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"Hello, World!"と言うほど大した始まりでもない

 フルダイブ型のVRゲームで最初に感じる感覚は、人によって違うらしいというのをどこかで聞いたことがある。

 それが本当なのかどうかは知らないが、オズ悪人(オズワルト)――当然、プレイヤーネームだ――がログインして最初に感じるのは、どのゲームにおいても身体の中を流れるような水の感触であった。

 このミリオンクランズ・ノーマンズでもそれは変わらず、流水の心地よい冷たさを感じて、自分がゲームにログインしたことを知覚する。

 周りを見渡せば、映画から切り取ってきたような石造りの町並みに大きな噴水、そして文字通り千差万別の見た目をしたキャラが目に入ってくる。

 ゲームのPVでも紹介されていた【最初の街・スータット】の中央公園噴水広場前、平たく言えばログインしたプレイヤーが最初に現れる場所である。


「ウサギ狩りに行く人、居ませんかー? 種族問わず、初心者歓迎でーす!」

「みっちゃーん、どこー?」

「うおお、とうとうモフモフパラダイスに来たぞー!」


 広場には、プレイヤー達の声が途切れること無く響いている。

 流石に正式稼働初日だけあって、広場は人でごった返していた。ただし、そこにいるのはいわゆる獣人ばかりで、本当の意味での「人間」は見当たらないが。

 ミリオンクランズ・ノーマンズは、No Man'sの名の通り、プレイヤーは全て人間以外の種族となって冒険するという、世界初の「人間が登場しない」VRMMOであった。



 従来、フルダイブ型のVRゲームで亜人種や獣人種のプレイヤーアバターを操作するのは不可能とされていた。人間と異なる構造の身体を操作するのが、人間の脳に多大な負荷を強いるためである。

 特に、感覚のフィードバックに関しては致命的で、羽や尻尾などの人間に無い器官からのフィードバックを受け取ればそれだけで脳に深刻な被害をもたらすと言われていた。

 それが、脳科学の進歩によって「人間の脳味噌は思ったよりも柔軟に身体感覚を受け取れるようだ」というのが分かってきたのと、インターフェイスの発達により器官と脳神経の間にアダプターを置いてやることでどうにか出来るという論文が発表されたのが数年前。

 そこからいろんな人達が手を取り合って、七難八苦を乗り越えた末に、世界で初めて「人間以外の種族のアバターを操れる」VRMMOとしてミリオンクランズ・ノーマンズは生まれたのである。というのが、公式サイトで紹介されている宣伝文句だった。

 ちなみに、厳密に言えば人間以外の種族のアバターが登場するVRMMOはミリオンクランズ・ノーマンズが初めてではない。器官を脳で操作しなければ問題が起きないと言うことで、当たり判定の無い角や羽の生えたアバターであれば、ずっと以前から存在してはいた。

 だが、やはり技術革新によって人間に無い器官を操作できるというのはフルダイブ型のVRゲームに関わる人間には相当の衝撃を与え、βテストの段階から応募者が殺到。

 様々な不具合が発生してβテストの延期が数度繰り返されたが、それでも延期発表の度に「テスターの追加募集はないのか」との問い合わせが引っ切り無しに届くような状況だった。

 この段階で、運営側もスポンサーも「これは行ける!」との感触を掴んだのか、急遽サーバ追加も行われ、かくしてミリオンクランズ・ノーマンズは当初の予定より丁度1年遅れの4月1日土曜日に正式サービスを開始したのであった。

 βテストの抽選では涙を呑んだオズも、正式サービスでは抽選無しの先着申し込み式――かなり枠があったらしく、告知があってから数日は申し込み可能だった――のおかげで無事初日からログインできている。


 それにしても、改めて周りを見渡してみれば、その種族の多様さには目を見張るしかない。

 最も多いのは人間にいわゆるケモミミと尻尾を付けたようなライトな獣人だが、そうでないタイプも結構多い。全身に毛が生えた獣頭の獣人は勿論、ケンタウロスやアラクネ等の下半身が人外のタイプや、複眼の上に手が4本ある昆虫人間など、よりどりみどりである。

 かく言うオズ自身も、地面から頭頂部まで3メートル超えの真っ黒なリザードマンのアバターである。竜裔(ドラクレア)と呼ばれる種族アバターは、トカゲ頭に恐竜脚と長い尻尾を持ち、頑強な鱗に全身を覆われ、少し前傾しただけで指先が地面に尽きそうな程腕が長い。

 自らを竜の末裔であると自称し、その矜持故か武器は一切装備不可、防具も殆ど装備出来ない代わりに、全体的に高いステータスと強力な種族アビリティに恵まれた種族である。

 大型種族の多いこのゲームでも3メートル超えは流石に珍しい部類らしく、広場ではオズだけ頭一つ分以上飛び出る形となりかなり目立っている。少々気恥ずかしいが、知り合いと落ち合う約束になっているため、勝手に移動することも出来ない。

 事前に登録したフレンドメールで自分の特徴とプレイヤーネームは送ってあるし、マーカーで識別できるはずだから、すぐに合流出来るとは思うのだが。



「あー、居た! ホラ、オッさん居た!」


 待つこと数分。よく知った声に、待ち合わせの相手が到着したことを知る。

 声のした方を向けば、種族のバラバラな4人組がこちらに歩いてくる所だった。犬頭の男性と猫頭の女性、金髪碧眼で背中に白い翼を生やした少年と、燃えるような赤毛と金目に申し訳程度の鼠耳と尻尾を生やした少女。

 流石に獣頭の見分けは付かないが、人間顔の少年少女はよく知っている。オズのリアルでの従姉と旦那、その子供達だった。


「スゲー、オッさんデケー!」


 一際小さな鼠耳の少女が、興奮した声を上げながら駆け寄ってくる。そのまま脚を蹴りつけようとして、ハラスメントガードに拒まれていた。

 恐らくリアルに合わせ、140cm弱の身長に設定したのだろうが、3m超のオズと比較すると本当に小さく見える。最初の蹴りを防がれたのが悔しかったのか、攻撃を加えようとしてはシステムの壁に阻まれていた。

 一応、中身が知人であるとは言え、倍以上の身長差がある真っ黒なトカゲ相手に恐れず突貫するのは、勇敢と言うべきか無謀と言うべきか判断しかねるが。


「それにしても、随分と景気よく盛ったわねー。そんなに、ハルに身長追い抜かれたのが悔しかった?」

「そっか。アルト、ごめんね?」

「ちげーよ! 謝んな! あと本名呼びも止めれ」


 従姉とその息子がからかってくるのに反論する。ハルと呼ばれた息子は現在成長期で、既にリアルのオズより頭一つ分ほど背が高い。父親である旦那さんはそれよりも更に長身なので、まだまだ成長すると思われる。

 寡黙な旦那さんは、黙ってこちらの遣り取りを眺めていた。犬頭で無表情ながらも若干ほっこりしているのが分かるのは、最新のVR技術の凄さなのか付き合いの長さ故か判断しかねるが。

 改めて、フレンドコードを交換する。それによれば、旦那さんが狼人族(ウルヴェル)のジョージ、従姉が猫人族(カッティ)のマルガレーテ、息子が鳥人族(ウィンギア)の皇帝ラインハルト、娘が鼠人族(ラティオ)のゾフィーM87だそうな。恐らく名前被りの所為だろうが、子供達の名前が凄いことになっている。


「つーか、ほぼ本名じゃん。子供達に至っては、アバターもまんまだし」

「僕もゾフィーも、ちょっとは変えてあるよ。それに、日本でこの名前と顔かたちがリアルと一緒だなんて思う人、知り合い以外は居ないでしょ」

「まあ、そうかもしれんが」


 オズの伯母は英国人男性と結婚したため、従姉は日英ハーフである。更に、その従姉がドイツ人の旦那さんと結婚した結果、従姉の家庭はかなり国際色豊かだ。対するオズは、名前が多少キラキラしているだけの純日本人だ。

 まあ、プレイヤーネームに関しては今更言っても仕方が無い。最近はゲーム会社も個人情報の取り扱いには敏感になっている筈で、その運営が認めたのなら一応のカムフラージュは出来ていると判断されたのだろう。そう思うことにした。

 いつまでも噴水前に居ても始まらないので、とりあえず街を見て回ろうと提案する。従姉一家はそろってフルダイブ型のVRMMOは初体験と言うことで、それなりに経験のあるオズが案内することになっているのだ。

 案内するとなれば当然予習は必要で、βテスター達のまとめた情報等をオズなりに取捨選択し、とりあえず今日一日のスケジュールは大まかに立てている。あまり事前情報を集めるのはオズのプレイスタイルから外れるのだが、近所に住んでいる上に普段から何かと交流のある相手であり、頼まれればその程度のことはしても良いかと思う。

 踵を返そうとして、足元をゾフィーがウロチョロしているのに気付く。なにせ身長差がありすぎて、近すぎると普段の視界に入らないのだ。


「ゾフィー、あんまり足元に居ると危ないぞ」

「いやだってさ、オッさんに全然触れねーんだけど」

「あー、それな。システム上の問題だから、諦めろ」


 どうやら、先程からずっとシステムの壁に挑戦し続けていたらしい。

 大抵のVRゲームにおいてそうだが、このゲームでも15歳未満の少年少女に対するハラスメントガードは特に厳しく設定されており、デフォルト状態だと相手側から接触するのすら禁止されている。

 最近はVRゲームも多種多様な娯楽を提供するのが当たり前となっており、ミリオンクランズ・ノーマンズでも成人向けの酒場や風俗店が用意されている一方で、犯罪防止のための施策も色々と取られている。ハラスメントガードもその一環で、多少頑張った程度で越えられるようだとかなり問題がある。


「あれ、でも僕はアルトに触れるよ?」

「何それ!? ハルだけ差別じゃん、ずっけー!」

「ずっけーって、お前な……」


 15歳未満のゾフィーと18歳未満のラインハルトに対するハラスメントガードの基準が違うのは当たり前なのだが、少女にはそれがお気に召さなかったらしい。

 すっかりむくれてしまった彼女をどうしたものかと頭を抱えた所で、流石に見かねたのか両親からも「どうにか出来ないか」との要望が入ったため、急遽その場で設定変更が始まった。

 メニューを開いて設定を弄り、長ったらしい規約を隅から隅まで眺めさせられた上、オズにそういった犯罪歴が無い事を照会し、更には保護者の同意を得て、どうにかこうにかハラスメントガードの一部解除は終わった。

 途中でラインハルトが「僕もお願い」等と言い出したため一部手戻りもあり、これだけで20分くらいかかっている。

 その成果が、いまオズに肩車されているゾフィーの姿だった。興奮しているのか足をバタバタさせているため、どうにも危なっかしい。


「うおー、高っけー!」

「危ないから、あんま暴れんな。あと、靴履け」

「あ、それムリ」

「何?」


 身長差の所為で気付かなかったのだが、ゾフィーは裸足だった。何でも、鼠人族の種族特徴として靴を装備出来ないらしい。念のため確認した公式の種族紹介でも、確かにそう書かれていた。

 恐らくは低身長ということでホビットやハーフリングを意識したのだろうが、年端もいかない子供を裸足でうろつかせるというのは、運営はどうとも思わなかったのだろうか。何にせよ、後付けではあるが、ハラスメントガードの解除は正解だったとも言える。

 改めて街を回ろうと歩き出した所で、今度はマルガレーテが声を掛けてきた。


「その肩車って、私達も出来るの?」

「成人同士なら、フレンドコード交換してあと同意設定すれば出来るはず。あと、家族として登録されてるなら、同意設定のみで大丈夫だよ」

「ふうん。それなら大丈夫かもね。

ゾフィー、作戦会議するから、ちょっと降りてらっしゃい」

「アイ、マム」


 ゾフィーが器用にオズから降り、その場で家族会議が始まる。円陣を組んで何やら話し込んでいるのを、ボンヤリと眺めていた。

 ログインしてから既に30分以上経過しているが、未だにログイン場所から殆ど動いていない。

 それで良いのかと思わないでもないが、4人が楽しそうにしているのを見て、まあこれも良いかと思い直す。そのまま、家族会議が終わるのを待つことにした。

 家族会議はアッサリと終わった。

 何やらラインハルトだけが難色を示していたが、母と妹がノリノリだったので押し切られたようだ。旦那さんは、こういう時に強権を発動しようとすることが殆どない。

 会議の結果は、その場で発表された。どうやら、オズにも役目があるらしい。当然、拒否権は無い。


「はーい、皆さん、ちゅうもーく!」


 マルガレーテがその場で、周りの人々に呼びかける。ログインしてから時間が経っているため、最初の頃よりは広場に居る人数が減ってはいるが、それでも結構な人が振り向いた。


「一発芸、やります!」


 ビシィ! とポーズを取って宣言する。通りの人達が「へー」と声を上げ、ノリの良い何人かは「いよ、待ってました!」等と囃し立てる。

 そんなに大した芸でも無いんだがなーと思いつつ、準備を開始した。

 やることは単純で、ジョージがマルガレーテを肩車し、更にオズがジョージを肩車する。マルガレーテの上に、ゾフィーを肩車して飛び上がったラインハルトがドッキングし、奇妙な人間トーテムポールが完成した。


「ブレーメンの音楽隊!」

「ブヒヒヒーーン!」

「バウワウワウ!」

「ニャーニャー!」

「こ、コケー……」

「チューチュー!」


 何の芸かと首をかしげていた観衆も、マルガレーテの宣言から始まった演奏(?)を聞いて「おぉー」と声を上げる。

 ロバじゃなくてトカゲじゃんとか、ネズミは居なかっただろとかツッコミどころはある物の、異種族が積み重なった姿は、確かに童話の有名なシーンに見えなくもない。


「すいませーん、写真いいですかー?」

「オッケーでーす! でも、あんまり持たないから早めにおねがーい」


 許可を得て、周りの人達が写真を撮り始める。マルガレーテも宣言したとおり、早くもトーテムポールはぐらついており、そう遠くない内に崩壊すると思われた。

 果たして、最初にバランスを崩したのはマルガレーテだった。バランスを崩した妻を受け止めようとジョージがフォローに入ったことで、塔の決壊は不可避となる。

 嫌な予感のしていたラインハルトはゾフィーを乗せたまま空中へ逃れ、オズは自ら倒れ込むことで自分の身体を上二人のクッションとした。

 塔の崩壊を見て肝を冷やした観客も、大した被害がないことを確認してホッと胸をなで下ろす。実際、一番ダメージを受けているオズでもHPが1割程度削れているだけだ。

 現実なら大惨事になっておかしくないような事でもこの程度で済むのは、VRゲームならではである。

 何人かの人がお捻りを投げてくれたので、ありがたく頂戴してから広場を後にした。



「あ、しまった。写真撮ってもらったんだから、1枚貰っておけば良かった」

「えー、いいよ、恥ずかしいし……」


 駄弁りながら、街の施設を見て回る。ミリオンクランズ・ノーマンズの街の施設は、他のVRMMOとそう変わり映えはしない。

 世界観とプレイヤーの利便性の天秤を取るための市役所や図書館、やたらと細かく分かれた生産ギルド、おなじみの武器屋や道具屋など。他のVRMMOでも存在する施設ばかりなので、今日初めてログインするオズでも問題無く説明出来る。

 最低限一通りの施設を回り終える頃には、2時間ほどが経過していた。本当は他にも色々あるのだが、主にゾフィーが飽きてしまったため、一旦休憩(ログアウト)を取って、その後は街の外に行こうと言うことになっている。一家揃って、末っ子には甘い。

 街を回る途中で確認した所、従姉と旦那さんは生産職志望で、子供達は戦闘職をやりたいらしい。

 親の方は「子供達と一緒のゲームをする」事を目的としているようであまり冒険には興味が無いらしく、従姉などは露骨に「生産職なら街の中だけで活動してればいいんじゃね?」という気配を漂わせていたのだが、生産職にも最低限の戦闘力が必要だと知って、ガックリしていた。

 実際問題、生産するためにも材料は必要で、それらの入手元はモンスター素材かダンジョンやフィールドでの採取アイテムが主である。金で買ったり他人に頼んで手に入れるという手段もあるが、ある程度は自分で取りに行った方が効率的で時間も早い。

 特に、昨今のVRMMOの流行はリソース限定型、つまりはNPCショップでも品切れが平気で起こるので、生産職の重要度は高い分、効率的で安定したアイテム供給を求められる。

 「材料が無ければ奪りにいけば良いじゃない」というスタンスでないと、需要に応えられないために生産職としても信用されないのだ。

 目に付いた食堂へと入って早めの昼食を取りながら、そんな説明をしている。


「何て言うか、ゲームの中で食事するって、変な気分だね」

「え? 美味しいじゃん」

「ああうん、美味しいんだけど、だからこそ困るって言うか……」


 ミリオンクランズ・ノーマンズには食欲と睡眠欲の概念があり、それぞれが満たされていないと、段階的にバッドステータスが付くようになっている。一般的に大型種族ほど腹が減りやすく、小型種族ほど睡眠を多く必要とするようだ。

 食堂での食事は、良くも悪くも普通の洋食だった。ファミレスからそのまま持ってきたような味、と言えば分かりやすいだろうか。こういうゲームだと、たまに独自の世界観を出そうと頑張るあまり斜め上方向のゲテモノ料理を標準実装してしまうこともあるのだが、どうやら今回はそれは無かったらしい。

 ゾフィーは出された食事を喜んで食べていたが、他の3人は少々戸惑っているようだ。まあ、味もして腹も膨れる感覚があるのに、実はゲーム機が作り出した電気信号ですと言われれば、気持ちは分からなくもない。その内慣れるだろう。オズもそうだった。

 この後は、一旦ログアウトしてリアルでの食事や休憩を済ませ、再度ログインして落ち合おうと言うことになっている。当たり前だが、ゲーム中で食事したり寝たりしたからと言って、リアルでそれらが不要になる訳では無い。

 余談だが、現実で食事をしてからVRで食事をするのは止めた方が良いとされている。胃袋に物が入った状態で更に満腹の電気信号を脳が受け取ると、人によっては気持ち悪くなることがあるためだ。

 従姉側では色々準備する物があると言うことで、2時間後に落ち合うことを約束して、一旦ログアウトした。

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