表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

作者: 松任 優夜

私、……たいよ。


美味しくもないソレを口に運ぶ。

何でも「同じ」。全てが「同じ」。

「同じ」ということに嫌悪感。

「違う」世界に憧れる。

けど、どこに行っても「同じ」


僕だって……


ハエに例える。ウケる。

皐月に悪いけど、ほんと。

アリエナイ。

皐月さえ居てくれれば…

嗚呼、ウルサイ


アタシも……


紙面に踊る数字と記号。

アタシを決めつけてくる。

この紙でアタシが他人に見られる。

どうして紙を見るの?


自分も……


鏡を覗く。

代わり映えのしない、いつもの自分。

指で触り視覚に間違いがないことを触覚で感じる。

醜悪な、笑われる、親に似た、最悪の自分。

誰にも見られたくない。


私は、……たいんよ


私の周りにはいつも居てくれる……。

空気みたいなもの。

他は関係ない。

落ち着ける自分の空間に嬉しさを覚える。

……のおかげで誰もこの雰囲気を汚さない。嬉しい。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ