第三話
前回のあらすじ
公表した。
※今回結構長いのでご注意下さい。
そして学校が終わった。私は部活はしていないので家に帰る。家はごく普通のマンションで、貧乏なわけでも裕福なわけでもない。そういった普通のマンションの一部屋だ。
家に帰ってきた。とりあえず居間をぬけ、寝室と勉強部屋二つあるうちの勉強部屋の方に入る。そして学校へ持っていっているリュックサックを椅子の背もたれにかける。そして課題を出してちゃちゃっと進めることにする。大体課題といってもノート1ページに小さなプリントを貼る程度なので簡単だ。 課題が終わったので風呂に入ることにする。おもむろに服を脱いで洗濯機のかごに突っ込む。ちなみに洗濯は学校へ行く前、つまり朝にする。それ以外にするとやたら面倒だからだ。そして課題中に入れておいた湯船を見て、しっかり入っていることを確認した。そしてシャワーで体を洗う。そして湯船に手を入れて湯温を確認した。ちょうどいいくらいだったので足から入る。ようやく春っぽい陽気になったのだがやはりまだ寒いのでお湯につかるのは気持ちいい。10分くらいつかったあと風呂から上がり、体を拭いてパジャマを着る。ちなみに寝るときは別にさらしを巻く必要なんて無いから普通の下着を着ている。とそんなことはいいとして、今日は面倒なことがたくさんあったのでもう寝ることにした。 ※現在時刻pm7時 最近の少年少女の寝る時間はpm10時~am5時
次の日起きるとAM5:00だった。普段と同じくらいの時間だ。まずは洗面所に行って顔を洗う。そのまま横の洗濯機に昨日の洗濯物をぶち込んで洗う。そして、キッチンに向かう。鏡を見たらすごい寝癖だったので軽く直す。寝癖直し専用の薬とかもある時代だからそれを使ったけど、それが無かったら私の髪の毛は毎日爆発していただろう。ちなみに長さはショートカット程度だが、その辺の男子よりは長い感じの長さだ。そして寝癖を直し終わるとキッチンに向かった。
冷蔵庫をあけてみたらベーコンと卵とその他少ししかなかったのでとりあえずベーコンエッグを作ることにした。主食はパンにジャムをつけた奴にした。そしてフライパンに少々油を引いてときたまごを落とす。全て固まらないうちに菜箸でかき混ぜる。そして中途半端なところで適当にベーコンを入れる。するといいにおいがしてきた。そしてベーコンに少しだけ焦げ目が付いたらお皿に盛る。当然一人分なのでそこまでの量ではないが…。そしてベーコンエッグとジャムパンを持ってテーブルへ持っていく。そして一人むなしく朝食を取った。
朝食を食べ終わると着替えをする。まずはさらしを巻いて、ワイシャツを着る。ズボンをはいてワイシャツをズボンの中に入れてベルトでとめる。ネクタイを巻いてブレザーを着る。内ポケットに生徒手帳を入れると着替えは終了だ。ちなみに面倒なので教材は全部学校においてある。
7:40になったので出ることにした。自転車を出してヘルメットをかぶる(校則でかぶらなければいけない)。
学校へ着くと、5台ほど自転車があった。割と早いほうなのだろう。そして校舎へ入る。下駄箱で靴を脱ぐと自分の区画へ入れる。自分の教室へ行くと、3人教室にいた。そして、軽く挨拶をすると自分の席に座る。女子たちがじろじろ見ていて視線が気になるが気にせずその辺をぶらぶらすることにした。すると女子たちがついてきたので用事でもあるのかと質問したら教室へ帰っていった。
一時間目開始のチャイムが鳴った。一時間目は国語だったので文法の授業が始まった。しばらくボーっとしていたら先生がいきなり
「文章段落文文節単語」
と言って危うく噴出しそうになった。実は前回噴出している・・・。そしてそのあとも国語の授業は続いた。特に問題は無かったがやはり女子の視線が気になる。
二時間目開始のチャイムが鳴った。二時間目は体育だ。単級なのでさりげなくさらしを取って授業を受けてみたが特に何も言われなかった。今度は男子の視線が・・・。女子たちは特に何も気にしていない様子だった。
三時間目開始のチャイムが鳴った。三時間目は家庭分野だった。ちなみにうちの学校は家庭と技術で1教科らしい。私は普通に授業を受けてみたが、一部がすごい荒れていた。荒れているのは全クラスらしい・・・。それはいいとして、いきなり先生が切れたので後半はただただ怒鳴っていただけだった。おかげで寝ていることも出来た。昼寝気持ちいい。
四時間目開始のチャイムが鳴った。四時間目は社会(歴史)だった。歴史はごく普通の授業で、猿人などの内容だった。ホントに何も無かった。すごいお腹がすいた。
給食の時間が来た。給食はカレーだったが、なぜかいつも同じような組み合わせで、正直ほかの組み合わせは無いのかとカレーが出るたびに思う。
昼休み、女子たちが騒いでいた。するとこっちへ来て、
「今日遊べる?」
と聞いてきた。正直いろいろやらなきゃいけないことがあるので土日だったら大丈夫と言って断った。残念そうな顔をしたが
「じゃあ土日どっちかで遊ぼう。あとでメールするね!」
といって去っていった。そのあとは水分補給などなどいろいろやっていた。
五時間目開始のチャイムが鳴った。五時間目は英語だった。簡単な文を書く授業だったが、それに苦労する奴もいた。
六時間目開始のチャイムが鳴った。六時間目は総合だった。先生が私に女子なら一度スカートをはけといってスカートを持ってきたので全力で拒否しようとしたものの先生に負けたので素直に吐いてみることにした。授業中なので更衣室には誰もいなかったが、女子がついてきたので若干恥ずかしかった。そんなことを思っていると女子がさらし取ってみたらと提案したので取ってみることにしたがさすがに女子とはいえ人の前で取るのは恥ずかしいので外へ出ていてくれといって着替えを済ませた。クラスへ戻ると、クラス内にいた全員が
「「おお!!!」」
とハモった。どうせその格好していればばれないからと下校をこの服装でする羽目になってしまったが無事六時間目を終わった。
下校は特に何も無かった。
家に帰るといつも通り椅子にリュックサックをかけて課題を始めた。
夕食の準備を始めることにしたが、食材が無いことに気がついたので買出しに行くことにした。
買出しは制服のままで行くことも考えたがやはり面倒ごとに巻き込まれそうなのでやめた。タンスの中から小学六年の最後の方にきていた服を引っ張り出して着てみた。まだ切れそうなので一安心。顔でばれるかとも思われたが鏡を見てみたら女物の服を着ている時点で別人だと思うだろうという結果になったのでそのまま近くのスーパーへ行った。
スーパーで必要なものをそろえ、会計を済ませて外に出たときにそれは起こった。
「あれ?勇姫(私の名前)じゃん」
と言ってクラスの女子がこっちへ来たのだ。
「なにやってんの?もしかして買い物?」
そうです。買い物です。
「そうだよ。」
すると女子たちはふと私の服を見て…。
「うわー、勇姫が女物着てるとか新鮮~w」
といった。夕食の準備をするためにじゃあねと挨拶をして帰ろうとしたら、
「そういえば勇姫の家って言ったことなかったなぁ。買ったもの少し持ってあげるから家いかせてよぉ」
別に問題は無いのだがこうなるとは思わなかった。そしてクラスの女子達は3人で来た。最初5人板のだがそのうち二人は門限が早いということで先に帰った。
家に着くと鍵を開け、家に入った。女子3人は少し興奮した様子で入ってきた。すると3人のうち1人が
「アレ? 親とかは?」
と聞いてきた。私は素直に今は何処かに行っていてどこにいるか分からないといった。私はとりあえずソファーに座っててといって冷蔵庫からジュースを取り出した。お菓子も出そうと思ったがよく考えたら最近お菓子なんて買ってないことに気付いたからジュースだけを3人の前においた。そして私はとりあえず簡単な料理を済ませた。
何をするか考えていると、1人が今日とまっていい?などと言い出した。布団が無い。するとなんと3人とも親に許可取れたといった。やばい、本気でヤバイ。すると、着替えを持ってくるからみんな一度帰るといった。その間に何か用意しなければ。とりあえずあと3人分の食事を作った。
しばらくすると3人が帰ってきた。幸い今日は金曜日だったので明日は学校がない。とりあえず風呂もいれて置いたので一人ずつ風呂に入ろうと提案した。が!!!なんとさすがに四人じゃ厳しいかもしれないけど一緒に入ろうなどと言い出した。さすがに厳しい。なにされるかわからないし・・・。
そんな私の儚い思いは伝わらず、三人はそれいーねーなどと賛成していた。
ご飯を食べたあと、お風呂に入った。とてもぎゅうぎゅうでぎっちぎちだった。一人ずつ湯船から出て体をあらった。ぎりぎり4人入っても大丈夫(?)なので最後は4人で温まった。
その後は恋バナなどなどいろいろ話していたが、やはり10時頃には私だけ寝ていた。それ以外は0時までおきていたらしい。私には到底無理だと思う。
次の朝、朝食をいつも通り食べた。いつもと違うのは一人じゃない点くらいだろうか。
そして昼ごろまではみんなが持ってきていたゲームをやった。ただし私は持っていないので交代でやらせてもらったが…。そして昼ごろにみんなは帰っていった。
第三話 終
今回はあるひと時のお話です。中の時間2日間分書いたら4000文字弱行くんですね・・・。
長い(確信)
とそんなことはいいとして、今回はここまで読んでくださった方はホントに神様です。というか長かったので神様を超えて神様の国の王様です!!!
これからもがんばっていきますのでよろしくお願いします!!!