病院に行くきっかけ
そんな感じで、病気を全く疑うことなく過ごしていたのですが、病気発覚の1年半前くらいから明にお腹が張ってきていました。
今までウエストで履いていたズボンは腰で履くようになりました。
またトップスは体の線が出ないものばかり選ぶようになり、ウエストにインして着ることは出来なくなっていました。
こんな状況でも私は本屋を辞めて肉体労働から事務職になったことと、同時期に運動をすることも辞めたことによって太ったからだと考えてました。
ほかにも、学生の頃と変わらない食欲をキープしていたことも病気ではなく太ったと考える一因でした。
ちなみに今は少しは落ち着きましたが、それでも同年代の友人たちと比べると食べる方です笑
そしてある日思いきってメジャーでおへそ周りを図ると
『86cm』
流石にヤバいと思ったわたしは、少しでもお腹を凹ませるためにウォーキングを始め、同時にネットでお腹痩せに効く筋トレ、ストレッチなどお腹痩せに関することを調べては手当たり次第に試すようになりました。
手っ取り早く凹ませようとコルセットを試したこともあったのですが、今考えると卵巣嚢腫が破裂しなくてよかったなと…
まぁ、そもそも苦しすぎて早々にコルセットは諦めました。
ちなみにこのダイエットで2キロ痩せることに成功しましたが、お腹は全く凹むことはなく大きくなる一方でした。
最終的にこのウエスト周りは最大で『96cm』まで膨らむことになりました。
この頃には生理の度に痛み止を飲むようになっていました。
そして酷いときは2時間ほどで昼の多い日用のナプキンが経血で使い物にならないほどでした。
発覚の3ヶ月ほど前には生理の終わった1週間後にごく少量ですが、不正出血があったのですが、その時も私はそれほど気にしていませんでした。
私はあまりにも生理にも婦人科の病気についても無知で無関心だったのです。
また、発覚の一年前くらいからは時々肋骨の下の辺りに違和感を感じて、息苦しいような感覚を覚えることもありました。
そんな私にようやく病気発見の第一歩となる出来事が起きます。
それは病名が分かる2ヶ月くらい前、友人にと出掛けた際に、ダイエットの話題になった時でした。
私が全然痩せないと言うと、友人が全然ダイエットする必要ないと言ったので、
いやいや!流石にこのお腹ヤバいでしょ?笑
そう言って私はこの時ジョークのつもりで今まで必死に隠していたお腹を友人に触ってもらいました。
しかし私のお腹を触った友人は真面目な顔と声で、
『ねぇ、これ普通じゃないよ。一回病院行った方がいいよ。』
と言ったのです。
確かこの頃から何かしらの病気ではないかと私自身も疑いはじてめていたのですが、自覚症状としてはお腹が張りだけだったので病院に行くことを躊躇していました。
しかしこの友人の一言で私は病院に行く決意をしたのです!
この時この友人の一言がなければ、もっと発見は遅くなっていたでしょうし、もしかしたら卵巣嚢腫の破裂などの最悪な状況での発見となっていたかもしれません。
この友人は私にとって命の恩人です。