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5杯目 お客さん
「さて、お金事情なわけですが…どうします?勇雅さん」
「俺は出せる…はずないよな」
カフェ会議の始まりだ。
まぁ、猫の予算会議だな…
「俺は猫を看板猫に使いたいと思ってるんだが…どうだ?」
まぁただ単に俺が猫好きなだけでもある。
可愛いよな、猫。
カランカラン…
「いらっしゃいませ!」
即座に反応する俺氏。
しかも何か由梨が喜んでる気がする。
「あら、今は準備中だったかしら?…新しい店員さんかしら?」
「あ、俺は店長です。宜しくお願い致します」
「あらあら~よろしくね~」
結構おっとり目の女性だ。
どうやらこの店の常連らしい。
「由梨さんいつものお願いしますね~」
「はい!」
流石、由梨の手際が…
作っているのは…サンドウィッチとダージリンティーだな
俺も紅茶の入れ方とか練習しないとな…
紅茶の入れ方?簡単ですよ