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はじまり

「お願い目を開けて……。」


 頭の上に手が置かれている……?


「あなたはまだこの世界に必要なのよ。」

「早く目を開けなさい」


 僕は寝てる?誰かがそばにいる。なぜ?僕は何をしていた?

 ……。そうだ、僕は森を歩いていた。何のために?


「私を殺せるのはあなただけ。死んでいる場合じゃないのよ」


 殺せる……?僕は誰かを殺そうとしていたの?


「早く起きて。私には時間がないの」


 起きるから待って!君は誰なの?


「そんなこと私に聞かないで。答えさせないで」


 君と会話しているけど僕は目覚めてないの?


「これは私があなたの心の中を覗いているだけ。

 あまりやりすぎるとあなたの意識が混乱しそうだからもうしないわ。

 私ももう限界だし行くわね。早く追いつきなさい。そして私を殺しなさい。次に会う私はもう私じゃないわ」


 どういう事?


「大丈夫。あなたは知っている。今は忘れたくて忘れているだけ。じゃあね。」


 待って!


「だめよ。もう時間がない」

「私はあなたを愛してる。だから私を助けに来て。殺しに来て」


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