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天界追放(プロローグ)

「またお前か!!!!」


「すみません!すみません!!」


ルカは天界の管轄士、つまり彼女が管理する世界に生まれたり、ほかの世界から転生や転移をしてきた人間を管理する仕事をしている。


しかし、彼女は管轄士の中でもドジ中のドジ。この前もスライムを一つの隕石のかけらぐらい大きくしてしまったり、ボスになるはずのドラゴンをゴブリン程度の強さにしてしまったこともあった。


「今度こそクビかも・・・あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛・・・」


今回は生まれる馬に光る角を何個もはやしてしまった。まるでペガサスのように。


「はぁ...管轄士クビになったらなんの仕事に着けばいいの...」


実は彼女、識別士、確率指定士、運命決定士などの天界にある大体の仕事をクビになっている。ほかの仕事は内定すらもらえなかった。しかも、彼女が犯すミスは必ずと言っていいほど重大な被害を出す。


識別士のときは、200歳を生きた老人をさらに5000年程度生かすようにしてしまった。この前のスライム事件ではスライムが変異し、国を一つ溶かしてしまった。


「おいルカ、お前統合局に呼ばれたぞ」


二日酔いで頭が痛いまま、統合局に向かうと、


「ルカ・トラム、貴方を天界から追放する。早急に天界から降りてください。神を名乗ることはこれから一切禁じます。」


(え?・・・はあああぁぁぁぁ!?!? クビじゃないの!?!?!?)


ヤケ酒で頭が痛いルカは天界を追放になってしまった!!


いきなり家来に腕をつかまれて、ルカは強引に引きずられて行き、なすすべもなく天界の大きな扉に連れていかれ、家来に蹴とばされ無様に下界へ落ちて行った。。。

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