【年表】(※ネタバレ注意!)
※"昏き海の底で"及び"神々の樹海―――叛逆の女神たち―――"のネタバレを多く含みます。ご注意ください。
※"神々の樹海"に直接関連するエピソードは(樹海)とつきます。
年表
十七世紀 超新星爆発の余波が樹海の星を襲う。
1632年ころ 科学者ドワ=ソグ、樹海の星の復興に従事。
十八世紀初頭 神々の文明ほぼ再建される。
十八世紀中ごろ 神々の間で、遺伝子操作の弊害による大量絶滅が
問題視されるようになる。
遺伝子復元プロジェクト開始。
十九世紀初頭 遺伝子復元プロジェクト頓挫。
理論的に可能性が浮上しつつあった異世界探索に
焦点が当たる。
十九世紀中ごろ 門の技術的問題点、ほぼ解決する。
初の門が開通する。
極めて慎重に異世界探索が開始される。
1842年 インド洋で神々の探査艦"曙光"号、人類の帆船を発見。
1850年 神々、地球の生態系の移植に関する初期実験に成功。
地球侵攻計画の素案が提出される。
神々、総力を結集して開戦を準備。
1917年 マステマの素体となった人物、神々の実験場で誕生。
1927年 神々の科学者ミン=ア、ドワ=ソグ、神戸の須磨離宮周辺を調査。
1934年 マステマ、眷属に改造される。
1970年頃 ペレ誕生。
1993年 ドナ・ハーグ誕生
1994年 蛭田麗華誕生
1996年 ヘカテーの素体となった少女誕生
1999年 双子誕生
2005年 都築刀祢誕生
2006年 都築燈火誕生
2010年 麗華、オーストラリアへホームステイ。
ステイ先はドナの家で、ふたりは友人になる。
偵察に来た神々によってふたりは樹海の星に連れ去られ、
神格"ブリュンヒルデ""デメテル"とされる。
2011年 フランシス・マリオン17歳、神々によって連れ去られ神格
"ワルフラーン"となる。
2012年 フランシス・マリオン、人類として初めて超光速航行により近隣の恒星
系への恒星間航行を経験する。
2013年 神々によって連れ去られて来た少女が神格"ヘカテー"へと改造される
2014年 ウルリクムミ誕生。
モニカ・ベルッチ12歳、神々に連れ去られ眷属”ニケ”となる。
2016年
3月16日 遺伝子戦争勃発。
燈火10歳、双子17歳、ウルリクムミ2歳、
アスタロト13歳 カスミ22歳。
志織18歳。
彼ら彼女らは開戦当日あるいは数日内に神々に連れ去られる。
カスミ、都市攻撃用神格へと改造され、女神ヘルとなる。
志織、大規模光学攻撃型神格"天照"として改造される。
都築燈火、遺伝子改造される。女神ヘルと出会う。
カスミが自我を取り戻す。
"ブリュンヒルデ"、"デメテル"、"ヘカテー"はオーストラリアの門に
配属され、猛威を振るう。
4月22日 神戸の門が破壊される。
太平洋で人類側神格"天照"が史上初の巨神戦を行い、
敵神格の撃破に成功。
この時もたらされた流体の物理的構造についてのデータより、
巨神を通常兵器で破壊する手段が確立する。
以降、終戦までに人類側が撃破した神格は
総計3249柱に上る。
ミン=ア、人類の捕虜となる。人類が得た初の神々の捕虜。
これ以降人類の本格的反撃によるストレスから思考制御が解け、離反
する眷属が続出するようになる。
神々が神格の反乱を恐れ、運用に支障を来し始める。終戦までこの
問題は解決することがなかった。
4月25日 天照の離反によって始まった混乱の中、神々の攻撃でドイツ連邦共和国
の原子力発電所が破壊。深刻な放射性物質汚染が始まる。
4月26日 眷属"ジークフリート"、脱走。人類側神格となる。人間名テオドール=
クルツ。
4月28日 ドイツ、ハルツ山地"魔女の道"にて人類側神格ジークフリート、眷属
シグムントを撃破。
4月後半から5月
神戸の門の残存兵力、大阪を占拠。市街を盾にし他の門よりの救援を
待つ神々と自衛隊との交戦が開始される。大阪戦役勃発。
天照、自衛隊側の戦力として参戦。
台北門より神々の救援に送り込まれた"九天玄女"を含む眷属群、天照ら
自衛隊と交戦する。戦役は人類の勝利に終わる。
撤退中の九天玄女、反乱を起こし共に行動中の眷属を撃破。後、沖縄
の在日米軍へと投降。人類側神格となる。この頃より英語名
サラ・チェンを主に使うようになる。本名陳淑樺。
5月18日 ドワ=ソグ、救出部隊の第一便で樹海の惑星に帰還。天照に関して
証言を行う。
5月19日 埼玉県の防衛医科大学校で仮死状態の眷属が解剖中に息を吹き返して
暴走する事故が発生。被害は軽微なるも今後の課題となる。
都築博士と焔光院志織が出会う。
6月18日 ヘカテーが反乱。人類側神格となる。
6月24日 "天照""九天玄女"を主力とする米軍・自衛隊・中華民国国軍連合に
よる台北門攻略戦。激闘の末、九天玄女により敵気象制御型神格が
排除され、天照のアルキメデス・ミラーによって門は破壊。
神々の軍勢が一掃される。
同時刻ハワイにて、"ペレ"反乱。人類側神格となる。
台北市跡に残された神々の各種兵器・資材が人類によって接収され、
再生可能な一部は人類によって運用が開始される。
8月 人類側神格"マステマ"がカリフォルニア湾で眷属4柱と交戦。
人類側神格"ペレ"の援護もあり敵を撃退する。
9月 人類側神格"ワルフラーン"、本名フランシス・マリオン、喜望峰沖で
神々の戦闘警戒艦の強奪に成功する。艦の副長ムウ=ナ、
味方に救助される。
12月 人類、電子励起爆薬の実用化に成功。誘導システム、推進機関も著しく
高性能化した対神格ミサイルの配備が進み、人類の主力兵器となる。
2017年
1月~ 人類側神格"ジークフリート"、眷属"ニケ"を撃破。ニケ、瀕死の重傷を
負った結果として人間としての意思を取り戻す。
モニカ・ベルッチ、人類側神格ニケとしてEUで活動を開始する。
"アスタロト"、試作型の対神格用神格に改造され洗脳処置を施される。
訓練終了後、イスタンブールの門に配備され猛威を振るう。人類側
が彼女につけたコードネームは"蛇の女王"。
双子、気象制御型神格に改造され実戦投入される。
5月 イタリア共和国ラツィオ州マドンナ・デッラ・パーチェにて、"ニケ"
十一体目の眷属を撃破。相討ちに撃墜されたニケ、特殊部隊に救出
される。
11月 イングランド北西部に"ペレ"を主力とする、北米より送り込まれた
国連軍が上陸。ペレ、双子と交戦。
2018年
駆逐艦アンドレア・ドーリア、眷属と相討ちになる。
この際ジュリオ・ベルッチが海に投げ出され、
神々の捕虜となる。
ヘカテーを主力とする人類軍対神格部隊と神々の眷属十三柱が交戦。
対神格部隊壊滅。眷属群もブリュンヒルデ及びデメテルを残して全滅。
カスミと燈火、施設より脱走する。
アスタロトと交戦。カスミ死去。
地球側の熱核兵器による攻撃で門、破壊される。
双子、自我を取り戻す。
2019年 自衛隊が改編される。陸海空の死傷者は、
この時点で八割にも達していたため。
憲法九条が改憲される。両院とも満場一致であった。
台湾が正式に国連へ復帰する。
ニジェールの首都ニアメで神格の人類間における紛争への利用を全面的
に禁止することが合意される。ニアメ条約の締結。
地球側に取り残されていた神々最後の残存勢力、降伏する。この時
ドワ=ソグ、ムウ=ナ共に捕虜となる。
終戦時の人類側神格は十八柱。
いずれもが神格撃墜数四十~百余の超エース。
フランシス・マリオン、自身が率いる傭兵団を解散。傭兵を廃業し、
祖国イギリスへ帰還する。
モニカ・ベルッチ、ペレを連れてイタリアの実家に帰還。その他の
人類側神格も故国に帰還し、あるいは異郷でそれぞれの人生を歩み
始める。
世界各地の本格的再建が始まる。激増した傷痍軍人に対応するため、
バリアフリー化が世界的に進む。
感染した神々の間で変異した、インフルエンザ神=ヒト変異種が初め
て確認される。
2020年 はるな、ちょうかいとその姉妹、人類初の知性強化動物が誕生する。
刀祢とはるな、出会う。
ウィリアム・ゴールドマンと都築弘が出会う。
南米での経済発展が驚異的に。
2021年 双子と燈火、運命的出会いを果たす。
燈火、門の復活に向け活動を開始する。
知的生命体全般への思考制御措置が国際法で禁止される。
国連にて、知性強化動物が人類の一員であることを宣言される。
知性強化動物の人類としての権利保障が明確に法整備される。
アメリカで鳥類と爬虫類の双方をベースとした
キメラの知性強化動物が誕生。
台湾でネコ科の、イタリアでシカをベースにした知性強化動物誕生。
遺伝子戦争、知性強化動物の登場を経て人権意識の高まりが進む。
ドイツで環境管理型神格"ペルセポネ"を運用するため、九尾級の
ライセンス生産が開始される。"人狼"級の誕生。
2022年 はるな、"九尾"級神格となる。人類が初めて建造した神格の誕生。
失われた肉体を補う機械義肢、生身と遜色ない水準のものが非常に
廉価に供給されるようになる。傷痍軍人の社会復帰が飛躍的に進む。
遺伝子戦争期に結成され暫定的に存続していた国連軍、常設化される。
すべての人類勢力の神格、国連軍に属する事となる。引退した人類側
神格も法的には所属の形。
2023年 都築弘、胃がんにより死去。
アメリカ初の神格"エンタープライズ"級誕生。台湾で"虎人"級、
イタリアでは"リオコルノ"級が完成。
以後、神格の建造ラッシュが世界中で起こる。
"人狼"級の1体、"ケルン"にペルセポネが移植される。
ケルン、環境管理型神格としての機能を発揮してドイツの放射性物質
汚染の除去を開始する。
残る11体の人狼に組み込まれたのは九尾級神格の改良型。
2024年 オービタルリング建設開始。宇宙開発が飛躍的に進む。
人類の保有する神格数が3桁に達する。
九尾級知性強化動物の2期ロットにあたる改良型が誕生。うち1体の
個体名"しらぬい"にちなんで不知火型の通称で呼ばれるようになる。
2025年 ジブラルタルで国連軍による大規模な軍事演習が行われる。
存命の人類側神格18名全員が参加し、人類が行った演習としては
初めて参加した神格数が100を超える。
リオコルノ級の2期ロット誕生。エトナもこの時生まれる。
2026年 リスカムらリオコルノ級初期ロット勢、マステマと知己を得る。
2027年 アメリカの研究者、社会性昆虫を用いた群体型知性の基礎理論を発表。
のちの"蠅の王"級。
都築刀祢、大学を卒業し就職。公立高校の教員になる。
2028年 スヴァールバル世界種子貯蔵庫が再建される。
オリンピック再開。多数の公募の中から大会ロゴに選ばれたデザイン
を手がけたのは人類製神格九尾級"ちょうかい"。
このころより世界的ベビーブームに。
ウルリクムミ、遺伝子操作される。数年をかけ、姿が変貌。
都築刀祢、大学在学中から交際のあった女性と結婚。
2029年 サラ・チェン、結婚。相手は遺伝子戦争中行動を共にしていた米軍の
パイロットのひとり、ジョン・ミラー。
オービタルリング完成。
人類製神格の総数が1000を超える。
ドイツで"ケルン"による放射性物質汚染の除去、ほぼ完了する。
2030年 都築相火誕生。
2031年 月面に恒久基地が建設される。
2032年 初の第二世代型知性強化動物"ドラゴーネ"級がイタリアで誕生。
四足歩行型だった。開発の中心人物はウィリアム・ゴールドマン。
2033年 ウルリクムミ、水陸両用型神格へと改造される。
イギリスで"ブラックドッグ"級、日本で"玄武"級第二世代型知性強化
動物が誕生する。アメリカの第二世代開発はこの時点では難航中。
2034年 ウルリクムミ、深海調査中に燈火率いる神殺しの一行と遭遇。
激しい交戦の末、双子に取り押さえられ、肉体を取り戻す。
神々の間では彼女の行方不明は事故として処理される。
初の人類第二世代型神格"ドラゴーネ"級が
イタリアでロールアウト。
模擬戦で人類側神格"ニケ"と互角の戦いを披露し拍手喝采を浴びる。
イギリスで神々の捕虜が妊娠したことが発覚。扱いを巡って国連総会で
も議題に上るほどの大問題となる。
2035年 イギリスの収容所にて神々の子供が生まれる。
第二世代型神格"ブラックドッグ"、"玄武"が完成。
いずれも高性能を発揮する。
これ以降、第二世代のロールアウトが相次ぐ。
2036年 パラリンピックで初めて全身義体者の級が登場する。
真に知的な初めての知能機械が誕生する。
都築相火、九曜と出会う。
このころから都築刀祢、自らの体験談を記述したものを公開。
初の知性強化動物誕生の経緯や遺伝子戦争緒戦について一般人
としての視点から描いた内容が好評となり、後に出版される。
2037年 都築相火、小学校入学。都築家で第二子誕生。女児であった。
2039年 アメリカが難航していた第二世代型知性強化動物の開発に成功する。
この知性強化動物用の神格の試験がほぼ終了。第二世代の中でも群を
抜いた性能となることが予想される。
2040年 地球で生まれた神々の子供が初めて人類の学校で公教育を受ける。
2041年 アメリカで第二世代(二・五世代とも)型神格、"スティールコング"級
誕生。開発期間に見合う驚異的な高性能を発揮した。
主武装である四十一式神対神誘導ミサイルは日本の開発。主任開発者
は九尾級も手掛けた小柴正治博士。
以後、神格用ミサイルのベストセラーとして改良を重ねながら、
様々な神格に採用される。
年末、都築家にて第三子誕生。
2042年 ジュリオが顔役を務める海辺の街でフランソワーズ・ベルッチ誕生。
父はジュリオ・ベルッチ、母はフランス系アメリカ人女性だった。
2043年 都築相火、中学校へ入学。
人類が保有する、真に知的な高度知能機械の総数が百を超える。
火星への初の有人往還船が出発する。
2044年 イギリスで初の第三世代型知性強化動物"チェシャ猫"級誕生。
ペレ、言語能力の回復手術を受ける。
人類が初めて火星へと降り立つ。
うち一名は人類製神格リオコルノ級、リスカム。
イタリアでフォレッティ級の知性強化動物誕生。
2045年 無人実証機による超光速航行の試験に初めて成功する。
2046年 初の人類第三世代型神格"チェシャ猫"級がイギリスで建造される。
これによって神格そのものにおいても、人類製神格の性能が標準型
神格に並ぶ。
リスカムら火星渡航者たちが一年の滞在期間を経て地球へ帰還。
拍手喝采を浴びる。
2047年 第三世代型神格"The-G"級が日本で建造される。
2049年 第三世代型神格"斉天大聖"級が中国で建造される。
呂布もこの時神格となる。
2050年 初の知性強化植物"ユグドラシル"が誕生。北欧三国の共同開発。
2051年 樹海のほとりにある村が人狩りに遭うも抵抗したため焼き払われる。
発掘からの帰路であった神殺し一行が村に立ち寄る。
以後、本編へ
3月15日夜半 ヘル、蘇る。
3月16日早朝 神殺し一行と神格”アグニ”交戦。
3月17日午後 一行、北方の隠れ家『穴倉』へ到着。
行方不明となったアグニの捜索が開始される。
3月18日 ヘルのトレーニング開始。
4月3日 アグニが交戦によって破壊された可能性が高いと結論付けられる。
はぐれの神格による犯行を視野に入れた捜索が開始される。
6月12日 樹海でフランと神殺し一行が出会う。
6月15日 海辺の街に到着。一泊する。
6月16日昼頃 髭熊から増幅器を受け取る。
フランが神格を組み込まれる。
午後 フラン、チェルノボーグとして覚醒。
ジュリオの脳内から生データが取り出される。
一行の捕獲計画が立案され即座に近辺の神格が集められる。
夕刻 神殺し一行、街に戻るもジュリオの家に神々がいたため酒場へ。
夜 神々による奇襲攻撃。街が壊滅。ジュリオ死去。
神格十四柱と神々多数が死亡。
一行は脱出。
6月16日深夜 神々の主要国家の元首たちによる緊急会議が開かれる。厳戒態勢。
6月20日夕刻 一行、隠れ家へ到着。
6月21日 フランへの教育開始。戦闘技術だけでなくあらゆる分野にわたる。
7月17日 一行、隠れ家出発。
ヘルに対する教育より短期間なのは、
フランの神格には欠損がなかったため。
7月29日 一行、門へ到着。修復開始。
2052年
2月28日 門修復完了。
3月1日 深夜 門再稼働開始。
3月2日 早朝 偵察部隊を撃破。
3月2日 午前 神格四十五柱を主力とする神々の部隊と神殺し一行が交戦。
第一次門攻防戦開始。
昼頃 ヘルが撃破される。気圏戦闘機部隊壊滅。
門、開通。国連軍神格部隊が偵察に送り込まれる。
史上初の人類勢力による世界間の越境。
神々の眷属十九柱と国連軍神格三十三名、交戦。
眷属側の被害は十三柱。人類の完勝であった。
人類が一度の戦闘で撃破した眷属数としても記録的。
第一次門攻防戦は人類の勝利に終わる。
夕刻 国連軍特殊部隊が門の施設を確保。
3月4日 国連軍特殊部隊が、神殺し一行の遺した手紙を発見する。
軍事情報、人類の集落についてのみならず、
門の科学的・技術的資料も含む極めて膨大なものであった。
ヘル、国連軍に救助される。
3月6日 血液検査により手紙の血判とヘルが同一人物であることが判明。
フランの遺伝子が国連で管理されていたモニカのものと照合
され、血縁関係にあると確認される。
神殺し一行、大洋上の島でキャンプを張る。
3月8日 ヘル、息を吹き返す。
国連軍の聴取を受ける。発言内容は国連上層部に衝撃を与えた。
3月13日 国連、正式に樹海の惑星に生きる人類の救助を決定する。
知性強化動物及び神格の大幅な増産が決定される。
3月15日 国連、門開通の経緯及び都築燈火の手紙の一部を公開。
世界的な大反響を巻き起こす。
都築刀祢、国連軍へと確認の連絡を取る。
4月2日 ヘルの聴取及び精神鑑定が終了したため、
都築刀祢へと連絡が届けられる。
4月4日 都築刀祢とヘル、言葉を交わす。
4月17日 神々が、人類勢力への小惑星による質量爆撃の準備を開始。
5月1日 神殺し一行に、小惑星投下攻撃の一報がもたらされる。
5月5日 神殺し一行、小惑星投下部隊と交戦。
髭熊、国連軍とコンタクト。
当時天体破壊能力を持つ神格が前線に投入されていたため、
ヘルの協力を得た国連軍部隊が送り込まれる。
神王の一柱ソ・トト戦死。
小惑星破壊。
5月6日 燈火、タラニス、ウルリクムミ、そしてアスタロトが
国連軍で保護される。
5月9日 フラン、自力で国連軍とコンタクト。保護される。
5月10日 エスス、国連軍に保護される。
5月11日 都築兄弟、再会を果たす。
5月18日 神殺し一行、国連で演説。
数奇な人生を送った一行の言葉はおおきな反響を呼んだ。
8月 ルーマニアにてミカエルら"ドラクル"の第一期生産分が誕生。
彼らは幾つものグループに分けられて関係者の家で育てられ、
軍施設で教育を受けるという生活を送る。
9月後半 神格アスタロト、"ドラクル"の子らの教育役の一人として就任
国連軍の軍事アドバイザーとしても働く一方、ミカエルらに
愛情を注ぐ。
2053年 人類初の気象制御型神格、"ハヌマーン"級の開発に成功。
東南アジアおよびインドの共同開発。肉体はライセンス
生産されていた"斉天大聖"級用の知性強化動物を流用。
グ=ラス、神々として初めてイギリスで士官学校の門を叩く。
2054年 オーストラリアで第三世代型神格"虹蛇"の知性強化動物誕生。
人類製第三世代型神格"ドラクル"級ロールアウト。
アメリカ、スティールコング級の総生産数が256柱に達する。
代替機種を模索開始。
2055年 この頃門を開通させた"都築燈火"以下のメンバーの通称として
"叛逆の女神たち"が定着する。
この時期公開された彼らの半生を描いた映画の影響による。
(当人らはこの名を名乗ったことはない。なお樹海の星における
人類勢力からの呼称は"神殺し"である)
"虹蛇"の二期生産分が誕生。アデレードもこの時生まれる。
アメリカ、研究中の新型知性強化動物完成までのつなぎとして
"虹蛇"級知性強化動物のライセンス生産を開始。神格は
スティールコング級の発展型として独自開発された航空戦型。
"サンダーバード"級と名付けられる。
2056年 "ドラクル"級第一陣、訓練期間を終え実戦投入される。
人類製第三世代型神格"虹蛇"級ロールアウト。
2057年 アデレードが神格になる。
2058年 日米共同開発で人類製第四世代型神格"蠅の王"級が完成。
初の無脊椎動物型で、様々な新機軸を採用していた。
はやしもの育成を担当した里親は、
"叛逆の女神たち"の一員である人類側神格"エスス""タラニス"
同じく日米共同開発で人類製第四世代型神格"八咫烏"級完成。
こちらは宇宙航行・戦闘を重視した戦闘艦タイプの神格。
"虹蛇"級実戦投入される。
2059年 アデレード、訓練期間を終えて戦場へ。
サンダーバード級48柱、実戦投入される。急造の代替機にも
関わらず驚異的な航空戦能力を発揮した。
2062年 蠅の王、実戦投入される。戦略級神格以外では撃破不能な凄まじ
い不死性から多大な戦果を挙げ、人類軍の損耗率の低下に貢献。
2064年 ミカエル、特殊部隊の隊長に任命される。
各部隊から腕利きを集め、はやしも、アデレード、呂布が揃う。
以下、昏き海の底で
3月29日 神々の軍勢による、人類軍に対する大攻勢が行われる。
攻勢は失敗。ブリュンヒルデとデメテルの部隊も壊滅し、
ふたりだけが生き残る。ブリュンヒルデ負傷。記憶を失う。
3月31日 ブリュンヒルデ、"蛭田麗華"として目覚める。
4月1日 麗華、デメテルに導かれ、神々の勢力圏への逃避行を開始する。
機雷源に遭遇。"The-G"の部隊と交戦。
4月4日 麗華とデメテル、温泉の街でありすと出会う。
4月5日 麗華とデメテル、偵察に来た"斉天大聖"級三柱と交戦。
ありす、人類軍に保護される。
4月16日 麗華とデメテル、古城に到着。麗華が記憶を取り戻し拘束される
4月18日 麗華を移送する輸送機出発。国連軍特殊部隊による輸送機襲撃。
4月24日 麗華とデメテル再会。麗華とデメテル、和解する。
神格六柱を主力とする神々の軍勢が麗華を包囲するが国連軍特殊
部隊による奇襲で潰走。麗華、部隊に保護される。
4月25日 神々の軍勢、国連軍特殊部隊のキャンプ地を襲撃。部隊は脱出。
部隊は神々の勢力圏からの離脱を開始する。
4月28日 神々の軍勢による包囲網。国連軍特殊部隊は戦闘を回避しようと
するが、偶発的に戦端が開かれる。
麗華、デメテルを撃破。部隊は包囲網から脱出に成功する。
深夜、麗華及びデメテル死亡するも神格"デメテル"が麗華に寄生
したことで辛うじて息を吹き返す。
4月29日 国連軍特殊部隊、神々の軍勢と交戦。
人類の勢力圏へ脱出に成功。
デメテルの蘇生及び麗華の治療が行われる。
2065年
2月頃 麗華、神格再移植手術を受け、完治。
昏き海の底で ここまで
2067年 人類製第五世代型神格"テュポン"級48柱が実戦投入される。
EU圏の共同開発で中心人物となったのはゴールドマン。
その驚異的な性能は標準型神格の大軍を圧倒する。
神々にはもはや人類製神格に対抗できる知性強化動物を開発する
だけの余力がなかった。
テュポン級他、この年に投入された第五世代型神格の活躍が
最後の一押しとなり、神々が降伏する。
第一次門攻防戦に端を発した樹海大戦終結。
これによって長きにわたる人類と神々の敵対関係が終結する。




