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ひなみん。の夢物語〜my dream STORIES〜  作者: ひなみん。


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1/1

11.レンタルパン

今日は夜勤だ。夜勤入る前に

ちょっとスーパーに寄ろうかな

店内に入ると奥にペットショップがあり

買い出しよりも猫を見たいという気持になる

高齢の女性が蛍光ピンク色の猫を連れて歩いている

ソファに座って小型犬を連れた高齢の夫婦

ベビーカーを押して向かって来る女性は

猫を入れている

このスーパーはペット可なんだなと思いながら進む


ペットショップに入るとすぐ「レンタル犬」と書いてある看板がある

1泊2日と書いてある

レンタル犬って試した事無いけどどんな感じだろう

犬を飼った事無いし、レンタルから体験してみようかしら…

店員へ

「レンタル犬をレンタルしたいんですけど…」と言うと

「1泊2日です、こちらになります」

チャック付の鞄を渡される

料金を払ったがそこまで高く無かった

「開封は奥に席がありますのでこちらへどうぞ」

店員が更に奥まで案内する

4席横に並んで木造のテーブルと椅子がある

3番目が良いと思った私は3番目に座る

早速チャックを開けると、ビニールに包まれテープで縛ってある茶色い顔、黒い鼻、目は閉じている

ビニール越しから触ると感触がフカフカしており

パンの様だった。

「早速開けてみましょう、息が出来無いみたいです」

ビニールを開けると目を開け呼吸を始める

そしてビニールから飛び出して来た

小型のシェパード犬の様だった

電池式らしい。

目も鼻も口も息遣いも犬そのもの

ワンと吠えるのも本物の様だ、でも触感はパンの様

動きは活発

フロアを走り周る犬。

でも呼ぶと私の元に帰って来る

沢山撫でる。可愛いな。

店員へ食事を聞くと、わたあめの様な物を持って来る

「食事はこれだけです、お客様は与え無くても大丈夫です」

そうなんだ。ロボットだからね‥1泊2日だけだし沢山可愛がってあげよう!でも夜勤じゃん、、夜勤へ行かなくちゃ!

そして一端犬を預け夜勤へと向かう


そして夜勤が終わった朝、再びペットショップへ

私の犬居るかな…

呼ぶと走って近寄って来る

そして撫でまわす‥2日目って今日で終わりなんだ。

夜勤の日にしなければ良かった…とガッカリする。

ふと首筋に充電60%とある

そっか…充電時間まではまだ時間ある。

此処で一緒に過ごそう

眠気があったが犬と寄り添う事にした

ドリンクバーもあったのでコーヒーを飲みながら

でも充電時間が徐々に減って行くに連れ、悲しくなり大泣きしてしまう。

見た目は本当の犬なのに後数時間で命が終わってしまう

結局名前を付けてあげられ無かったな

涙がずっと止まらない

その後ふれあいをした後

息を引き取るかの様に犬が倒れ込む

そして店員へ渡すと

早速解体を店員が始める

足の部分はバナナの様だ

胴体はやはりパンだ

でも内臓はロボットなのかな?

でも本物そっくりだった。


解体を横目で見た後…ショックで下を向いたままショップを立ち去る。




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