――謝罪――
ここでは、本編に関しての誤字訂正や、設定の整理をする章です。
第一話の四ページ目で、王宮魔術士長のイングラムが蛇に話す際、
「スレインよ―――」
となっていますが、正しくは、
「蛇よ―――」
の間違いです。
混乱させてしまったことを、深くお詫び申し上げます。
なお、この話では史実を基に、様々な設定を組み込んでいます。
魔術や聖騎士といった設定はオリジナルであり、統一した世界観の下で創作されています。
ただ、こちらの説明が分かりにくかったり、あるいはここが分からないといった声があれば、本編に挟んだ特別章で随時、ご説明させていただきますので、ご容赦ください。
中でも、この物語では魔術なるものが登場するため、そのご説明は充分ではないかもしれません。
本編をお楽しみしていただけるよう、若輩者ながら努力いたしますので、どうかよろしくお願いします。 また、とりあえず、今後の物語を分かりやすくするため、人物の名を整理させていただきます。
国王エグバート
本編における主役国の現国王。彼の前王はベルトリックである。
聖騎士スレイン
国王直属の第一近衛騎士団を率いる団長であり、ブリテンでも三人しかいない“聖騎士”の称号を持つ騎士の一人。齢25歳。国王に絶対的な忠誠を誓っている。
王宮魔術士長イングラム
国王直属の第一近衛魔導団を率いる団長。歳は80だが、見た目は50代。しかし、年々、年老いて弱まる魔力に嘆いている。
蛇
イングラム直属の暗殺者の一人。歳の頃、まだ15歳の少年である。
それでは引き続き、本編をお楽しみください。