病気だと分かると思い当たることってあるよね
病名が判ったからこそ思い当たるあれこれをお話しします。
前の話でした生理のことや肋骨の違和感などは省略させていただきます。
1、前年の健康診断で貧血の判定があったこと。
この時は朝弱いもんなぁ。くらいで特に気にしていなかったのですが、まぁ原因は言わずもがな卵巣嚢腫のせいでした。
2,立ちくらみ
よく、下を向いてから顔をあげたり、座ったあとに立ち上がるタイミングでクラっと立ちくらみを起こすことがありましたが、これも立ちくらみくらいするときもあるわな。くらいで全然気にしていなかったのですが、以下省略。
3,トイレが近い。
これは病名が発覚した際の診察で明らかになったのですが、あまりにも腫瘍が大きいために膀胱の広がるスペースがないそうで。確かに飲み物を飲んだら割とすぐに行ってました。でも飲んだらトイレに行くのは当たり前のことなので、以下省略。
今考えればおかしなことばかりですが、当時はそれがおかしなことであることとは、これっぽっちも思っていませんでした。
そして、手術前診察では改めて手術についての説明と麻酔についての説明を受けました。
手術は全身麻酔で開腹手術。前日に入院。
前回説明した通り、腫瘍の状況によって切る大きさが変わるので、小さくて済む可能性もあれば、おへそより上まで大きく切ることになるとのこと。
この時、好奇心の塊である母が『こんなに大きくなることって良くあるんですか?』と当人を差し置いて質問しました。
先生回答は
『まれにいらっしゃいますが、通常はここまで大きいとなると高齢の方がほとんどですね。中々ここまで大きくなってからこられる方は少ないです』
とのこでした。
でしょうね!
普通はこんなにお腹かが張るまで放置はしないと思います…
私はならなかったのですが、人によってはこんなに大きくなる前に卵巣が捻れたり、もっと不正出血があったりするようです。
良いのか悪いのか微妙ですが、私はそういったことがなかったのでここまで育ってしまったわけで…
とりあえず、色んな衝撃の事実を知った最後の診察は問題なく終わりました。
入院前に命の恩人とは別の友人と会った際に、入院することと、お腹を触ってもらったのですが、やはり
『いや、これ全然脂肪じゃないから』
と、言われてしましました。
確かに普通脂肪だったら触ったらプニプニするのかと思いますが、このときの私のお腹はまるで水枕のようなゴムのような弾力がありました。
そうして入院前日まで仕事もしていつも通りの生活を送り、いざ入院です!