表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/105

その日は朝から雨だった

 身体の中に降りしきる雨の感触で、ログインした事を知覚する。

 ログイン後も聞こえてくる雨音を不審に思って窓の外を見れば、なんと本当に雨が降っていた。思わずログインするゲームを間違えたかと思ったが、手を見ればびっしり生えた鱗と鉤のような爪が目に入る。ならば、このゲームはミリオンクランズ・ノーマンズで間違いあるまい。

 VRMMOにおいて、天候の変化があるゲームというのは非常に少ない。大抵のプレイヤーは雨に濡れる事を嫌うし、そうでなくとも視界が悪くなったり足元が滑りやすくなったりとマイナス面が多いので、プレイヤーに余計なストレスを与える要素として不評な事が多い。一部のプレイヤーなどは、「雨が降るゲームはクソゲー」とまで言い切るほどだ。

 一応、雨が降っても濡れないなど一部配慮したシステムを取り入れたゲームも過去にはあったのだが、やはり視界が悪くなるのは避けられないし、それらのデメリットを削るのであれば「じゃあ最初から入れなきゃ良いじゃん」となるので、大抵のVRゲームは天候の要素は省いている。もっとも、何事にも例外はあり、例えばアクションゲームやスポーツゲームではワザと天候要素を取り入れ難易度調節をしたりするし、ギャルゲーではクリスマスに必ず雪が降るようになっていたりするが。

 オズの知る限り、βテスターの報告に天候の要素は無かったし、サービス稼働から今日まで毎日晴れていたので、てっきりミリオンクランズ・ノーマンズにおいても天候の概念は無いと思っていたのだが。

 まあ、世界観という面で言えば、色んな天気があった方がリアリティは増すのだろうが、果たしてそれが「ゲームに必要か?」と言われれば、首をかしげる所である。


「さて、どうすっかな」


 所々に水溜まりの出来た石畳を窓越しに眺めながら、独りごちる。

 昨日の内に樹精の森のイベントは攻略できたので、今日の予定は無い。強いて言えば、イベント報酬だった【精霊召喚】の使い勝手を試してみようと思っていたのだが。まあ、これは雨が降っていても可能だろうから、後は雨の中で外に出るかどうかという問題になってくる。

 雨によるメリットデメリットはいくつか考えられるが、そもそも情報収集をしていないオズが頭を捻った所で、考えられる要素はたかが知れている。そもそも、「未知の世界を冒険する」感覚を味わうために情報絶ちをしている訳で、アレコレ考えるよりは体験した方が速いだろうと言う事で、そのまま外に踏み出した。

 雨はそこそこ強く降っており、外に出ると顔に雨粒が打ち付けてきた。雨粒一つ一つの感触をちゃんと認識できるので、運営も相当気合いを入れて天候要素をシミュレートしているらしい。

 意外にも、濡れるのはそこまで不快では無かった。全裸なので服が濡れて身体に張り付くような事は無いし、体毛も生えていないのでそちらも同様だ。鱗が雨を弾いてくれるのもあって、リアルよりは数段快適である。

 ただ、足元に関してはやはり少々不安が残る。普通に歩いている分には滑って転ぶような事は無いが、これが戦闘となれば、何処まで踏ん張れるか怪しい物だ。オズの恐竜脚は設置面積という点では人間型の足に大きく劣る。靴を履いて滑りにくくするような事も出来ないので、立ち回りには慎重さが求められるかも知れない。

 ひとまず、実際に戦闘をして感触を確かめようと言う事で、街の外へと向かった。



 オズが向かったのは、沼地のフィールドである。NPC達にはワンプ湿原と呼ばれている場所だ。

 あそこに出るモンスターは、蛙に亀、それに蛇と、およそ水に強い種族ばかりだ。この雨の中でも活動しているだろうし、むしろ晴れの日よりも元気かも知れない。

 天候の要素がモンスターの活動に影響するのかどうかも分からないが、どうせなら雨で強くなりそうなモンスターと戦ってみたい。オズの種族レベルも大分上がってしまっているので、沼地だとヌルゲーになる可能性もあるが、その時はさっさとボスを倒して先に進めば良いだけだ。

 雨の平原を、泥を蹴立てながら走り抜ける。やはり雨の中で狩りをしたいプレイヤーというのは少ないのか、平原はかなり空いていた。オズの巨体が走り抜けても、コース取りさえ間違えなければ他人の邪魔になる事も無い。

 雨で地面が柔らかくなっており、全力疾走をすると滑りそうなのでスピードを抑えめにしたのだが、それでも20分程で沼に着いた。初日に移動したときには1時間半程かかっていた事を考えれば、かなり移動時間が短縮できている。この移動速度は、竜裔の利点だろう。

 沼は、そこそこ混んでいた。考える事は皆同じなのか、パーティを組んで蛙や亀を狩っている人間が多い。

 一応、ゴブリンもPOPしては居るのだが、大抵のプレイヤーは無視するか寄ってきたら通常攻撃ですり潰すかしている。雨の中でもゴブリンが活動しているというのも少々意外だったが、扱いの雑さについては「やっぱそんなもんだよな」と言う感想しか出てこない。

 オズの方にも何匹か寄ってきたので、石コロを投げつけて処理した。【解体】アビリティでドロップアイテムに替えれば、ゴブリン一匹につき大体2~3個の石コロが手に入る。投げる石コロの数より手に入る石コロの数が多いというのは、本来なら喜ぶべきなのかも知れないが、どうにもそんな気分にはなれないのだった。

 気を取り直して、お目当ての蛙を探す。雨で活動が活発になっているのか、そこそこプレイヤーが居る中でも獲物に困らない程度は湧いている。アクティブモンスターなので、近寄るだけで襲いかかってくるのも都合が良い。攻撃のために舌を伸ばしてきた所を、逆に引っ掴んでたぐり寄せ、そのままぶん殴って沈めてやる。

 狩ってから思い出したのだが、オズが前に蛙と戦ったのはまだ種族レベルが一桁の時だったので、条件が違いすぎて蛙が強くなっているのかどうかサッパリ分からない。そもそも、あの時はまだ動きをモーションサポートに頼りきりだったので、自由に動ける今だと同じ攻撃でも対処のしやすさが全く違うのだ。

 亀も同様で、いつぞやの様に水中からいきなり足を引っ張ってきたのだが、逆に引きずり出して首を落とすのも容易い。蛇に至っては、足元に巻き付こうとするのを踏みつけるか、飛びかかってくるのを引っ掴んでそのまま首を折るかの二択で、半ば作業と化している。狩りとしては安定しているが、ゲームとしてはあまり面白くは無い。

 周囲を見れば、そこそこ苦戦しているプレイヤーも見掛けるし、POPする数自体は明らかに増えているので、恐らくは強くなってはいるのだろうが。やはり、オズのレベルが上がりすぎているのだろう。


「こりゃ、さっさとボスに行った方が正解か」


 何度か戦闘をした後、そう結論付ける。何度か試してみたが、どうにも雨の日特有の攻撃をしてくるようなモンスターは居ないようで、特に厄介な攻撃を食らう事も無く、HPは【調息】さえしていれば問題無い程度しか減らない。

 発見らしい発見と言えば、蛙と蛇が意外と美味い事くらいだった。現実でも食用になったりするためか、ゴブリンとは比べるのもおこがましいレベルで味が良い。泥抜きをしていないため臭みはあるが、それでも食うのが苦行ではないというのは素晴らしい。蛇は食うと高確率で毒になるが、それも【悪食】のレベル上げと考えれば悪くは無い。食い物に困ったら来るのも良いかもしれない。

 まあ、今は懐にもそれなりの余裕はあるし、今日の目的は戦闘なので、そのままボスエリアを目指す。沼地で歩ける場所が限られている分、ルートも割り出しやすい。例によって事前情報は全く仕入れて居なかったのだが、それでも1時間ほどうろつけばボスエリアまで辿り着いた。特に準備をするような事も無いので、そのままポータルの横を通り抜けてボスエリアへと足を踏み入れる。



 ボスエリアは、広大な沼地だった。

 恐らく、半径50メートル程の円形で、全域が沼になっておりこれまでのフィールドにあったような歩行可能な地面は無いが、所々に巨大な蓮の葉の様な物が浮いていた。体重の軽い者なら、アレを足場に出来るのかも知れない。

 水深もそこそこあり、オズでも足の抜き差しに苦労する程度には深い。身長3m越えの竜裔でこれだから、中型種族だと下手すれば膝上まで埋まるだろうし、小型種族なら満足に動けなくなる可能性もあるだろう。

 ボスは、そんな沼地のど真ん中に鎮座していた。一際大きな蓮の葉の上に、どう考えても浮力が足りなくなるだろうと思われる巨大な蛙が座っている。座っているため正確な身長は分からないが、恐らくはオズと同程度、3m以上あるだろう。強いて言えば鳥獣戯画的な姿をしており、棍棒と見紛うような巨大な煙管(キセル)を持ってこれ見よがしに煙を吹いている。喫煙表現に厳しいこのご時世に、中々珍しいキャラだ。

 近付いてくるオズに気付いたのか、大蛙は煙管の中の煙草を灰入れに捨て、ゆっくりと立ち上がる。ふてぶてしい態度だが、個人的にこういうのは嫌いでは無い。相手が戦闘態勢を整えるまで待っていた。


「ゲゴ」


 大蛙が一声鳴き、そのまま舌を伸ばしてくる。速度、距離共に雑魚蛙よりは上だが、それでも散々見た攻撃で、慌てるような物でも無い。雑魚と同様に、掴んでそのまま引いてやる。が、それが間違いだった。

 大蛙は、なんと自ら跳んでオズへと肉薄してきたのだ。思い切り引っ張ったのがスカされ、こちらの体勢が若干崩れる。そのまま、舌を掴んだ方の腕を煙管で思い切りぶん殴られた。ミシリ、と骨から嫌な音が響いて、握力を失い舌を離してしまう。続けざまに、脇腹めがけて煙管の一撃が飛んでくる。咄嗟にバックステップで避けようとしたが、沼地で足を取られて満足に距離が出せず、モロに食らってしまった。

 してやられた。レベル的に格下だからと甘く見たつもりは無かったが、やはり何処かに慢心があったのだろう。相手はボスなのだ、雑魚と全く同じ攻撃パターンで襲ってくる筈もない。当然と言えば当然だがここは相手の縄張りで、大蛙は沼地でも自由に跳んだりはねたり出来るらしい。先程の攻撃力と合わせて考えると、今のオズにとっても難敵と言って良いだろう。


「そうそう、こういうのが良いんだよ、こういうのがさぁ!」

「ゲゴゲゴゲゴ!」


 戦闘がしたくてこのフィールドに来たのだから、難敵は望む所だ。ソロなら、他人に邪魔をされる事も無く思う存分殴り合える。

 腕は《ライトヒール》で治療し、そのまま泥をかき分けて大蛙へと向かう。普段からすれば哀しくなるくらいの遅さだが、大蛙は逃げもせずに迎え撃つ構えを見せた。

 大蛙が、再び舌を伸ばす。今度はそのまま叩っ切る勢いで爪を振るうが、大蛙は器用に舌を引っ込めてそれをかわした。距離を詰めて振るわれる煙管を、横から叩いて軌道を変えてやる。そのまま手首を捻って投げてやろうとすれば、再び大蛙が跳んだ。今度は、飛び付きの腕十字を決めてこようとするのを、竜裔の腕力で無理矢理持ち上げ、そのまま沼地に叩き付けてやった。

 下が泥なので大したダメージは無かったようだが、技を返されてプライドが傷ついたのか、大蛙の雰囲気が変わる。オズとしても、そうで無くては困る。折角のボス戦だ。「相手が舐めプしてる間に畳みかけて潰しました」なんていうのは、攻略としては真っ当だろうが面白くは無い。


「来いよ、蛙野郎!」

「ゲゴゴゴゴ!」


 そこからは、文字通りの泥仕合だった。真っ正面から殴り合ったかと思えば、投げや関節技に持ち込んだり、引きずり倒して殴り合ったり。お互い、相手の打撃や関節技をまともに食らうほど間抜けでは無く、下が沼地のため投げは決定打にならない。沼地の移動を苦にしない大蛙は、むしろ積極的に投げられて攻防の仕切り直しをしてくる。どうも、大蛙はかなり高度な格闘戦のAIが組まれているらしく、格ゲーに慣れて居るオズからしても油断できない。

 反面、その巨体故かそれとも沼地に居る雑魚蛙を相手にしていた故か、自分と同程度の体格を持った相手との戦闘経験に乏しいらしく、力尽くで技を外したりすると対処できない事が多い。成る程、沼地に居ながら井の中の蛙らしい。敵の弱点さえ分かってしまえば、そこを基点に攻略法を編み出すのはオズにとって得意分野だ。なにせ、相手の嫌がる事を進んでする事から「卑怯全一」と呼ばれた事もあるくらいだ。「ズルい」はVR格ゲーマーにとっては褒め言葉である。

 相手の組み付きをわざと許し、諸共に倒れ込んだ所で足をロックして逃がさないようにした後、腕の力だけで強引に殴りつける。竜裔の長い腕と恵まれた膂力なら、多少みっともなくとも殴ればダメージは入れられる。蛙も煙管で殴り返してくるが、お互い不完全な状態でのダメージレースなら回復魔法を使えるオズに軍配が上がる。【調息】と《リーフヒール》《ライトヒール》を使いながら、ひたすら蛙を殴り続けた。

 そうして、しばらく殴り続けた後。大蛙の様子が急変した。それまでアマガエルのような緑の体色だったのが、急に赤色に変わったのだ。HPが減って、発狂モードに突入したのだろう。

 ヤバイと思ったが、相手を逃がさないように足をロックしていたのが災いした。大蛙は急に煙管を咥えたかと思うと、胸が膨らむほど大きく吸った後、口から勢いよく煙を吐き出した。至近距離でからの煙が、モロに目に入る。瞬間、目の前が真っ暗になる。自分のステータスすら確認できないが、恐らくは「盲目」の状態異常だろう。

 そのまま胸に強い衝撃を受け、足のロックが外される。


「マッジいな、こりゃ」


 VR格ゲーには目潰しはあっても回復魔法は無いから、目が見えない状態で戦うのはこれが初めてでは無い。むしろ、経験だけで言うなら大分慣れていると言って良い。

 ただ、だからと言って目が見えない不利を覆す手段があるかと言えば、そんな物は無い。《キュア》はまだ覚えていないので、状態異常を治す事もできず、この状態でどうにかボスの位置を探るしかない。

 視覚が駄目なら聴覚、と言うのはお約束ではあるが、周囲には勢いよく雨が降っているためそれも難しい。コウモリや鯨ではないオズには、雨音の違いから相手の位置を割り出すような芸当は出来ない。それでもどうにか出来ないかと神経を張り巡らせた所で、ふと違和感を覚えた。

 雨音に、色が付いている。いや、雨音だけでは無い。足元に纏わり付く泥や、わずかに吹く風、雨粒の一つ一つまで。視覚は真っ暗なままなのに、世界には確かに色が付いて見える。共感覚を持つ人間は、音や匂いに色を感じると言うが、それをゲーム的に再現すればこんな感じなのかも知れない。

 思い当たる要素が無いでは無い。【精霊召喚】のレベル1スキルは《精霊眼》という、精霊が見えるようになるスキルだった。森の樹精はそもそも見えていたので、「精霊が見える」という状態がどんな物なのか分からず放置していたのだが、視覚が失われた事でその感覚が鋭敏になったらしい。

 樹精は、「精霊は見えないだけで何処にでも居る」と言っていた。その「何処にでも居る」というのが、つまりは雨粒の一つ一つから足元の泥に至るまで、文字通り「居ない所は無い」と言わんばかりに世界が色付いたこの状態なのだろう。

 そんな色付く世界の中にあって、一カ所だけ色の無い部分がある。精霊の満ちる世界にあって、精霊で無い物と言えば、一つしか思い浮かばない。

 大蛙は今までと打って変わって、周囲をぴょんぴょんと跳びはねている。あの巨体で着水すればそれなりに大きな音がするはずだが、どういう仕掛けなのかそうと知って意識しなければ聞き分けられない程度の音しかしていない。

 上空から襲いかかる煙管の一撃を、身体半分ずらして躱す。


「イベント報酬だからかも知れんが、この能力はチートな気も…… まあ、ありがたいんで良しとするか」


 【水魔法】に《ウォーターコントロール》というスキルがある。その名の如く、水をある程度自由に操る魔法だが、今のオズは泥沼に含まれる水に働きかける事が可能で、泥沼の動き難さを無効化と言わないまでも半減させる事が出来ている。

 目潰しと、沼地の障害。ギミックを二つも潰してしまえば、もはやボスとは言え只の大きな蛙だ。上空からの襲撃は確かに厄介だが、【投擲】や魔法による飛び道具を持つオズにとって、迎撃するのは容易い。

 殴り合いを楽しみたいからあえて使っていなかったが、相手が搦め手を使ってくるなら、オズとしても遠慮する理由は無い。と言うか、ぶっちゃけ今の状態で攻撃手段を選んでいる余裕も無い。ヌルゲーは嫌だが、舐めプした挙げ句に負けるのはもっと嫌だ。

 そのまま、最大火力で以て相手をすり潰した。


沼名主のケロツグ を討伐しました。

ワンプ湿原 が攻略されました。コナイタ山地 へ進行可能となります。

沼名主のケロツグ が初めてソロで討伐されました。初ソロ討伐のボーナスが入ります。


 ボス戦が終わると同時。急に明るくなると共に、インフォメーションが目の前に飛び出した。どうやら、盲目が治ったようだ。

 それと同時に、先程まで感じていた精霊達を感じられなくなっている。一応、目を閉じて意識を集中すれば先程までと同じ物が見えるようだが、わざわざその状態で戦闘をしたいとも思わない。単純な慣れの問題で、視覚情報の方が《精霊眼》よりもしっくり来る。恐らく、【精霊召喚】のレベルを上げれば併用できるのだろうが、慣れるのには時間が掛かりそうだった。

 沼にプカリと浮かんだ、ケロツグの死体に歩み寄る。散々爪だの魔法だのを突き立てたので、全身ボロボロで素材としては用をなさないだろう。少々勿体ないが、まあ楽しめたので良しとする。【解体】で素材にしてしまうかとも考えたが、NPCとは言え強敵にそれをするのも何となく憚られるので、結局は死体を持ち帰る事にした。泥の付いた部分を落とせば、肉くらいは食えるだろう。

 沼に沈んでいた煙管と一緒にアイテムバッグに入れ、ボスエリアを後にした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ