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宝石の竜  作者: 座頭海月
2/2

誕生




 (どこだここ?)


 目を開けるとそこは洞窟のような場所だった。どういうことだ?そう思うが体は動かない。今までの記憶を思い出す。確か連休で飯が切れたので買い物に出たんだ。家を出てすぐに突然タクシーが突っ込んできて⋯


 (病院じゃ⋯ないよな)


 流石に風景が洞窟の病院ないだろうと思いながら、体を動かそうとする。全然動かない。事故の後遺症とか⋯?怖いことを考えながらもがくが全然動かない。


 (うぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおお!!!)


 全力で動こうとすると、ピキッという何かが割れるような音がした。え?骨折れた?そう思うが頭が動かないので確認しようがない。まあ痛みもないので大丈夫だろうと思いながら力を入れる。


 (おりゃぁぁぁぁぁぁあ!!!)


 パキパキっパリンっ!という音とともに身体が落下する。


 (うおっ!?)


 突然の落下に驚きながら四つん這いに着地する。


 (危なかったぁ⋯というか今のなんだ?)


 そう思いながら振り向くとそこには水晶があった。俺の身長の3倍はある水晶だ。この中にいたのか⋯?水晶の中で眠ってるって封印でもされた?


 どういう状況なのか確認するために周辺を見渡す。周囲は完全に洞窟って感じだ。周りを見渡していると視界の端に尻尾のようなものが見える。


 (うおっ!?蛇か?)


 尻尾の持ち主を見ようと体を動かすが尻尾は逃げる。三周ほど回ってから違和感を覚える。なんだこれ?まるで俺についてるみたいに⋯え?


 腕を見る。その腕は虹色のようなまるで水晶のような見た目をしている。しかもその腕の形は人間ではない。恐竜のような⋯爬虫類のような見た目だ。


 どういうことだ⋯?義手って今はこんな感じなのか?いや、なわけ無いだろう⋯?困惑しながら周囲を見渡す。近くにあった水晶に俺の顔が映る。そこに映るのはまるでライトノベルに登場するドラゴンのような見た目をしていた。


 ⋯⋯⋯?


 


 



















 1時間ほど自分の状況に困惑したがとりあえず落ち着く。


 (まじかぁ?これ人外転生ってやつ⋯?)


 自分の体を確認しながら考える。見た目は水晶を削って作られたような見た目のドラゴンだ。虹色のような体の色は信じられないくらい神々しい。


 尻尾や翼は赤色、青色、緑色、金色など様々な宝石で作られたような感じなのだが下品さはまったくなく非常に美しい。


 自分の見た目からしてもこの場所からしてもよく小説で目にするような異世界転生という物だろう。俺はオタクだったし憧れたこともあったがまさか本当に自分がこんな状況になるなんて思いもしなかったが⋯しかもドラゴンって⋯⋯


 なんて嘆いていても状況は変わらないんだろう。こういうときはあんまり深く考えすぎてもどうしようもない。とりあえずここがどういう場所なのか確認するのがいいだろうな。異世界主人公たちはだいたいそうやってた。あとは自分の能力か?やはりドラゴンのような見た目だし空を飛んだりブレスとか吐いたりできるのだろうか?少しワクワクする。


 やはり異世界の定番とも言えるドラゴンだ。強い能力を持って無双とかよく聞く話である。作品によっては人化などといった能力もあるし、二度と人間に戻れないと悲観するより希望を持って生きることが大事だと俺は思う。


 さて、とりあえず

 

 

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