ぴくぴくっ。
何者かに見られているようなーー
そんな気がした
寒さのせいにすれば良かった
だが 確かに感じていた
目の当たりにしてしまっていたのだ
ふたつどころではない
みっつ よっつ もっと……夥しい
明らかに囲まれている
四方八方をぐるぐる 四肢をきつく縛り上げる
どうしてこうなったのか 予想もつかない
掛け布団の隙間から 次々と
こんな季節には相応しくない
凍えて染み 悶えて丸まる
顔まで覆い被してたのに
「ねぇ、いつまで誤魔化しているの」
ぶつん
金縛りには、何らかの原因があるのではないでしょうか。




