第一部完結
寺子屋に人が集まる。夜である。
じゃんじゃじゃじゃ~ん!
「わー!」「始まった!」
ポップな音が鳴り裏から出てきたのは、ピンクとパンサーである。
「ピンクでーす!」
「パンサーでぇ~す!」
『二人合わせてオレンジジュースでー-す!』
パチパチパチパチと手が鳴る。
「コントラジオDJ」
「新作だ!」と、つうな方。
「始まりました! ラジオの中の寺子屋、盆踊り! 今回はゲストにあの! ミスチルの桜井さんを呼んでいます!!」
「えー!!」と、オーディエンス。
「ななな~な~! どうもミスったチルド料理ことミスチルの桜井もともとですイェイ!」
「なぁんだ、ははは!」がやが笑う。
「桜井さんは今回全宇宙コンサートをやるらしいですね」
「そう! スナック全宇宙でコンサートしまぁす!」
「どこにあんだよ!」と突っ込む観客。
「普段はボーカルですよね? それギターですか?」
「そう! ななな~な~ってね!」
「いや、演奏してないじゃないですか」
「そう! ボクちんわかんない。てへ」
あはははは。と笑い声がちらほら
「え? コンサート大丈夫ですか?」
「そこはばっちグリコよ! ほしのげん使うから」
「ええ! 星野源さんを演奏で!!!?」
「ちゃうちゃう! ギターに干野の弦を使うってこと!」
「それじゃアカペラですか?」
「誰がアカベコじゃ!」
「そんなこと言ってないでしょ! あ、お知らせ入ります!」
「・・・。ってことなんだけどね!」
「あ、お知らせ終わっているみたいです。すみません」
「だから! 演奏はいきふんばりばりでなんとでもなるわけよ!」
「はぁ。えー、では、ここからはリスナーのお悩みをゲストが答える、答えてゲストさまのコーナー! お便りきてますよ。水星のリベデンスさんからのお悩み【僕はギターがうまく弾けません。どうしたらいいですか?】」
二人揃って「ギターの弦は干野!!」わー! パチパチ。






