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13日目
俺達の手に入れた炎の魔剣と氷の聖剣の力なら魔王を倒せるかもしれない、と青の勇者は言った。
だが魔王の領土は広く、何万匹という魔物が生息しているので、真正面から侵攻しても魔王の城にたどり着くはるか前に力尽きるだろう、とのことだった。
「何かいい方法はないのか?」
「北の孤島に住むドラゴンが協力してくれたらいいんだけど」
「ドラゴンに乗せてもらって魔王の城まで飛んでいくのか」
たしかに、それなら地上の敵をスルーして一気に魔王城へ突っ込める。
「けどドラゴンは気難しいから、人間に力を貸してくれるかは分からないわ」
「お前が色仕掛けでもやってみたらどうだよ」
この女神は顔だけはいい。
「ドラゴンは雌よ」
「じゃあ俺か」
「あはははははははははははははははははははははは! ぎゃはははっははっははは! うけるーーーーー! あひゃひゃひゃひゃ!!! うえへへーー!」
字数制限ギリギリまで笑いやがったこのクソ女を殺してやりたいと思った。
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