18日目(2)
18日目(2)
ドライブイン手前の広い駐車場に入った時点で、異常は誰の目にも明らかだった。
建物の外、正面にも駐車場にも、フロートが倒れている。
壁面と自動ドアの全てのガラスが割れているのは元々だが、そこから見える建物内では、僅かに火と煙の立ち上っているのが見えた。
車から降りた高地と津衣菜、そして老人のフロートは倒れている者達へと駆け寄る。彼らの中には少し身動きする者もいたが、全く動かない者もいる。
「おお……白井さん、無事に街のかた呼んで来れたか」
倒れていた一人が、津衣菜と老人に気付くと、意外な程に平坦な声で言った。彼も白井と呼ばれた老人とあまり変わらない年格好に見える。
「すまんサトさん。あの暴徒たちはどうなった、みんなは」
「あいつらは……花紀さんを探しった様だな。“やっぱりこっちにはガキと女いねえ”と言いながら、入って来た時と同じくぞろぞろと出てった。」
「――こっちはダメだ」
高地の声に津衣菜と老人は背後を見る。老人は首だけを動かし、津衣菜は身体ごと向きを変えて。
「こりゃひどい……何で……ここまで」
老人が悲しげな声で呟く。津衣菜は一言も発しないでその光景を見ていた。
高地の傍らに倒れていたフロートは、両足が皮一枚残して切断され、首から上は完全に潰れていた。ぴくりとも動かない。
それだけではない。駐車場にあるのは倒れているフロートだけじゃなかった。
そのパーツが、腕が、足が――頭部だけが、至る所に転がっている。
建物内部を確かめようと間近で覗き込み、津衣菜は気付いた。
中で煙を上げ揺らめいていた炎。燃えていたのは、柱に縛り付けられたフロートの一人だった。
中に足を踏み入れもせず、その場に立ちつくしていた津衣菜へ、背後から小声で高地が声をかけた。
「助けられなかったのは初めてだろ? 今でも半分はこういうオチなんだよ。俺らは何が起きたか気付けねえ、知っても間に合わねえ。コミュニティの力で、やっと半分にまで出来たんだ。お前は今まで運が良かったんだ」
二人は、もう少し話を聞く為に、白井とサトさんと呼ばれた倒れたフロートのもとへ戻った。
「出てく前に、あらん限りして行ったな、あいつら……死にぞこなったジジイ舐めんなって2、3人はブッ飛ばしてやったが……あの数じゃどうにもなあ……これだけやられても痛くねえのだけが幸いだよ」
サトさんは両手を掲げた。その肘から先はぐちゃぐちゃに潰れ、肉と砕けた骨が混ざり合っていた。その下、上着の裾から内臓らしきものがはみ出し、左足も変な方向に曲がっている。
「これじゃあな、これから山釣り行くのは自重しなくちゃな……今年の春も行けっかと思っとったんだが」
「サトさん、そんな話よりまず手当てを」
「俺らにそんなもんいるかい……痛くもねえし、病気もしねえ。壊れたら壊れっぱなしで、腐ってくだけ……なあ、そんなに悪い事だったか、あがに暴れる程許せねえ事だったかい、こんなんなってこの世に残ってんのはよ」
他にも動けるフロートは2、3人見られた。津衣菜達は一人ずつ話を聞き、被害状況を確認する。
同じ場所にいたからか、全員の話は一致していた。
彼らは食堂だったスペースに集まって、津衣菜達を待っていた。突然、二十人以上の集団が建物内に雪崩れ込んで来た。
その前に車が駐車場に入って来る音は、一切なかったと言う。集団は彼らがフロートかどうかの確認もろくに取らず、口々に「ゾンビ発見!」と喚きながら攻撃を開始して来た。
白井老人に、今近くまで来ている筈の市内組への連絡を託し、彼らは少数で応戦した。
しかし、その場のフロートの大半が、フロート狩りと戦った経験も、遭遇した経験すらもない者達だった。そういう奴らが存在していて、対策が必要だと考える習慣がそもそもなかった。
虐殺はほぼ一方的に行なわれた。皆殺しだと言っていたにもかかわらず、花紀と子供がいないと気付くと、まだ動いているフロートも放置して、全員で出て行ったと言う。
集団がドライブインを出ると同時に、駐車場に複数の車の音がした。連中は離れた所で車を降り、徒歩でここまで歩いて来たのだとその時知った。
「来た時は気付かなかったが……奴らの会話にあった、そうな……今度は萱ノ滝温泉から山歩いて天津スカイウェイに入ると言っていた」
「天津スカイウェイ……奴ら、あの山の温泉から歩いて……?」
天津スカイウェイは、向伏市の北西部から南西部にかけて、天津山をアーチ状に縦断する、車での登山ルートとしては唯一となる道路だった。
西部地区と合流した後、高地達は南西側から、遥達も反対側の北西からスカイウェイに入る予定だった。
フロート狩りの連中は、何人、何台かは知らないが、既にスカイウェイに入っている。連中も考えている事はフロート達と同じだった。
スカイウェイのちょうど中間にある、「向伏富士」と呼ばれる天津山山頂の火口部、その周りを囲む西方台高原。
花紀は、そこに向かっている。
「奴らは、先に来ているの……?」
「ああ、キャンページ開始時に察しておくべきだったな。ある意味見上げた根性だ。この季節、クソ寒い真夜中に、こんな山道を何時間も歩き回るって、生者には生半可な事じゃねえぞ」
話に出て来た萱ノ滝温泉は、槌谷温泉を過ぎた所の分岐から細い道に入り、2キロ奥の行き止まりにある、いわゆる秘湯だった。
萱ノ滝から確かに、徒歩用の小道がスカイウェイまで伸びているが、これまた2~3キロある。
高地は立ち上がって、ドライブインとその周辺を見回した。
エルグランドのヘッドライト以外には灯りのない深夜の廃墟と山道。建物内で燻る火と満天の星空がくっきりと色づいて見える。
木々の奥にも、ドライブインの影にも、動く者やおかしな気配は感じられない。
「おい、奴らのサイトは今覗けるなら見てみろ。新しいゲームの情報はあるか?」
「ログイン出来る……だけど、ないみたい。ドライブインの事が、EXステージの途中経過として出ているだけで、参加者移動中となっている。私たちがここにいる事は載っていない」
津衣菜は高地に自分のスマホ画面を見せる。「国津ドライブインに集結した10体近いゾンビ くがやんズ東征堂々会 殲滅―クリア!」最後のトピックがそれであった。
「だから何で、いちいち名前がだっせえんだ」
「私に聞かないで」
「ここまでのパターンで、奴らが全員をここを引き上げてる筈はねえ。今もどこかで俺らを見ている……ここではもうスルーしとくって事か?」
高地が独り言を呟いて考え込んでいる時、背後からエンジンの音が響き、数台の車が駐車場へ入って来た。
津衣菜は身構えるが、高地は顔を上げ、悠然とした態度で近付くヘッドライトを見た。
「味方だよ……大町と東部っぽいな……とりあえず、西部の人達はあっちに任せて、俺らは先を――」
「おおおおおおおおおらあああっ!」
高地の言葉は幾重にも重なる咆哮に遮られた。
その場にいた全員が、声の響いた方角、建物右手の山林に注目した。
木々の間から、何人もの男達が現れたかと思うと、物凄い勢いでこちらへ突進して来る。
今まで見たフロート狩りの連中とは、明らかに外見も雰囲気も異なっていた。
夜闇に溶けそうな漆黒の戦闘服。帽子を被っている者もいれば、坊主頭や角刈り、パンチパーマもいる。
全員が両手に長い棒を構え、突き出しながら走って来る。
「――――」
津衣菜の目が赤く光った。
一歩踏み出そうとした彼女は、その肩を高地に掴まれた。
「構うな! 乗れ!」
彼女を車に押し込みながら自分も乗り込むと、高地はエルグランドを男達の隊列に突っ込ませた。
彼らの中を円を描いて回り、轢かれるか逃げるか選択を迫る。
だが、戦闘服の男達は、轢かれる事など気にしない様子で、凶器を車の窓へ次々突き入れて来る。
フロントガラス、サイドガラスに細かなひびが増え、やがて高地の目の前のガラスは粉々に砕けた。
車は一旦バックして男達から離れ、老人達と増援の車に高地が呼びかける。
「出るぞ! 乗せろ! 乗れっ!」
迫って来る男達へ再びジグザグに突っ込み、彼らを蹴散らそうとする。男達は次々とガラスに空いた穴から更に鉄パイプを突き入れようとする。
男達は単に車を恐れていないだけじゃない。明らかに、走行中の車を襲う事に慣れていた。
「がああああっ!」
津衣菜が叫んだ。窓から入って来たパイプの一本を左手で掴むと、持っていた男を上半身まで車内へ引きずり込んでいた。彼女の左手はパイプを離し、無造作に男の顔を掴んで捻ろうとしている。
男――パンチパーマの40過ぎの中年だった――の顔には、さすがに驚愕と恐怖が浮かんでいた。どう見てもその辺にいる様な、華奢なポニーテールの少女に、あり得ない力で顔を押さえられ、首をねじ折られそうになっているのだから。
「もういいって! 捨てちまえ!」
高地の言葉に、津衣菜は鉄パイプごと男を車外へ放り出す。車はまたバックして、他の車が先に出ているのを確認してから、続けて駐車場を出て行った。
「今のは何? あれもフロート狩りなの?」
「ちげーよ。見て分かんねえか? どこの誰かは知らねえけど、ヤクザとか右翼とか、そーゆーのだったろ、どう見てもよ」
「ヤクザ……アーマゲドンクラブが雇ったの?」
「奴らにそんな甲斐性ねえよ」
「じゃあ……」
「そりゃ飼ってんだろうけどよ……こんな所で使うか普通。どんだけ力入れてんだ、エビ野郎」
ハンドルを切りながら高地は半ば呆れたように怒鳴るが、少し声を落ち着かせてから呟いた。
「ま、これで一つ分かったぜ」
「何が?」
「あいつら、思った程集まってねえんだ。この山で、花紀を追いながら俺らを迎え撃つ、なんて芸当やるだけの頭数が揃っていねえ」
カーブを曲がった時、遠く向こうに向伏市内の夜景が小さく広がっているのが見えた。
ここで車を降りて、展望台代わりに景色を見る者も多いのだろう。道の傍らに「海抜720メートル」とプレートが立てられていた。
「そりゃそうだ。いくら煽ったって、このクソ寒い真夜中にフロート追っかける為に天津山に登るなんてイベント、来たがる奴がそうそういる訳ねえんだ。奴らも大半は家でネット見ながら、がんばれー、応援してるぞとか言ってんだろうよ」
納得したように頷きながら、高地は言葉を続ける。
「だからヤクザが来たの?」
「ああ。奴らじゃ勝てねえ程のフロートが集まって来ても、主催は困るんだ。市内の奴らが軒並みこけたってのもある。参加者にも気付かれない様にこっそり、こちらの数を削ろうとしてるんだろうな」
「じゃあ、奴らも、今のは知らないの?」
「多分。知ってるのはせいぜいアーマゲの上の奴ぐらいだろ。ヤクザと繋がってるなんて知ったら、奴ら自身ドン引きしちまう……フロートの嬲り殺しは平気でも、ヤクザに関わるのは怖いってのが奴らだ」
高地の読み通りなら、津衣菜が想像していたよりも、今夜起きている事の規模はずっと小さなものだったという事になる。
行く手の先々でアーマゲドンクラブは、フロート達の動きを押さえ先手を打って来る。そんなどうしようもない状況を彼女は思い浮かべていた。
だが、そんな事が可能な手勢など、初めから存在していなかったのだ。
隠れて撮影したり待ち伏せしたりするのに多数の人間を投入し、市内にいくつもフロート狩りのイベントを組んで、数キロ離れたこの天津山に更に大きなイベントを組むなんて事をやっていたら、どれだけ向伏にフロート狩りがいようと参加者数で破綻する。
高地は津衣菜を横目で一瞥して、付け加える様に言った。
「だからって安心は出来ねえぞ。つまり……今こっちに来ているのは、金で動いてる奴と、相当頭の逝ってる奴ばかりだって事だ。向伏近辺の、下手したら関東からも、そんな奴らが集合して花紀とガキを追っている事になる」
津衣菜は目を大きく見開いた。瞳だけを動かして横目で高地を見る。高地の表情からは、感情は読みとれない。
「そして、奴らが足りない頭数を何で補おうとするか、ますます分からなくなって来た。対策部の動きだって怪しい。さっきのでその辺は分かるだろ……何でもありになると思っとけ」
ドライブインを出てから十分後、何度目かの電話でようやく遥が出た。
「あいつらは、私らと自分の仲間と一般の車の見分けついてないよ。一枚岩じゃないからなんだろうね。車から降りなけりゃ殆どノーマーク状態さ」
彼女の声が車内に響く。津衣菜はどちらも喋れるよう、スマホを自分と高地の間に掲げ、音量を大きめにしていた。
市の北側からスカイウェイに入った彼女達は、何のトラブルにも見舞われず西方台高原に向かっているらしい。
「そっちは大変だったみたいだね。西部地区の人達とは、この片が付いたら今後の事を話し合わなくちゃだよ」
「花紀について新しい情報はあるの」
「うんにゃ、何とも。アーマゲドンクラブの連中も同じみたいだね。もし掴んでいたらこっちに見える様に流して来るだろう……何の動きもない」
遥と共に北側からスカイウェイに入った車両は何と十台以上になると言う。車を持っているフロートがそんなにいるなんて話は聞いた事がない。こちら南側も合計で5台になる。後から更に5台来る予定だと東部地区のフロートが言っていた。
これだけの車をどうしたのかもそうだったが、そんなに大量の車で通って、目立たないのかも気になる。こちらは5台並んで走るだけでも、既にかなり不自然な感じがする。
津衣菜が聞くと、一台一台の車間をかなり空け、速度もバラバラにして、全長1キロ以上に渡って分散させているのだと答えが返って来た。
「それでも、こんな時間に何台も走ってる時点で、十分違和感出てるだろうけどね……ところで、何で電話? ラインじゃダメだったのかい?」
「他の奴に聞かれたくない話になるかもと思って」
遥からの問いに津衣菜はそう答えた。
「ふうん」
「根本的な所で分からないんだ……スカイウェイを車でうろうろして、どうやって花紀を見つけるつもりなのか。私が花紀なら、まず絶対、車道なんか通らない」
最初に遥の指示を聞いていた時から少し思っていたが、その違和感は実際に山に来てますます津衣菜の中で膨らんでいた。
「天津山方面に来ていると言うのは確かだ。だけどその後、何を根拠に花紀が西方台に向かっているなんて断定したんだ? 逃げるつもりなら、隣県や山間地方に抜けるもっといいルートは、他にいくらでもある」
「まあ、ここじゃ見つからないだろうね。私もあの子は今頃、林の中だと思うよ」
「それをどうやって探す? あいつらもだけど、こっちだって山狩りなんて出来る人数じゃないだろ……市内の小山じゃない、天津山だ」
津衣菜は眼下に広がる、そしてカーブの先、上にも広がる針葉樹の並ぶ斜面を目の端に捉えながら聞いた。
「心で花紀を感じるのさ。フロートなら、どこにいたってあの子のフォースが魂に伝わって来る」
遥の答えに声を荒げようとしたタイミングで、彼女は言葉を続けた。
「冗談だよ、半分は。あんたも思ってるだろうけど、こういう時アマチュアが無理したってロクな事にならないね。こういう時は、プロに任せるのさ」
「プロに……? あんた、一体何を――」
「おい、おめえの言ってんのは、これの事か?」
津衣菜の問いは高地の声で遮られた。
大きくはないが、さっきよりも一際低く緊張を含んだ声だった。
その声の張り詰めた空気に、津衣菜は自然と高地の指しているモニター画面を見た。
「たかっちー、私は電話で喋ってんだ。これってどれだい?」
「魂で感じろよ、つか見てんだろ? 時間を無駄にするすっとぼけが俺は大嫌いなんだよ」
「あんたが何を見てんのか私は知らない。確認すっ飛ばして空想で埋めるのが私は好きじゃないんだ」
「…………花紀」
高地の代わりに津衣菜の声が遥の問いに答えていた。
モニターには、花紀が映っていた。リアルタイムの、木々の間を小走りに駆けて行く姿。
背後ではない。上空から見下ろすアングル。彼女の全身はずっとサーチライトに追われていた。
よくは見えなかったけど、背中には出て行った時そのままの天使の羽根のリュック、そして前に何かを抱えている。
「アーマゲ……のわけねえな。このヘリは、対策部のか」
映像の下の小さなグラフィックに触れると、映像の場所が地図上に異動するマークとなって表示される。
津衣菜達の現在地から2キロ先、斜面下何百メートルの辺りだった。その辺りは山肌に遮られここから見る事は出来ない。耳を澄ませたが、ヘリのモーター音も聞こえなかった。
そのヘリからの映像は、アーマゲドンクラブの生放送サイトから流されていた。
ページ横のSNSタイムラインで「祝EX突入」「女ゾンビ発見」「ロックオン済み! よしブチ殺せ」「持ってんの子供ゾンビ? ぐったりしてね?」などはしゃぐコメントが次々流れて行く。
「わざわざあいつらのサイトで見る必要ないよ。ちゃんとこっちのファイルで、私ら用のを見ればいい」
「何……?」
電話の向こうの遥の声に、高地は思わず聞き返す。津衣菜が、素早くフロート用の共有ファイルを開く。アーマゲドンクラブのサイトと全く同じ、ヘリからの花紀の映像が流れて来た。
「何、これ……対策部は一体……」
フロート狩りのサイト、そして遥が示した共有ファイルに、同じリアルタイム映像が送られて来る。対策部がヘリで花紀を空から追跡して、フロート狩りとフロートの両方に、その情報を送っているという事だ。
何がどうなればそういう事が起きるのか、津衣菜には全く想像すら出来なかった。
「ガキか……」
高地が苦々しく呟く。薄っすらとだがその意味に気付き、津衣菜はスマホの画面を凝視する。
「発現したガキ、捕まえたら対策部に引き渡すってのが、こいつの代償なんだな?」
「生死は問わないってさ……そう言うのも変か。活動・活動停止を問わず、かな」
高地の問いにそう答える遥の声は、別人みたいに硬く、どこか冷ややかでもあった。
「そして、もう一つの質問の返事だけど……津衣菜、あんたは花紀が本当に逃げようとしてるって思ってんのかい?」
「え? この状況で……違うとでもいうのか……?」
「私は、あの子なら西方台を目指すと思ったんだ。あの子はあんたが思ってるより、あんた達の事が大好きで、そして、色々な事を分かっている」
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