シャロン宅
リックはシャロンの父と母との会話が終わると、シャロンの元へ向かったシャロンは庭でフェリスとリリアと遊んでいた、リリアとシャロンは歳も同じくらいのためかなり意気投合している
それを見るなりオレはホッコリ笑った
嫌な事は思い出したが、やはりシャロンを眺めていると元気が出る
そして、シャロンは俺に気づき手を振って来た俺はシャロンの元へ行った
「そう言えば、何でここに戻って来たの?」
シャロンは凄く嬉しそうだ、動物に例えたら子犬だなと思ってしまう、オレがいた
「そうだな〜そろそろシャロンに会いたかったからと、渡したかった物があるんだ」
オレはシャロンのために作っていたエンブレム幹部用とSIG SAUER P320と17発入りマガジンを30個、計510発分とガンポーチを渡した
そうすると、シャロンは無邪気な笑顔をオレに向けて来た
「ありがとう!」
やばい、ここが庭じゃ無かったら確実に襲ってるレベルだ!
オレが頬を赤らめていると、シャロンはキョトンとした顔でオレを見るのだ
「リックくんどうしたの?」
「あ…いや、何でもないよハハハ」
オレは無理があるが誤魔化した、だがやはりフェリスとリリアには見抜かれていた
2人からはニヤニヤとされオレは行動にも移せないでいた、そして、シャロンはオレ達に提案をして来た
「せっかく、帰って来たのだから、買い物にでも行かない?」
勿論、断る事は出来ない
「いいよ」
オレは念のためサーベルと投げナイフ拳銃を持った、デイルの件もあるためだ
そして、市場に行き服やアクセサリーや魔石など魔道具も見るものを見ていた
「シャロンは冒険者になる事は諦めていないのかい?」
「もちろんですとも!」
シャロンはエッヘンと両手を脇腹に付けて言った
「そっか、俺のパーティーでいいならいつでもおいで」
シャロンはニッコリ笑った
それを見た俺もニッコリ笑った
そして、食事にしようと思い、店に入ろうとした時だった
「おい!シャロン!お前誰と歩いている!」
これは、聞き覚えのある声だ
「おい!誰か知らないが俺とシャロンは婚約してるのわかんないのか!?」
そうして、オレはシャロンを見て見ると少々怯えているようだった、やっぱりあの時殺しておけば良かったとオレは思った
「おい!聞こえているのか!貴様殺させたいのか!?」
オレはやはりそろそろ限界を迎えたのでデイルの方を振り返った
「誰が婚約してるって?」
「お前、前に言ったよなシャロンに手出したら殺すって、忘れたか?」
デイルはビックリしたような表情を浮かべた
「なっ、リック貴様何故ここにいる!!」
「問題点を解決してやろう、第1シャロンはお前の婚約者じゃ無い、第2何故俺がここにいるか
シャロンが心配だったからな!」
デイルは舌打ちをして、帰っていた
「シャロン大丈夫だったか?」
「うん、ありがとう」
シャロンはかなり元気が無くなっていた、見なくても、彼奴にどんな事を受けているかはすぐにでもわかった
同時に彼奴はあの事件に加担していらしいな、ブラバスの情報を知っているかもしれない
だが、シャロンを危険に晒す訳には行かない、私情は押さえておかないと
まあ、警戒しておいて損は無いだろうその後、シャロンの家に戻り対策を取ることにした
いっそ、シャロンをこのままパーティーに加えられたら問題は無いのだが
シャロンと親の間で15歳までは家に居なさいと言われているらしい
それに、シャロンは今王都高等魔術学院に入学中だ更には王都上級魔術大学にも入学が決定しているそんだわざわざオレがシャロンの将来を壊す真似は出来ない
そして、オレ達は今日はもう寝ることにした…が
シャロンの親が立案した計画に陥って居た
まあ、簡単に言えばシャロンとオレを同じ部屋で寝かす事だ
そんな事を知らオレは言われた通りの部屋に入った…そうしたら、着替え途中の姿のシャロンがそこには居た
「へ!?」
「あっ!?」
そして、シャロンは少し涙目になりながらも、オレの近くまで来ては徐に、足でオレを蹴り上げた、オレは4㎝ほど宙に舞った
意識が飛ぶ前に、シャロンの真っ白い下着を見たオレは、これは死んでも悔いは無いと思ったほどだった
そして、意識が戻るとオレはゆっくり目を開けた、そこには蹴り上げた時の姿のままオレを膝枕し涙目にでオレの顔を見ているシャロンの姿だった
「うん?俺は何が?」
「ごめんなさい?」
シャロンはオレに対して謝罪をして来た
「お父さんがわざわざ私達同じ部屋にしたらしくて、でも着替え中に入って来たから、頭が真っ白になって、取り敢えずリックくんに教わった体術が脳裏をよぎったから〜」
「わかったわかった、いきなり入った俺が悪かったから、そう泣くんじゃ無い」
オレはそっとシャロンの頬を摩った、頬は赤ちゃんの頬みたいに柔らかかった
そして、オレは起き上がろうとしたがシャロンがに押さえられた
オレはシャロンの顔を見て見ると頬お真っ赤にして、少しずつ顔を近づけて来るのがわかった
オレはそれを理解した
オレは待っているとドアが勢いよく開いた
「シャロン今凄い音がしたけど大丈夫!!」
「ひゃーー!!」
今まで聞いたことの無い悲鳴をシャロンは上げた
入って来たのは、シャロンの母親だった、事情を察したのか、オレ達を見るなりニヤニヤしながらゆっくりドアを閉めた
「いや、お母さん!待って!違うんだよ!って!下履いてなかったの!!」
シャロンは凄い慌てふためいていたこれはこれで、見ていて可愛い物がある
そして、オレはちょっと今日は疲れたため、もう寝ることにした
「シャロンおいで、一緒に寝よう」
シャロンはこっちを見るなり、少し恥ずかしそうにしていた
「私初めてだから、優しくしてね」
オレは頭が真っ白になった
「うん?」
シャロンは自分で何お言っているのかわかっていいないようだった、多分親のどっちかにこう言うシュチュエーションがあったら言うように言われてる見たいだ
「いや、何もしないから大丈夫だよ」
元からシャロンはあまりオレに対しては警戒心は薄いが流石に下着を見たのはまずかったかな?
そう思っているとシャロンはオレの隣へ入って来た
そして、それからシャロンはオレに抱きついて来た…が見て見るとシャロンはもう寝ているようだった、そしてオレは優しく頭にキスをして
シャロンを抱きしめて眠りに入った
お読み頂きましたありがとうございます!!
個人的には次かその次あたりで第2章を区切りたいと思っています
他にも何かありましたら気軽にメッセージなどなどお願い致します