表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/70

1日目

 とある村に、人になりすましている狼が現れ、毎晩1人ずつ村人を襲い始めました。

 村長はそれを阻止する為に、狼だと疑わしい人物を話し合いで決め、毎日1人ずつ村から追放することにしました。



トキン「それでは昨晩、人狼の犠牲者が出たという設定でゲームを始めるね」


ミイ「私、ルールをよく知らないんだけど、大丈夫かな」


サナ「うわ~。初めてだから緊張する~」


ハルト「……」


マコト「僕がいれば狼なんてすぐに分かりますから、心配ありません」


コウスケ「さっそくしゃべらない奴もいるし、不安だな~」


登場人物プレイヤーたちは必ず一定の順番で台詞を言っていきます。

 黙秘も有りで、何も言わなかった場合は『……』という表示になります。



   『ターン1』


トキン「まずは……『占い師』に名乗り出てもらった方がいいのかな」


◇ルールによっては初日の晩は占えませんが、今回は少人数の練習問題のため、最初から占い結果を発表します。

(ただし、狼や狂人が他の役職になりすまし、嘘をついているかもしれませんので、書かれているセリフを鵜呑うのみにしないようご注意下さい)


 ちなみに最初の犠牲者は、登場人物紹介には含まれていません。


ミイ「えっと……私が占い師です。占ったのはコウスケ君で、結果は白でした」


サナ「占い師が1人しかいなければ、信用できるんだけど」


ハルト「……僕も占いっす。コウスケが白っす」


マコト「やっぱり2人目の占い師が出てきましたか。どちらが本物かは分かりませんが、2人の占い師が白だと占ったコウスケ君は、狼ではない可能性が高いですね」


コウスケ「やった! ってことは、追放されずに済むんだな」



◇複数の占い師が現れた場合でも、全ての占い師から白だと言われた人物は、狼ではないと特定できます。

 なぜなら、本物の占い師にも占われた可能性が高いからです。


 ただし、白と黒に意見が別れる(パンダ状態)と正体が分かりませんし、名乗り出た占い師の中に本物がいなかった場合は、完全にだまされてしまいますので注意が必要です。



   『ターン2』


トキン「今夜は全ての占い師に白だと言われたコウスケ君と、占い師だと名乗り出た役職がある2人を残して、『灰色グレー』状態の人を追放したらどうかな?」


◇役職名を言って名乗り出た人と、占い師に白だと言われた人以外は、白か黒か分からない状態なので「グレー」と呼び、その中からランダムに追放者を選ぶ方法を略して「グレラン」と呼ぶことがあります。


ミイ(自称占い師)「……」


※自称占い師等のメモは、各自でお取り下さい。

 占い師が誰に白出ししたかや、それぞれのプレイヤーたちの投票先などもメモしておくと、役に立つかもしれません。


サナ「グレランでいいと思うけど、私は一応、村人だよ」


ハルト(自称占い師)「……」


マコト「ちょっと待って下さい。僕は重要な役職なので、適当に追放されたら困ります」


コウスケ「へえぇ。もしや、そう言って追放されないようにしている人狼じゃないのか⁉」



   『ターン3』


トキン「なるほど、なるほど。重要な役職なのに『〇〇です』と名乗り出ない場合は、嘘をついている人狼か、騎士かもしれないよ」


ミイ「それじゃあ、今回は誰を追放すればいいんですか?」


サナ「自由投票でいいんじゃない?」


ハルト「……」


マコト「僕だけは、絶対に追放しないで下さいね」


コウスケ「う~む。マコトが怪しいよなぁ」


◇昼の追放会議は、3~5ターンで終了します。

 たとえ結論が出なくても、全員誰かに投票しなければならず、多数決で1番多く投票された人物が村から追放されます。


 もし全ての狼役を追放できた場合は、村人たちの勝利になります!






   『投票結果』


トキン「私は、怪しい発言をしたマコト君に投票したよ」


ミイ「えっと……私はもう1人の占い師だと言ったハルト君に投票しました」


サナ「マコトに1票」


ハルト「……僕も」


マコト「なんで僕なんですか! 追放したらダメだと言ったじゃないですかっ。ちなみに、僕が投票したのは、グレーだったサナちゃんです」


コウスケ「俺もマコト。だって、どうみたって怪しいじゃん(笑)」


   ***

 

トキン「……というわけで、追放されるのはマコト君みたいだね。それでは、最後に一言お願いします」


マコト「僕が狼を推理したかったのに……」


トキン「では、退場して下さい」


――ガラッ。

 教室の扉が開いて、担任の先生が入ってきた。


先生「アレを手伝ってくれるのは、マコトに決まったのか? さぁ行くぞ」


マコト「え? なんで⁉ そんなの嫌だっ。ギャアアアァ!」


 教室からマコトがいなくなりました……。



ミイ「ねぇ、マコト君はどうなるの?」


ハルト「さぁ」


コウスケ「今頃……。いや、なんでもない」




   『夜のターン』


 残念ながら、マコト君は狼ではなかったようです。


◇狼に襲われた人と村から追放された人は、その後、ゲームに復帰することは出来ませんので、朝になった時、残っている村人の数と、人狼の数が同数になってしまうと狼側の勝利になります。


 さて、今夜は誰が襲われてしまうのでしょうか?



人狼「ムシャムシャ。パクパク」


???「……えっ⁉」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ