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おっぱい×戦隊シリーズ  作者: 帝国城摂政
超乳戦隊ニュウ・ギガレンジャー

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サイドストーリー「ゴーイングチャイルドウェイ」

 ニュー・紫峰市の一角、ニュウ・ギガオレンジを除いた初期メンバーとも呼ぶべき5人のギガレンジャー達は幼い女の子を襲う2人の怪人を見ていた。


「ふぇぇん、も、もうやめてよぉ……」


 幼く、その代わり胸元が歳不相応の1m半という巨大な大きさの足元が見えないくらいの大玉スイカサイズに膨らんだ超乳をぶら下げている彼女は、長く伸びた赤いドレスをぎゅっと掴みながらギガレンジャー5人の後ろに隠れていた。


「おぉっ! 逃げてもムダなのデース! あなたは我々の手によって、さらに魅力的な女の子になるのデース!」


 と、Zカップという見ているだけで触りたくなってしまいそうなダイナマイトボディを披露しながら、彼女の元へと近付いている天牛女官モーウ・ボイーネの大きな斧を、ニュウ・ギガレッドとニュウ・ギガイエローの2人は受け止めていた。


「えぇい! ティチャーシェイド、やるのデース!」


「分かりましたぞよ、モーウ・ボイーネ様! 帰るぞ、実験体H-123『チャイルド』! プラズマ教鞭!」


 顔が緑色の大きな黒板、Jカップの黒いスーツを着込んだ彼女……ティチャーシェイドは、手に持った電気を放つ銀色の教鞭を振るっていた。電撃を放つ教鞭に対して、ニュウ・ギガピンクとニュウ・ギガブラックの仲良しコンビが銃で撃ち落とす。撃ち落とした後、ニュウ・ギガグリーンが糸で絡みつけてそのまま爆発させていた。


「ぐはぁ……! きょ、教師に攻撃なんて、体罰問題に発展させてやりますぞよ! PTAクラッシュ・ハンマー!」


 そして今度は『PTA』の3文字が描かれたハンマーを取り出してそれを振るうティチャーシェイド。そのハンマーの破壊力はニュウ・ギガピンクとニュウ・ギガブラックの2人を吹き飛ばしていた。吹き飛ばされた2人は、襲われていた少女のところまで飛ばされる。


「だ、だいじょうぶですか、おねえさんたち?」


 そうやって気遣うようなその言葉に対して、攻撃を受けて傷付いていたニュウ・ギガピンクとニュウ・ギガブラックの2人はと言うと、


「だ、大丈夫ですよぅ? お姉ちゃん達、頑張るよ♥」


「うん、頑張りますよ。お姉ちゃん達、お嬢ちゃんのために頑張りますよ」


 そうやってニュウ・ギガピンクとニュウ・ギガブラックの2人が励ますと、10歳の少女はその言葉に対してニコリと薄ら笑みを浮かべていた。


「それはよかった……なら、"やらせてもらおう"かなぁ」


「「えっ!?」」


 ニュウ・ギガピンクとニュウ・ギガブラックがきょとんとしていると、10歳の少女はその短い手足でサッと2人の変身携帯シフトフォンを奪い取っていた。奪い取るとそのまま手に持ってモーウ・ボイーネの元にやってきていた。シフトフォンを操作して、梨花と桃子という元の姿へと変わっていた。


「やりましたよ、モーウ・ボイーネさま! ほめてぇ、ほめて、ほめてぇ!」

「うん、やったデースね! ロリーナちゃん!」


 「わーい! やったー!」と、嬉しそうに笑っている10歳の少女は、ニュウ・ギガレンジャーの5人に向き直すと、2人から奪ったシフトフォンを嬉しそうに見せていた。


「びっくりしてるようね、ギガレンジャー! そう、このわたしこそ、こんかいのさくせんのキーパーソンだったのだ! みよ、わたしのしんのすがたを!」


 そう言って彼女はそのままクルリと一回転すると、上下反転する。上下反転すると赤いドレスの下から、別の姿が浮かび上がる。

 手は黄色のブルドーザーのシャベル、大きな胸の真ん中にはコンクリートを放出するための赤い発射口、そして足はロードローラーの緑色のローラー。そう、ドレスの下から浮かび上がったのは相手を粉砕するための重機怪人としての姿であった。


「みておどろき、これこそじょうげはんてんのかんぶ!

 はかいどうじロリーナ・ブレイコンさまだったのだ!

 おどろけ、そしてひざまずけ! わはははは!」


 と、嬉しそうに語る彼女の横にティチャーシェイドがやってくる。


「作戦成功ですな、ロリーナ様!」


「いや、まだギガレンジャー6人ぜんいんのぶきをはかいしてません。

 まぁ、ギガオレンジの方はユウさまがなんとかするっていっていたから、まかせてだいじょうぶでしょう!」


 そう言ってティチャーシェイドは変身携帯シフトフォンを破壊されて困っている梨花と桃子の2人に近付いていた。


「スーツを着ている時は先生であるが、白衣を着ると医者の先生になるのですよ! くらえ、注射器ロケット!」


 そして注射器型のロケットを放ったティチャーシェイド。梨花と桃子の2人へと放たれたミサイルは、そのまま金色の薬を注射から出しながら放ちながら飛んでおり、そんなミサイルを防ぐためにニュウ・ギガグリーンは武器である糸で絡ませて防いでいた。


「ええい、わたしもやっちゃうよー!」


 ニュウ・ギガグリーンを含めた3人に向かってローラーの足を急速回転させながら、シャベルの両手を振るいながら糸を切り裂いていた。


「た、助けないと!」


「今、助けます!」


 レッドとグリーンの2人が揃って3人を助けようと思っていたけれども、レッドとグリーンの2人を助けにいかさないようにモーウ・ボイーネが前に出ていた。


「Oh! そのまま3人をやっつけるのデース! ティチャーシェイド、それにロリーナ・ブレイコン!」


 そして剣道着を着て竹刀を振るうティチャーシェイド、そして自前の1.5mという巨大な胸を揺らしながらコンクリートを振って作るロリーナ・ブレイコン。そして震えているギガレンジャー達3人。


「びしょうじょにたおされる! それってうれしいですよね~。わたしはあなたたちギガレンジャー5人をころすようににんむをうけてる! それを、いまここではたしてみせる!

 モーウ・ボイーネおかあさまのためにわたし、がんばっちゃうよ~」


「剣の先生でもあるティチャーシェイド様の出番だよ!」


 そう言って迫って来る2人に対して、ニュウ・ギガグリーンは武器の糸を使って竹刀を奪い取る。そして奪い取った竹刀をロリーナ・ブレイコンと投げていた。


「い、いたい~! もうなにしてんだよ、ティチャーシェイド! せっかく、2人のへんしんアイテムをつかえなくしたのに、そっちがあしをひっぱってちゃだめでしょうが!」


「ならば、次は柔道着で柔道の先生スタイルでいっちゃ~お!」


 ニュウ・ギガグリーンは糸で2人にダメージを与えてはいるが、それでもいかんせん手数が足りない。そもそもグリーンはだれかのサポートを前提にした武器なので、1人で戦うのになれてないのだ。


「こうなったら、ちょっとばかり正々堂々とは離れてしまいますが!」


 ギガイエローは持っていたガイアブレードという木刀を地面へと突き刺していた。モーウ・ボイーネはガイアブレードの地面に突き刺して樹木の成長で攻撃しようとしてると思って、身構える。


「ガイアブレード・ファイヤー!」


 しかしモーウ・ボイーネは樹木の根によって吹き飛ばされ、そして同時にロリーナ・ブレイコンも飛ばされていた。


「(まさか、2人とも一気に攻撃するとは……『重機』のロリーナ・ブレイコンまで飛ばすとは驚きデース!)」

「う、うわっ!? モーウ・ボイーネおかあさまといっしょにとばされるなんて! う、うれしいなぁ!」


 ギガグリーンは飛びあがったロリーナから糸でメモリを2本手繰り寄せて回収すると、そのまま『E(エクスプロージョン)』のメモリを抜いて『F(フィスト)』を入れていた。

 『F』のメモリを入れると、巨大な胸をたずさえた緑色の大きなグローブを付けた短袖、短いスカートの姿へと変わっていた。手首にはブースターを付けた手甲を付けており、そのままティチャーシェイドを殴りつけていた。


「ぐはぁ! そ、そそ、卒業と呼ぶべき力だぁ……」


 そして殴られ飛ばされたティチャーシェイド、それはそのままロリーナ・ブレイコンも同時に吹き飛ばす。


「ぐっ! て、ティチャーシェイド! い、いたいです!」

「すいません! 先生、猛省します!」


 そして「まったく……」と落とされながらも、次をどうするか考えるロリーナ・ブレイコン。しかし……


「あ、れ……?」


 目の前に広がるのは物凄い大きな胸。


 ぶくぶくと膨れ上がるおっぱい。


 迫って来る谷間。


「ま さ か!」


 先程のガイアブレードの攻撃で飛びあがったのは自分とモーウ・ボイーネだけだと思っていたロリーナ。しかし、本当はその中に仲間の1人であるギガレッドも含まれていようとは……


(や、やばい! つぶされる!

 い、いやぁ! つぶされるのなら、あったかい……あのおかあさんのむねのたにまのなかで……)


 そう願うロリーナだったが、時すでに遅し。


「奥儀、ギガプレッシャー!」


 ロリーナはティチャーシェイドと共に、膨れ上がる1人の胸としては巨大な超々乳の中へと押し潰されるようにして、谷間の中に入って行く。


「……あぁ、あったかい、かも」


 最期に彼女が感じたのは、自分を救ってくれた母と同じ、おっぱいの柔らかさと温かみであった。

ユシーモンスターNo.32

〇ユシー・ティチャーシェイド

所属区分;混雑使徒マリネの部下

使用者;実験体T-64『センセイ』、松岡修央(まつおかおさみ)

外見;顔が緑色の大きな黒板、Jカップの黒いスーツを着込んでおり、手に持った電気を放つ銀色の教鞭を振るっている。白衣を着ると医者モード、剣道着を着ると師範モード、柔道着を着ると道場主モードになる。

所見;いくつもの形態を持つ先生をイメージした怪人であり、彼女の作戦目的は『学歴が高い人間は胸が大きくなりやすいのを実証する』という困った作戦であった。着る服によって指導方法と攻撃方法を変え、生徒が完全に独り立ちするまで熱血指導する困った先生である。By;文化者エージェント・ナッノ


ユシーモンスターNo.33

〇破壊童子ロリーナ・ブレイコン

所属区分;天牛女官モーウ・ボイーネ応援隊隊長

使用メモリ;『H(ヘビークラッシャー)

外見;表裏一体のリバーシブルな恰好であり、上面は裾の長いロングスカートのドレスを着た10歳の可愛らしいロリ超乳の美幼女。下面は手はブルドーザーの黄色いシャベル、胸の真ん中にはコンクリートを放出するための発射口、そして足はロードローラーのローラーと言う怪人形態になっている。

所見;『重機』の力を手に入れたわがまま幼女。ロリーナの手によって胸を極限サイズまで巨大化された事を至福と考えており、以来彼女の事を『おかあさま』と呼んで慕っている。その破壊力は随一とまでされており、敵だと気付かれないように美幼女の姿で近付いて攻撃する、子供の皮を被った悪魔のような子である。By;文化者エージェント・ナッノ

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