20分で書く「喧嘩の野次馬なんかが「〇〇が勝つのに10ドル、××が勝てば5ドルだ。一口2ドルだ。さぁ張った張った」的なことをやるアレはおかしくないよ」というエッセイ
久しぶりにカクヨムでエッセイでも投稿しようかなと思って20分で書きたいと思います。
みなさんギャンブルお好きですか?
私は好きです。
なろう、カクヨム、まぁそのた小説投稿サイトで投稿されるような作品の多くは少年向けなのでギャンブルシーンは少ない印象ですが、アニメ、ドラマ、マンガではギャンブル物は一つの定番だと思います。
このギャンブルの話題で一つ、以前なろうのエッセイで
マンガなんかで
「喧嘩の野次馬なんかが〇〇が勝つのに10ドル、××が勝てば5ドルだ。一口2ドルだ。さぁ張った張った」
みたいなシーンがあるがあれはおかしい。
胴元が負けちゃう可能性があるじゃん。
っていうものを見ました。
その方はそれを切り口に一般的な公営ギャンブルのオッズの決め方を解説していたのですが、あれはブックメーカー方式というもので別におかしなシーンではないんです。
そういう話を急いで書きます。
まず一般的な公営ギャンブルは
「いったん賭金を集めて、そこから胴元の取り分を抜く。残った賭金を配分する」
という仕組みを取ります。
それに対して
「事前にオッズを決めて、そのオッズに納得したら賭ける」
という方式をとるのがブックメーカーというものです。
ブックメーカー、つまり賭けオッズが書かれた台帳を事前に決めて、客はそれになっとくしたら金を出すという方式ですね。
毎年のノーベル賞の受賞レースで名前だけ聞いたことがある人も多いと思います。
この台帳方式は公営ギャンブルのパリミュチュエル方式に対して複雑な計算がいらないということと、胴元が自由に設定できるので刺激的なオッズを作り出すことができるという魅力があり、海外では人気があります。
この方式だと事前にオッズを決めてしまうと確かに票が偏る可能性があります。
ですから勝ちそうにない側を高めのオッズ、勝ちそうな側を低めのオッズに設定するという方法でオッズをばらけさせます。
ですからオッズの配分をどうするか、というのがブックメーカーを行う業者や胴元にとっての腕の見せ所でして、事前に情報をつかんだり今までの経験、数学的才能なんかを駆使して客がバラけるような絶妙なオッズを決めて利益をだすわけです。
まぁ何が書きたいかって、マンガの
「喧嘩の野次馬なんかが〇〇が勝つのに10ドル、××が勝てば5ドルだ。一口2ドルだ。さぁ張った張った」
みたいなシーンは別におかしくないですよということですね。
大体20分経ちましたので終わりです。