ついに病名発覚!そして急展開へ
そんなこんなで、婦人科の病院を探すことになったのですが、ここで以前私の父が入院していた病院に婦人科があったことで、初めての病院より知ってる病院の方がいいだろうということでそちらに行くことに決めました。
ただこの病院は完全予約制で、診察可能な日は最短でも2週間後。さらに土曜日の診療は行っていませんでした。
ここで初めて私は職場の上司だけに病気の可能性があることを話し、休みを取ることにしました。
そして予約の日。
30分ほど待っていると名前を呼ばれ、かれこれ3度目となる診察へ。
診察室にいたのは30代くらいの女性の先生でした。
先生は持参したMRIとCTの画像を見て、すぐに病名を教えてくれました。
それが…
【卵巣嚢腫】
この日ようやく病名が判明しました。
先生には、お決まりとなったご飯が食べられているか等々色々と聞かれました。
そして、腫瘍によりありとあらゆる臓器が圧迫されている状況であり、エコノミー症候群を発症するの可能性が極めて高い状況から、
『直ぐにでも手術した方がいいので、最短でオペ出来る日を確認しますね』
と言ったです。
このエコノミー症候群というのが厄介なもので、腫瘍の圧迫により血栓がいつできてもおかしくない状況あること、そしてその血栓により血管が詰まって心筋梗塞やらなにやらになる恐れがあるとのことで最短での手術という判断になってのです。
流石に手術することにはなるだろうなと予想していましたが、まさか最短での手術を提案されるとは思っていなかった私は慌てましたが、命にかかわる状況だということですぐに上司に連絡し、事情を説明して2週間後に手術をすることが決まりました。
そして、その日のうちに入院に必要な検査をすることになりました。
MRIとCT画像が事前にあったことで、卵巣嚢腫に関する検査は無しとなり、血液検査と全身麻酔のための呼吸器の検査のみ行いました。
検査後の診察で手術についての説明がありました。
まず、あまりに大きいため、左右どちらの卵巣か確実なことは言えないが、多分右だろうとのこと。
ここまで大きくなってるので腫瘍の状況によってはおへそより上まで切らなくてはならないかもしれないことなどなど、色々な説明を受けました。
1週間後に施術前の最後の診察と、麻酔の説明を受けることになりこの日の診察は終了。
病院を出た私は母に連絡し、次の診察には母が付き添ってくれることになりました。
あまりの急展開に私も母も驚きを隠せませんでしたが、不思議と悲壮感はなく何故か笑ってしまいました。
病院の帰り道。
私は病名が分かった今でこそ思い当たる節があれやこれやと出て来て、少し安心したことを覚えています。
思い当たる節は次に書きますー