユシーモンスターNo.53

〇超乳戦士ギガスカーレット

使用メモリ;『R(レジスタンス)

使用者;沖杉留子(リッチ次元)

特徴;紅色の戦闘用ブラウスと、ピンチ力を高める指に黒いゴムの特殊加工が施されている赤いグローブを両方の拳に付けている。

所見;別次元のギガレンジャーであり、ギガレッドこと沖杉留子とは魂レベルで同一の存在。指先の掴むピンチ力を高めるグローブと、相手の攻撃を全て反射するレジスタンスフィールドを併せ持つ極めて強い戦士。その力の源は皆を救いたいと言う、反逆心から来ている。By;文化者エージェント・ナッノ

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