閑話:レベルが下がればスープ屋が儲かる
先に掲示板回を上げていますので、気になる方はそちらからどうぞ。
それは、質問した側からすれば何気ない言葉だった。
「この辺で美味い飲み屋って知らね?」
「飲み屋…… ですか。申し訳ありません、ボクもこちらには来たばかりなので」
「そっか。変なこと聞いて悪かったな」
レベルドレインやカード発行に関する質疑応答が一通り終わり、後は客を送り出すだけというタイミングでの質問だったので、少々驚いたのは事実だ。
スータットに来たばかりというのも本当のことで、普段は用事が無ければ店から出ない事もあって、「美味い飲み屋」と言うのはデシレの記憶にはない。が、ここで会話を終わらせてしまうのは高級娼婦の名折れである。
カードを作って貰ったとはいえ、客がリピーターになってくれるかどうかは結局のところ顧客満足度に依存する。客が心地良く感じる会話術というのも、娼婦の嗜みであった。
「お客様は、普段どのような店でお食事されているのですか?」
「んー、俺もこっち来て1週間程度だしな。適当に目に付いた店に入るか、知り合いがやってる屋台に行くか位しかないな」
「お知り合いのお店…… ですか」
「ああ、職人街の方で異邦人の知り合いが食い物屋の屋台やってる。つーても、そっちも知り合ったばかりだが」
「へぇ、こちらに来て1週間で店を構えられるなんて、優秀な方なんですね」
店長がこの『レベルドレイン』を立ち上げるのに非常に苦労したという話は、何度も聞いた事がある。成年エリアの娼館と職人街の屋台では種類も規模も違うが、それでも異郷で商売を行うというのは並大抵の労苦ではなかろうと思われた。
雇われ店員であるデシレからしてみれば、自分の腕と甲斐性で店を立ち上げるというのは素直に賞賛の対象であり、そこから少し話は弾んで、店の情報をゲットしたのだった。
さて、店の場所を教えて貰ったなら、一度は足を運んでおかねばなるまい。
娼館の客というのは大なり小なり承認欲求を持ち合わせている事が多いので、「自分の話をちゃんと聞いて貰えた」というのは喜ばれやすい。「教えていただいた店に行ってみました」と言うのは、アピールとしては悪くない。
「異邦人がやってる店だから、いつも開いてるかは分からんけどな」とも言われてはいるが、「行ってみて開いてませんでした」というのと「行ってません」では天地の開きがある。「客が来るまで口を開けて待っているだけの雛鳥を、娼婦とは呼ばない」と言うのが店長の方針であり、レベル2になったばかりのデシレも積極的に動く必要がある。
と言う訳で、翌日、店長に外出許可を貰って早速屋台へ行ってみることにした。
カードを作って貰ったということは、昨日の客は週に2回は店に顔を出すということだ。料金表を見て難しい顔をしていたので連日通い詰めと言うことはなさそうだが、だからと言って悠長にしていて良い訳でも無い。幸い、昨日降っていた雨は今朝には止んでいた。出掛けるのに不都合はない。
【隠形】効果のあるローブをしっかり羽織り、フードも目深に被って店を出る。これはこれで怪しい出で立ちだという自覚はあるが、まあ悪魔族であることを喧伝しながら歩くよりは遥かにマシだ。そのまま、地図を頼りに成人向けエリアを出て職人街へと足を運ぶ。教えて貰った通りに進んでいけば、程なくして目当ての屋台は見つかった。
深緑の鱗を持つ竜裔が、寸胴をかき回している。デシレの常識からしてみると竜裔が商売をしているというのはかなり奇妙な光景なのだが、それを言えばそもそも娼館で大人しくサービスを受けているというのも相当あり得ない話なので、この際その辺は忘れることにする。「異邦人は奇妙な連中が多い」と言うのは聞いていたので、そういうものなのだろう、多分。
どうやら、スープを売っている店のようだ。大分安いので、家に帰る前に軽く腹に入れていく事を想定しているのだろうと思われた。
「お、いらっしゃい」
店の前に立つと、店員の方から声を掛けてきた。【隠形】は継続しているはずなので、恐らく【気配察知】か何かのアビリティを持っているのだろう。
全身を覆い隠すような格好については言及されなかったので、少しホッとする。デシレは知らないことだが、VRMMOのプレイヤーというのは奇抜な格好をした者が珍しくないため、全身をローブで覆い隠している程度では「怪しい奴」認定などされないのだ。
「あの、スープを戴けますか」
「はいよ。追加料金でうどんを入れられますが、どうします?」
「ウドン…… ですか」
「えーと、小麦粉と塩を練って作った麺です。スープだけだと腹にたまらないんで、食事にするなら入れてみても良いかと」
メン、と言うのがよく分からないが、小麦粉を練って作るということは水団の仲間だろうか。追加料金と言っても大した値段ではないので、入れてみても良いかと思う。まさか、小麦粉と塩でそうそうおかしな物も出来ないだろう。
意を決して口を開きかけたとき、横から元気な声が聞こえてきた。
「ゲッさん、チーッス」
「ゾッフィー、チーッス」
声のした方を見れば、赤毛の鼠人族の少女が駆けてくる所だった。店主と親しげにしていると言うことは、知り合いなのだろうか。後ろから、彼女を追いかけるように金髪の鳥人族と甲虫族もやってくる。かなり奇妙な組み合わせだが、彼等も異邦人なのだろうか。
「もー、ちょっと仲良くなるとすぐ調子乗るんだから。ゲッコーさん、すいません」
「ハハハ、MMOなんて人付き合いしてナンボのゲームだからな。これくらいは構わないよ」
「せやせや、ハルは難しゅう考え過ぎやねん。そんなやから、背ぇ伸びひんねんぞ」
「ちょっとデカいアバター選んだからって、調子乗んな」
「オウッフ、ええパンチ持っとるやんけ」
急に屋台が騒がしくなる。少し疎外感を覚えながらも、3人がウドン入りを注文するのを横目に眺めていた。どうやら、彼等の間ではウドンは珍しい物ではないようだ。
注文を取り終わった店主が、こちらに向き直る。
「すみません、ほったらかしにしちゃって。お客さんはどうします?」
「じゃあ、ボクもウドン入りをお願いします」
注文して、店主が調理に入るのを眺めていた。スープとは別の鍋で茹でている、アレがウドンだろうか。欲張りが紡いだ太すぎる毛糸みたいな形をしているが、何故あんな形をしているのか謎だ。
それなりに興味深く眺めていると、ふと横から視線を感じる。辿って見れば、先程の鼠人族の少女がこちらを見つめていた。目が合うと、ニカッと笑って自己紹介をしてくる。
「アタシ、ゾフィー。よろしく!」
「あ、デシレ、です。よろしく……」
右手を差し出され、戸惑う。握手の習慣は悪魔族にもあるが、「悪魔と握手する」というのは自ら破滅に向かう人間を嘲笑う為の慣用句だ。目の前の少女は、それを知らないのだろうか?
鳥人族が申し訳なさそうに頭を下げているのが目に入る。つまり、しろと言うことか。結局は圧力に負けて、右手を差し出した。ガッシリ掴まれ、ブンブンと振られる。鼠人族にしては力が強かった。後ろに居た二人も自己紹介をしてくる。
「ウチの妹がすいません。ゾフィーの兄のラインハルトです。よろしくお願いします。」
「だから、気にしすぎやっちゅーねん。あ、カブータスいいます。よろしゅうに」
ラインハルトの言葉に衝撃を受ける。一族から追放された人間が寄り集まって非血縁氏族を作るというのは聞いた事があったが、彼等もその類だろうか。それにしては、悲壮感のような物は全く感じられないが。
ゾフィーは気にした様子もなく言葉を続けた。
「こっちの人も、うどん食べるんだね」
「実は、ウドン食べるのは初めてで……」
「えっ? お箸は大丈夫なの?」
「一応、現地人用にフォークもあるぞ。ってな訳で、お待ちどお様」
会話に割って入るように、店主が注文の品を出してきた。実のところ安いからあまり期待していなかったのだが、深めの器には肉団子がゴロゴロ入っていて得した気分になる。
肉団子の下に沈んでいる白い物がウドンだろう。店主の言うとおり妙に間の広い二叉のフォークが付いているが、これでは突き刺すのは難しそうだ。戸惑っていると、ゾフィーが手本を示すように食べ方を見せてくれる。
「こうやってお箸でうどんを摘まんだら、口の所まで持ち上げて……」
言葉通り、二本の細い棒で器用にウドンを摘まみ上げると、それを口まで持っていってチュルチュルと啜り上げる。面白い食べ方だとは思う。
横から、店主が「フォークだと摘まめないんで、引っかけるようにして口元まで運んで、あとはゾフィーと同じように啜って下さい」とアドバイスしてくれたので、その通りにしてみる。水団に齧り付いたときの様な満足感はないが、これはこれで口の中にするする入ってきて面白い。
しばらく、夢中でウドンを口に運ぶ。
「うーっす。ゲッコー、ワニ要らんかねワニ」
「うす、下の人か。ワニは欲しいけど、金がない」
「ワニやるから、うどんくれ」
「寸胴ごと頭からひっかけりゃ良いのか?」
温かいスープを啜って幸せな気持ちになっていると、昨日のお客様――たしか、オズ悪人という名前だった――がやって来た。彼から紹介された店なのだから、彼が来るのは不思議ではないのだが、鉢合わせするとは思っていなかったので少し気まずい気持ちになる。他の客とも顔見知りらしく、親しげに挨拶をしていた。
いち早く食べ終わったゾフィーが、そのままオズの背中に登って行く。竜裔はプライドの高い種族で、背や肩に乗りかかられる事を何より嫌う。それこそ鳥が止まったのにすら激昂すると言うから、これから予想される惨劇に思わず身を固くした。
が、予想されたような事は一切無く、オズの方は「ご飯食べる場所ではしゃがないの」という常識的な注意をするに留める。ゾフィーの方も素直に反省したようで、「ごめんなさい」と謝ると大人しく下に降りた。そのまま、親しげに会話を始める。
「で、調子どうよ?」
「絶好調! オッさんは?」
「オッさん、ゲームやってる時は大体絶好調よ。ついさっきレベル16に上がったし」
「なんで下がってんだよ!?」
聞こえてきた会話に、思わず噴き出しそうになる。彼は、昨日の夜にレベル17から1へと下がったばかりだ。その状態から、1日足らずで16まで復帰している訳で、中々に尋常なレベルアップペースではない。まあ、後半になればその程度は朝飯前に出来て貰わないと困るが、それでも今からそのペースというのは少々心配になる。
そんなことを考えている内に、先に来た3人は用事があるらしく去って行った。店には、デシレとオズだけが残される。しばらくオズは店主と何やら話し込んでいたのだが、店主が調理に取りかかるとこちらに話しかけてきた。
「うす。昨日ぶり。って、店の外で話しかけて大丈夫か?」
「こんにちは。ボクの方は問題ありませんけど、お客様の方は大丈夫なんですか?」
「別に、『こういう関係です』って喧伝しながら歩く訳でもないしな。常識的な会話をする分には問題無いだろ。ただ、外で『お客様』ってのは止めて欲しいが」
言われて、少し考える。デシレ自身は自分の職業を恥じるつもりは無いが、それとは別に世間一般で売春婦というのがどういう見られ方をしているのかは理解している。関係性が明るみに出た際、オズに一定の社会的ダメージが入るというのも理解はできるので、素直に従うことにした。
「では、外で会ったときは『オズさん』と呼ぶことにします」
「それで頼むわ。で、どうだった、この店は?」
「あ、美味しかったです。故郷でお肉ってあんまり食べられないので、肉団子が多いと嬉しいですね」
「え……」
デシレからしてみれば何気ない一言だったのだが、言われた方は違う受け止め方をしたらしい。見れば、丁度注文の品を持ってきた店主も同じような表情をしている。肉食獣にとっては、『肉が食えない』と言うのは飢饉レベルの大事であるらしかった。
慌てて、故郷の弁護を試みる。
「あ、いや、違うんです! 卵を産まなくなった鶏を潰したときはお肉食べられますし、普段はお豆とか卵とか、ちゃんと食べてるから、タンパク質とかは問題無いんです!!」
デシレからしてみればこれ以上無いくらい完璧な説明だったのだが、竜裔二人はそう思わなかったらしい。
やがて、オズの方が搾り出すように言葉を発する。
「……ゲッコー、ワニをもう一匹付けるから、この子に腹一杯食べさせてやって」
「……はいよ」
そういう事になった。解せぬ。
流石に、スープの代金としてワニ2匹は過剰だったらしく、結局は大きめのスープ缶になみなみ注がれた肉団子入りスープを持って帰ることになった。
中身の入ったスープ缶はデシレの持てる重さではないため、オズが店の前まで運ぶことになる。途中まで連れ立って歩いていたのだが、デシレの歩みが遅いと言うことで、オズに乗っていくことになった。あちらから言い出した事であるし、ゾフィーの例もあるので心配要らないと頭では分かっていたのだが、それでもその背に乗るのは少し勇気が要ったが。
一度乗ってしまえば、後は快適だった。速いし楽ちんだし乗り心地は意外と良いしで、これはこれで癖になりそうで困る。そう時間も掛からず、店の前に到着した。
「どうも、ありがとうございました。お店に寄っていかれますか?」
「いや、金がないんで遠慮しとくわ。料金取らずに同伴入店なんぞしたら、お前さんの立場も悪くなるだろうしな」
「あ、はい。では、またのご来店をお待ちしております」
しばらくオズを見送った後、さてどうやってこのスープ缶を持って入ろうかと思案した所で、急に後ろから声を掛けられる。
「料金取らずに同伴入店すると、アナタの立場が悪くなるのよ。知ってる、デシレちゃん?」
「うわっ、て、店長!?」
いつの間にか、すぐ真後ろに店長が立っていた。台詞から察するに、最初から見ていたらしい。一気に肝が冷える。
店長は、何でもないような素振りで言葉を続けた。
「お客様に気に入られるのは喜ばしい事だし、お客様に甘えるのも構わないわ。甘えるって言うのは、お客様に甲斐性が有るっていうのを証明することだから。
でも、それとアナタがサボるのは全く別よ。分かるわね?」
「ハイ!」
直立した姿勢で返事をする。というか、それしか出来ない。
しばしの沈黙の後、店長が嘆息する。
「分かればよろしい。
あーあ、我ながら説教オバサンみたいで嫌になるわ。店長なんて、なるものじゃないわね」
後半は明らかに愚痴だった。肯定も否定も出来ずにデシレが固まっていると、店長は足元のスープ缶を指差して問うてくる。
「ところで、これなあに?」
「あ、肉団子スープです。故郷でお肉が貴重だと言ったら、さっきのお客様が持たせて下さって……」
「あ、そ。じゃあ、中に運んじゃいましょうか」
そう言って、スープ缶を持ってさっさと歩いて行ってしまう。追従して歩く店の裏口までの数十メートルは、生きた心地がしなかった。
店に入った後で、「分け前」と称してスープの2/3程を取り上げられた。そのまま、上位淫魔の先輩方に振る舞われるそうだ。娼婦というのも何だかんだ縦社会な部分はあるので、それについては文句はない。どうせ、自分一人では食べきれなかっただろうし。
ようやく自分一人で持てる重さになったスープ缶を抱えて、控え室に入る。先に居た数名の小悪魔の先輩が出迎えてくれた。
「ただいま戻りました」
「あ、デシレ。おかえりー」
「そう言えばアナタ、カード作ってくれるお客様が付いたんだって?」
「あっ、聞いた聞いた。そのお客様って、トカゲなんでしょう!?」
「えっ、トカゲ!? デシレ大丈夫なの!?」
「痛いこととかされてない? 何かあったらスグ先輩か店長に相談するのよ!?」
小悪魔で娼婦の彼女らは娯楽に飢えているので、噂話というのはすぐ広がる。あっという間に取り囲まれ、質問攻めにされた。
竜裔の他種族の女に対する扱いなんて大体決まっていて、食われるか犯されるか、食われながら犯されるかしかない。店長や上位淫魔の先輩がいるので滅多なことにはならない筈だが、それでも先輩方が心配するのも無理からぬ事でもある。
ただ、昨日今日とそれなりに良くして貰っていて、言われっぱなしにするというのもデシレの女が廃る。即物的な方法で弁護を図る事にした。
「丁度、そのお客様から差し入れの肉団子スープを戴いたんですけど、先輩方も召し上がりませんか?」
「「「「「え、お肉!?」」」」」
訂正、小悪魔で娼婦の彼女らは、娯楽とお肉に飢えている。
翌日。ゲッコーは困惑していた。
昨日来てくれた、現地人のお客さんがスープ缶を返しに来てくれた。それは良い。オズとの会話を聞くとはなしに聞いていて、どんな身分かは察せられたので、ローブとフードで全身を覆い隠しているのも、まあ仕方が無いかとは思う。ただ、それが十数名ズラーッと並んでいるとなれば話は別だ。
いくらプレイヤーから見て全身覆い隠している程度は普通だと言っても、同じ格好の人間が一カ所に集まっていればまた話は別で、黄昏時にこのビジュアルは、控えめに言って後ろ暗い連中の聖地巡礼にしか見えない。
昨日のお客さんが、代表して状況を説明してくる。
「あの、昨日戴いたスープを先輩方に振る舞ったら、皆さん気に入ってくれたらしくて……
とりあえず、人数分のスープを戴けますか。あ、ボクの分はウドン入りで」
「ウドン!? なにそれ!?」
「ちょっとデシレ、それはズルくない!?」
「あ、ウドンって言うのは――」
見た目は怪しい宗教団体みたいだが、中身は年頃の少女であるためキャイキャイと姦しい。
慌てて説明しているデシレの横をすり抜け、待てなくなった少女達がお金を渡してくるので、それと交換するようにスープを渡していく。
こうして、ゲッコーの屋台は現地人リピーターを獲得する事に成功したのだった。
感想欄でいくつか質問戴いてたので、答えて問題無いのだけ答えておきます。
Q1.女性用レベルドレインの施設って有るの?
A1.有ります。実を言うと、アビリティとしての【レベルドレイン】は性交渉を必要としないので、その気になればエステサロンだろうがボクシングジムだろうが店舗展開は可能です。店舗としての『レベルドレイン』が高級娼館という形を取っている理由は、また後ほど。
また、当然ですがフィールドでモンスターが仕掛けてくるレベルドレイン攻撃は、18禁的なものではありません。
Q2.ゲッコーの屋台に来てたのって店の中堅どころまで居る?
A2.全員小悪魔になります。つまり、新人ですね。『レベルドレイン』は新人の占める割合がそこそこ多いです。
理由はいくつかありますがネタバレに抵触しない範囲で言えば、悪魔族の故郷の食糧事情はデシレが語ったとおりなので、売春行為に抵抗のない子は積極的に『レベルドレイン』へと引き入れています。




