表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

弱ホラーな短編

とどまりし恋人

作者: 追い求める……

僕には恋人がいた。

自分で言うのもおかしいが割と熱々のカップルだったと思う。

幸せだった……この世で一番大切な時間だったかも知れない……。


しかしその幸せは突然崩れ去った。

彼女が行方不明になったのだ。


僕は当然彼女を探した。

ある日は猛暑の中、

またある日は豪雨の中。


ただただ、彼女を探し続けた、いや彼女を追い求めた。


何年も探し続けた。

再びあのかけがえのない時を得る為に……。



ある日を境に探すのを僕は辞め、彼女が帰って来るのを待つようになった。


数年、数十年、数百年、数千年、待ち続けた。




そしてとある日が来た、僕が散歩をしていると、足元に何かが有ったのだ。


気になり足元を見てみるとそこには人の頭の形をした白い何かがあった。


僕はこれを見たとき直感で分かった。

ああ、これは彼女だと――

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ