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勿忘草  作者: 花林トウ
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~最終章~ 新しい出発

「南海!早く起きなさい!!遅刻するわよ!」


お母さんの声が聞こえる。


「はぁーもう朝か…。」


入院していた分、学校生活はだいぶハードだ。




あの出来事は夢だったんじゃないかと、ときどき思う事が有る。


でも、押し花にしてしおりにしてある勿忘草が夢じゃないよと教えてくれる。


私は制服に着替え、しおりをカバンの内ポケットに入れ、リビングに行った。




「もう!またこんな時間に起きて…」


お母さんが頭に響く声で怒鳴る。


「だってさー…」


そう言いながら食パンを牛乳で流し込む。


髪を梳き、靴を履いた。


「おかあさん!!行ってくるー!」


バタンッと勢いよくドアを閉め、外に飛び出した。




外は満点の空だった。


「これだけ晴れてれば零にも見えてるかな?」


空に向かって投げキッスをした。


「行ってきます!零。」


そう言って、私は学校への道を急いだ。




『行ってらっしゃい。南海。』


そんな声が聞こえた気がした。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

途中設定を変えたことや、私の力不足で読みづらい所も多々あったと思います。

辛口でも大歓迎ですので、ポイント評価や、感想をお寄せいただければ幸いです。

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