封印宣言
私はこの小説を書くために
オナをしていたのかもしれない
だとしたらそれは過ちである
過ちは正さねばならない
光輝くキャンパスライフの為に
頭が常に痙攣する
国語をやるときは、なお強い
ようするに
俺に勉強するなと
脳が訴えているのだ
お前はそんなやつじゃない
早く自分のPでもいじっていろ、と
オナをすると馬鹿になる
というのは否定できない
集中力がなくなり
机に座ることすら困難になる
しまいには痙攣ときたもんだ
イブエーも鷲のマークも効かない
これは難病なのだ
自分で解決せねばならない
そして治療せねばならない
オナとは関係なく
目が痙攣することに
一時期興奮した私であったが
頭、コメカミの痙攣は
なんとも欝な症状だ
それ自身があたかも病気のように
重く身体にのしかかる
妨害された思考は
正常に機能しない
このとおり
私の手は無心にケータイに向かう
明日は冬休み最後の日だ
補習の予習もしなきゃならないし
私立センター利用の準備も必要だ
よって私にオナする暇などない
私は今日こそ徹夜すべきだと思う
考えると私は
冬休みは受験に向けて
毎日深夜近くまで勉強する予定だった
しかしどうだろう
冬休みが終わりを向かえ
手元に残ったのは
堕落した小説とティッシュの山である
受験生、それが何なのか
私にははっきりとは分からない
しかし
私を受験生と呼ぶのは
間違っていることは分かる
冬休みのツケを
一回の徹夜で戻せるとは
無理な話かもしれないが
今日こそはを
今日限りにしよう
私は今から変わりたい
遅すぎるスタートだとしても
全力で駆け抜けたいのだ
かくして4月に入るまで
私はこの小説を更新しない
もしかしたら
新しいケータイに変えているかも
分からないが
その時はその時だ
もし私が4月より前に更新した場合
毎回読んで下さる読者様には
申し訳ないが
もう二度と読まないで欲しい
アクセス数は私の気を惑わせる
それが私5ミリの
最後の頼みです