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第二話

あらすじ

校長にさらしもってかれた

 そして授業終わりのチャイムがなった。

「起立、気を付け、ちゃくせゲフンすいません。着席」

さらに次の瞬間僕はダッシュしていた。…胸を押さえて…。

校長室までは廊下一直線なのでそこまでの体力は使わなかったがそれでもやはり全力ダッシュはきつい。ろくにノックもせずに校長室のドアを開ける。すると校長は「おや?」といった表情でこちらを見てきた。

「何かね?」

そういって校長はお茶をすすった。僕は校長に向かってこう言い放った。

「それはセクハラですよね?(キレ」

校長は「失礼な」と言いたそうな顔をして、

「君はこの学校では男として登録されているのだよ。男子のさらしを剥ぎ取って何が悪い?」

といった。 まあ確かにそうなのだが…。

 今から一ヶ月前、私はこの学校の区域に引っ越して来た。親は普段はドコにいるか分からない。

一週間に一度3万円ほど送ってくる程度だ。ある日母親から、今住んでいる場所に引っ越せという趣旨の手紙が送られてきたので一緒に入っていた小切手を持って銀行へ行き、お金を下ろし…。

引越しが終わったあと、転校のために今通っている学校へ行った。制服の採寸、体育着の購入などなどいろいろ済ませた後、校長室に招かれ、書類などを記入した。 私が記入するのは名前だけで、それ以外は校長が記入した。だがそこが問題だった。校長がショートカットの私を男と勘違いし、ボールペンで記入してしまった。そしてろくに確認もせず受理し、そのまま返された。しかしこのときはまだ私はそのことについて知らず、そのまましばらくが過ぎた。そして入学通知書を見たとき驚愕した。その旨を校長に伝えると、

「今更どうしようもないので男装して登校してください」

と言われた。

 そして今に至る。 いきなりさらしを剥ぎ取られたというのも問題だが、それ以前にどうしてくれるこのやろう叫んじまったぞ(笑)

そんなことはおいておいて、校長に話をつけることにした。

「それで? 私にどうしろと?」

校長はちょっと考えたあと

「それではいっその事クラスにだけ公表してはどうだね?」

といった。まあ別に公表というのは別にいいのだが…。

「書類ミスに対しての謝罪とかは?」

すると校長は面倒くさそうな顔をして、

「分かった、その件に関しては謝罪しよう。 すまなかった」

えっと…素直に謝るとはおもわなかったからちょっとおどろいた。そして、さらしを強引に奪い返すと、トイレの個室に駆け込んで巻く。制服はまだ冬服で、ワイシャツにブレザー、下は男服なのでズボンだ。上に着ているものを一式着なおす。そして個室を出る。

 前回の授業、つまり理科だが、五時間目だった。六時間目は総合なので10分休みぎりぎりで教室に戻る。担任と体育の教師は例の事(性別)のことは知っているので担任に公表するという旨を伝える。すんなりokしてくれた担任といつ言うかの相談をし、総合の最初に言うことになった。

 そして私のクラスの中だけは変な言葉づかいをしなくてもよくなった。少々ざわめいたが特に何かを言われるでもなかったので普通の授業に戻った。

第二話 終

いやあ もはや原作無視してます。 一回も原作(適当に書いてた奴)見てません。なので細かい設定とかいろいろ変わってたりします。でもとりあえず原作を見たことある人は殆んどいないはずなので一安心・・・ですかね?

ということでこれからもがんばっていきますのでよろしくお願いします!

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