表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/75

資金稼ぎ

朝霧事俺、リカルド・フォン・ラーリカ・リックは今日も今日とて、訓練場に足を運んだ


ん?子供らしくない?そりゃそうさ前世は、日本で言う国の軍人やってたしね、しかも、予想外にも撃たれて死ぬって言うね、守っていたはずの国民に撃ち殺される事ほど悲しいことはないな、まっそんなこんなで、今は家族なんかの家庭に産まれて、人生万々歳だよ。


そんな感じで今日もお父さんのお話を抜けてきて訓練場に来ている


「フェリス〜今日も剣術教えて」


フェリスとは私兵隊の中でも随一の腕前を持っている女剣士で、頻繁に剣術と体術を教わりに来ている。


「あら、リックくん、今日も来てくれたんだ」


フェリスは意外と嬉しそうに言った、そしてフェリスとの訓練が始まりまず最初に準備運動と汚れて良い服に着替えた。


「それでは始めますよ、最初は体術です」


「はい!」


だが、リックは体術こそ大の得意だったそれはなぜかって?


それは、元軍人時代に、空手、剣道、銃剣道、柔道、日本拳法、居合道、ボクシング、キックボクシング、テコンドー、ムエタイ、システマ(ロシアの軍隊格闘)等様々な事をやっていたためである

なぜ、そんなにも覚えているかと言うと、軍で教わったのと、他国の軍隊と合同演習した際に教わったりしていた


そして、何お隠そう元軍時代には様々な武器を見て来たその為武器に関しての知識はかなりの物だ。


「では、まず最初にタールレゴに相手をしてもらいます」


タールレゴは私兵の中でも体術に特化している人物であって、大陸戦争の生き残りでかなりの歴戦の猛者である


「坊ちゃん、手加減は出来るかわかりませんよ」


タールレゴはリックに対して5歳相手になぜ俺なんかがやらねばならないんだと考えていた。


「いいよ、手加減しなくて5歳でもそれなりには魔法は使える肉体強化くらいなら余裕だよ」


リックは少し挑発気味に言った


「坊ちゃん、そんな手には乗りませんよ」


タールレゴは笑いながら言った、流石は大陸戦争の生き残りだなとリックは思った


「では、行きますよ」


「リックくんの戦い方で構いません、一本目始め!!」


先手はリックがとって、まず最初に、自分の攻撃範囲に入り、相手の出方を見た

そして、タールレゴが思いっきりストレートをかまして来たところを、避けて、重心である足を一気に蹴った、タールレゴはバランスを崩した


リックはその隙に飛びかかりタールレゴの頭に足でしがみつき思いっきり後ろに体重を回した

そしてバランスの崩している、タールレゴはそのまま宙を舞い地面に叩きつけられた。


「イテテ、タールレゴだいじょ〜…」


「坊ちゃん?今何をやったんですか?」


タールレゴは今何があったのか未だに理解が追いつかない様子だった、タールレゴだけでは無く他の私兵の人達も唖然としていた

それは、もちろん、古参兵であるタールレゴが5歳の少年に負けたのだしかも確実的に、まぐれでもあんな事は出来ないと、誰でも分かるぐらいに。


そして、負けたタールレゴは今までリックの事が正直好きでは無かった、何せ自分との産まれ方が違い、何も苦労せずに生きていけるからである


だが、タールレゴ今回の事でそんなのはどうでも良くなったこのお方は絶対に護るに値するお方だと。


「た、タールレゴ?」


「坊ちゃん!、いえ!、リック様!私は貴方に永遠の忠誠を誓いましょう!!」


リックは思わずスリープ状態に入っていた

約5秒でそのスリープは解けて


「えええええええええ!!」

「いやいや、俺5歳だしそんな忠誠とかなんて!」


リックはかなり動揺した、そりゃ勿論外見は子供でも中身は21歳の大人なんだし、タールレゴが自分の事を嫌っている事ぐらい、すぐに分かったからである、そんなタールレゴがいきなり自分に忠誠なんかを捧げて来たら、誰だってそうなる。


「リック様、私は歳ではなく貴方様、ご自身に忠誠を誓ったまでです、この忠誠は変わらないでしょう!」


タールレゴは今までに見せたことのないようなキラキラした目でリックの事を見ていた


「は〜あ、分かった、これから、外出の際は君に護衛を頼むとするよ」


リックはこれはめんどくさい事になったと思った。


それから、4年後リック9歳、自宅の食堂


そこには家族が勢ぞろいしていた、それはなぜか?


それは、勿論俺のことだ、何せ親達には俺一人しか生まれなかったのだ、そりゃ勿論、今の親は嫌いでもないしむしろ、優しすぎて怖いぐらいだ


「所だリックお前は気になっている女性は居ないのか?」


父が訪ねて来た、やはり後継の話だろうな〜と思っていた


「父さん、何でそんな事を聞くんだよ?」


「だって、お前もそろそろ年頃だろそうゆう人の一人や二人居るだろう」


「残念ながら居ないよ」


父は少し、しゃんとしたのが分かった、この人は顔に出やすいことは分かっている、確かにそろそろこの世界でも恋愛とかはして見たいが


今は、【あれ】の作成の方が最重要だ、あれとは

勿論、銃である、銃自体は直ぐに作れはするが問題は、火薬だ、この世界ではまだ、火薬が使われて居ない、正直、黒色火薬なら直ぐにでも作れる

がそれだと作れる銃が限られる、何せ黒色火薬で

一度だけやったら、めちゃめちゃ煙だらけになって正直戦闘とか、そうゆう問題では無くなってくる


その為にも早く無煙火薬を作らなければならないま〜造り方を知らないわけではない、ぶっちゃけ作れるのだけど、簡単に説明するなら


ニトログリセリン、ニトロセルロース、ニトログアニジンの3つが基剤となる。ニトロセルロースは古くは脱脂綿などの繊維を濃硝酸と濃硫酸の混酸によりニトロ化することで製造出来る。


ま〜何が問題かは場所がないことだ、こそこそと自室で使ってはいるが、やはり、弾薬になってくると、銃を置くところと、火薬を置くところと、薬莢、雷管等を置くところと、制作済み弾薬の保管場所、それに口径だってバラバラと来た


保管場所が少なすぎる、一刻も早くどうにかしなければ。


そんな事を考えていたら母親が


「そんなに、焦ることはないと思いますよ、何せまだ9歳ですし」


「だが、そろそろ許嫁くらいは居てもいいだろ」


「そう言えば、リック、後少しでお前も10歳だな」


父はそう言いながら、少しなにか、思いついたように言って来た


「お前の誕生パーティーでも開くか!」


「いや、父さんそんな事しなくていいから」


「ご馳走様!じゃあ部屋に戻るよ」


そう言って、そそくさと部屋に帰った


「保管場所、他のどっか空家でも借りようかな、でも金とかは流石に自分で稼がないとな、何か良いものはないだろうか、そうだなだったら、趣向品とかだったら、何かしら作れるのでは」


リックは考えてたなぜなら、親から金を借りるのだったら理由が必要だが、自分で稼げば、いちいち、理由を考えずに済むからだ


「趣向品ん?銃火器と言えば戦争、戦争と言えば、タバコだな、なるほどタバコなら安価で量産も出来る、だがリピーターをどのように着けるか」


リックは考えた事をまず実行に移そうとしだが、よくよく考えたらこの世界にはタバコとかがまだ未だにない事に気づいた、だったら、いっそ、回復としてのタバコとかも有りなのではと考えた


そして、リックは翌日から行動に移した、まず、フィルターを造りそこから薬草等をまず乾燥熟成しなければならないが、そこは便利魔法の力を使う、そんで、その薬草をいい按配で配合する、そして、紙の中にその薬草とフィルターを入れる、そんで、試しに冒険者に使ってもらったら、中々の評判だった


評価的には、体が楽になる、癒される等の事


悪い点 煙が目にしみる、咳き込む、苦い、匂いが


改良点 次は匂いの成分も入れてみる



※ べ、別に依存性は無いから大丈夫です



そして、試作代2号を投入これはかなりの高評価になった、為、知り合いの商人に頼み、売ってもらう事にした、ついでに、地主にお金を払い独占販売権を得るそして、販売、月一度、商人と会って

売上の5割を貰う、そうして


前金で金貨2枚を獲得、直ぐに家を借りに行く事にした、そして家からさほど遠くない家を借りることが出来た


そして、そこに部屋にある物を家に運んだ

勿論、親にバレないように、そして、武器弾薬を作ることが出来た













評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ