表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おっぱい×戦隊シリーズ  作者: 帝国城摂政
超乳戦隊ニュウ・ギガレンジャー

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

39/68

サイドストーリー「グローバルファーム」(3)

 乳房帝国ネームネーム界外支部の支配する世界の1つに、ディガンマ次元と呼ばれる場所がある。そこで学ぶ事はないと判断した彼らはそこを便利な置き場として利用していた。


 ユシー・フランケンシュタインシェイドは傀儡師を意味する『パペディアー』のメモリを使って生まれたモンスターであるのだが、『パペディアーシェイドという名前って地味で仕方がないですね』と言って勝手にフランケンシュタインという名前に変えた変わり者である。


「はぁ~、またしてもあの次元ですか。

 全く、本部があるからなのは仕方がないんですけれども、それでももう少し頼るのを少なくして欲しいんですけれども」


 かけている眼鏡をクイッと指であげると、そのままパソコンに左手を向けていた。パソコンに向けられた左手から極細の透き通るように綺麗な糸が入って行く。


「次の作戦のために専用ネットワークの構築が必要だからって、こんな辺境の地に引き籠っている奴に頼む事なのかね? もっと近場に良い奴が居ないのかねぇ」


「オー! それは皮肉デース? 電脳の傀儡師たるフランケンシュタインシェイドさん?」


「……ワタシもそうオモいます。このふぉっくすしぇいどもドウイケンです」


 そう言って現れたのは牛の角を生やしたぼよよんと激しく揺れる身長と同じくらい大きな胸を隠しきれていない牛柄のマイクロビキニを着た天牛女官モーウ・ボイーネと、禍々しい数珠を付けた藍色のドレスを着た銀色の美しい毛並と綺麗な尻尾を生やしているフォックスシェイドの2人が現れていた。2人の後ろには多くの貧乳女性達が牢獄に入って連れて来られていた。


「あなた以上のハッカーは居ないはずデース! フランケンシュタインシェイド」


「ネットが通じているならば国を越えて、次元を越えてでも繋げる事は出来る能力ですが、一応私はディガンマ次元にて隠居した身なのでね。なにかに関わるという事自体、億劫になってしまっているんですよ」


 左手から出る糸を動かしながらネットワークをものの数分で完成させたフランケンシュタインシェイドはと言うと、そのまま糸を巻き戻して2人に向き合う。


「……で、その貧乳のバーゲンセールみたいのはなにですか? フォックスシェイド?」


「これはテンギュウジョカンもーう・ぼいーねのボニュウをスわせるコトによってウシムスメとカすためにシイれたオンナタチです。

 イマはキツネのゲンソウによってココがこすぷれカイジョウだとオモわせてますが……」


 しゅんとした狐の尻尾を見て、フランケンシュタインシェイドは「はいはーい」と嫌々ながら微笑みを浮かべていた。


「あー、はいはい。分かったよ、ちょっと待ってろ」


 そう言って今度は右手から黒く濁っている糸を放って貧乳達の頭に糸を刺していく。糸を刺すと、途端に彼女達の眼から黒目が消えて、そのままガタッと落ちて行く。


「とりあえず、このまま牛娘になっても大丈夫だという暗示をかけて置きます。とりあえずは、そんな感じでオーケーですか?」


「おおっ、オーケーデース! 後、これもやっておくデース。あぁん♥」


 モーウ・ボイーネは自分の乳首にパイプを付けてそこから大量の母乳が上から下へと流れて行きつつ、貧乳女性達にモーウ・ボイーネの母乳が染みこんで行く。


「あっ……」

「あぁ……」

「あぁん♥」

「いやん♥」


 母乳が染みこむと共に彼女達の胸元がまるで水を吸ったスポンジのように大きく膨らみ始めており、そのおっぱいは確かな質量を持って自己主張を始めている。そして身体の真ん中に大きく自己主張して張り出していたそれは、身体全体よりも大きくなろうと広がっていた。

 膨れ上がると同時に彼女達は艶やかな色っぽい奇声を上げており、フォックスシェイドは「サスガ、です」と嬉しそうな声をあげていた。


「また牛娘が増えてしまった……。もう既に100人を越えている気がするよ。本当に」


「オー! 流石はフランケンシュタインシェイドなのデース!」


「……君の能力も大きくなると同時に牛になっていく、のではなくてただ胸を大きくするだけに止めて欲しかったよ。

 糸によって牛になってるという洗脳をしなければ、牛娘のままにならないってどうかなーって思うよ」


 そう言いながらフランケンシュタインシェイドがボタンを押すと、別の部屋に捕らえられている牛娘達が大量の母乳が搾り取られていた。


「私はディガンマ次元の、超乳女性達を作りまくるという世界が、タイラ様に受けられなかった時点でもうネームネームの仕事をする気はないんだよね。

 忘れてたよ、多くの超乳女性達を作ってもダメなんだよね。

 そう、タイラ様のために大きく膨らませなくてはいけなかったんだから」


 そう語るフランケンシュタインシェイドの瞳は悲しみに満ちているようで、何も映し出しては居なかった。

ユシーモンスターNo.30

〇ユシー・フランケンシュタインシェイド

所属区分;ネームネーム征服世界ディガンマ次元設備主任

使用者;実験体P-98『メーカー』、メアン・シェタイン

外見;金色の眼鏡と白い猫耳フードの付いた洋服、右手の黒い穴抜き手袋と左手の白い穴抜き手袋の2つを持つHカップのクールな美女

所見;電脳を支配する左手の糸と人間の精神を操作する右手の糸の、2つの色違いの糸を使って対象を操る力を持つ。ネットワークを操る事に関しては人並み外れた才能を持っており、なにかに疲れてしまった浮世離れした完成を持っている。By;文化者エージェント・ナッノ


ユシーモンスターNo.31

〇ユシー・フォックスシェイド

所属区分;混雑使徒マリネの部下

使用者;実験体F-05『マモン』、狐里秋華(きつねざとしゅうか)

外見;禍々しい数珠を付けた藍色のドレスを着た銀色の美しい毛並と綺麗な尻尾を生やしており、白地に赤い裾の巫女服を着たJカップの超乳の狐幼女

所見;七つの大罪の『強欲』を司る狐のユシーモンスター。札を使う呪術と変化の妖術を使い、主に火炎的な能力を好んで使っている。マリネの事を心底慕っており、彼女の事を母親のように愛しており、喋りもどこか子供っぽい。By;文化者エージェント・ナッノ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ