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空間移動

作者: 人間詩人

久しぶりに

高速道路を走った

しかもダンプカーで

私としては

久しぶりの移動になる

今まで拒否し続けた

ホームではなく

違う場所へ行った

なんとか無事に帰還したが

気づかれがどっと押し寄せて来た

もともと車の運転は

好きなほうであり

乗用車からトラックまで

乗りこなして来た

しかしホームからの

移動には 勇気がいり

ずっと緊張感を

引き連れたままだった

思えば仕事でよく行った場所であり

10年ぶりだった

向こうの人も覚えていてくれていた

すごく感激した

時は たてども

自分の空間に

つなかっていたことが

素晴らしく

嬉しかった

生きるのには違う環境に

変わることがある

私も 病気を経て

引きこもりになり

自分の空間からの

移動は 拒否しつづけた

しかし その空間は

破られてしまい

違う空間へと移動した

やれば出来るじゃないかと感じた

毎日毎日 不安との

闘いに 明け暮れて

外出など 拒否してきたけれども

少しだけ自分の嫌な空間から抜け出せたようだ

なんとかなるから

違う空間への移動は

絶対に 必要だと

確信したしだいだ

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