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BLUE EYE―碧き眼―  作者: 斬谷恭平
第三章
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3-1 壱日目:動き出す者と封じられるモノ

 逆上啓祐(さかがみはるひろ)、職業雑誌記者。

 普段は日本各地の不可思議な犯罪について、その裏を取材することを生業としている。普段は国内を東西南北、何かあれば何処にでも行く人なのである。したがって、国外に出ることは滅多にない。

 その彼が今、日本国外にいた。

 しかもそこは何処の国にも属さない場所、太平洋上の真上を船で移動している最中だ。

 目的地は「式神家研究施設跡」。

 武神家との全面戦争の折に、その施設は沈んだとされていたがどうやらそういうわけでもなかったらしい。では、何故そのような情報を得ることができたのか。

 それは昨今、日本国内を騒がせ始めた式神厭人(しきがみあきと)の行動と大きく関わっている。つい前日も、現在の日本において人やモノの大きな流通拠点となっている、瀬羅区航空の旅客機が全て残骸と化した情報が駆け巡った。

 関東圏にある最大の空港が、機能不全に陥ったのだ。その影響は最早想像の域を超している。

 報道では近くにあった軍事基地の墜落による誘爆が原因であるという、随分と無茶苦茶な内容が流れていた。もっとも、そんな下手なシナリオを書いたのは政府であり、メディアはそれを流すように指示されただけである。

 だが、それを疑うだけの余地は無かったのも事実だ。

 空港の惨状を見れば、誰もが何が起きたのかを理解しようとするのを止めるだろう。

 真っ二つに折られた旅客機。

 何故が前半分だけが、空港のロビーに突き刺さっている風景。

 内部も一か所だけが激しく燃えていたり、大きな丸い穴が空いていたり。

 あれだけの被害にも関わらず、そこで何があったのかは誰も理解できないだろう。

 〝神眼〟という存在を知らなければ…。

 だから神眼の存在を重々承知だった逆上啓祐は、空港の惨状を知ると直ぐに神眼同士の戦闘が行われたのだと直感した。流れてくる映像に周りが動揺している中、彼だけが至極納得していた。そして、その機会を待っていた。

 彼が雑誌記者などという職業に就いた理由。

 それは十七年前に起きたとされる、災害の理由を知るためだった。武神家と式神家との戦闘は、一体どのようにして起こり、その果てにどのような理由で世界中の科学技術は停滞したのか。また、両家の全面衝突の折に生じた自然災害は、何故発生したのか。

 彼はそれを知りたかった。

 何故ならばその災害の折に、家族を失っているからだ。自分の目の前で繰り広げられた、理不尽な趨勢の理由をどうしても知りたかった。

 そして願わくば理由となった人物たちに復讐を………。

 真実を知るためには、「式神家研究施設跡」を見つけなければならない。

 だがその場所は一向にわからなかった。武神家の情報を管理しているらしい、卩弌人の仕事振りは完璧で、如何なる情報漏えいも許さなかったのだ。

 しかし、先の式神厭人との戦闘により若干の隙が生じた。

 そして逆上啓祐がその絶好の機会を逃すことはしない。すぐさま武神家のデータベースにクラッキングを仕掛け、必要な情報を全て抜き出した。いつもならば、途中で妨害が入り何の収穫も無しに終わるが、今回だけは違っていたのだ。

 式神家の対応に追われている影響が、しっかりと現れていた。

 翔也の目の前から姿を消したのも、この機会を狙うためだった。もしそばに居た場合、此方の行動を常に監視されてしまう可能性があるのだ。翔也の両親が神眼同盟に保護されたように、自分も行動を拘束されかねない。

 それだけは何としても避けたかった。

 翔也自身に心配をかけさせてしまうことを、心苦しく思いつつも自らに課した使命の遂行を最優先としたのだ。この機会を逃してしまえば、もう二度と理解できないと思えば当然である。

 さて、「式神家研究施設」については戦闘時に水没したという情報をよく耳にしていた。それが原因で、津波が発生し各地に多大なる被害を及ぼしたことも。

 だが、太平洋の中心で建設されたと言われる人工物が水没しただけで、世界中を巻き込む現象が起きるのだろうか。にわかに信じることはできなかった。

 そのわだかまりを証明するかのように、クラッキングをした結果、施設そのものがまだ残っていることが判明した。つまり、水没して津波が起きたというのは嘘であり、津波自体は他の要因によってもたらされたことになる。

 噂は真実ではなかったのだ。

 そして施設の座標を手に入れてから、逆上啓祐の行動は素早かった。

 数年前から準備していた船を倉庫から出すと、すぐさま座標に向けて出発した。いつでも向かうことができるように、船の調整は毎月定期的に行っていたので、手間取ることはなかった。

 そして二千三十年五月一日--

 逆上啓祐は太平洋を高速で進みながら、目指す座標へと向かっていた。

 果たして、そこにはまだ真実が残っているのか。

 或いは、新たなる火種が待っているのか……。


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


 光が一切遮断された濃い暗闇の中に、神威炎欺(かむいえんぎ)は捕えられていた。

 体中を鎖で拘束され身動きすらできない。本来ならば、これ位の鎖は少しの力をこめるだけで破ることができる。そうでもなければ、神威の名が泣くというものだ。

 しかし、それができない。

 当たり前のことができない…。

 何度も試そうとするがその度に、込めた〝力〟が鎖に吸収されていくような感覚にとらわれる。

 否。

 実際に、〝力〟は吸収されているのだ。

 この鎖は神器を改良した物であり、そこら辺にある鎖とは全くことなる。

 神器の性質として前提にあるのが、使用者の〝力〟を利用して武器の能力を発揮すること。それを応用して、この鎖は身に付けている使用者の〝力〟を吸収しその強度を高めるのだ。

 即ち逃れようと、もがけばもがくほど鎖の強度は増幅され、決して逃れることはできない。

 それを証明するかのように、鎖の色は神威炎欺の〝力〟を吸収し彼女の神眼と同じ色、赤黒色に染め上っていた。

 神眼所持者の中でも、最強と言われる神威の〝力〟を得た鎖は、その機能を十全に発揮している。この鎖を解くことができるのは、この機構を作り上げた本人だけだろう。そして、その人物は誰かと言えば…。

 式神厭人--

 その顔を見ることになったのは、ついさっきだった。それまでは素性についても最低限の情報しか知らず人格的な部分については少しだけ聞き及んだのみ。だから、実際に目にするまでその存在そのものが、非常に不気味であることまではわからなかった。

 目に焼き付いているのは、酷く歪んだ笑顔。

 笑顔にも関わらず、その表情からは地獄のような雰囲気しか感じられない、神威炎欺をも恐れさせた存在。

 とはいうものの、強さで言えば神威炎欺の足元にも及ばないわかけで、十全な状態ならばあの笑顔を見ることも無くこの世から存在を消すことはできた。

 そんな当たり前なことができなかった理由は、式神厭人が出てくるまでの戦闘によって、体力を予想以上に削られていたからだ。

 対戦相手は人形遣いによって操られた捻曲。

 本来、ヒトが使うことのできる神眼の能力は限られている。過度な出力をしようとすれば、自分の体が潰れかねない。潰れてしまえば能力を外界に出力する手段を失い、相手に殺されて終わってしまう。必殺でない限り、自滅を賭して戦うのは決して賢くない。

 だが、人形使いによって自らの意思を剥奪されれば話は変わる。意思無き存在は最早ヒトとは呼べない。

 ただの人形だ。

 そして、そのような存在を操るのが人形使い。

 人形となった色神妖偽(しきがみようぎ)は人形としてとても優秀だった。彼女は、最後に必殺のつもりで自らヒトが可能な出力を突破した〝力〟を用いて、意思を失った。

 死ぬ間際、色神妖偽はヒトであることを止めたのだ。

 その結果、人形使いである四季神杭(しきがみくい)が人形に作り替える際、あらゆるヒトとして必要な要素は全て取り除き、ただの神眼-捻曲-の出力装置として変えるのは簡単だった。加えて出力装置としての限界値も通常の人形より超えたものに設定できた。

 人形使いの神眼所持者にとって、かつて色神妖偽だった人形はとてもとても理想的なモノに仕上がったのだ。

 皮肉なことに、理想的な人形を使う四季神杭自身も、最強の人形使いであり優秀な人形制作者だったため、素材として理想的な色神妖偽を最凶の人形として完成させることは造作もなかった。

 あの、神威炎欺に勝利できるほどに。

 人形使いが主から命じられたことは、神威炎欺を殺すことではなく捕える事だった。神威家相手に、そのような生ぬるい命令は他の神眼所持者が聞けば、死地に赴けと言われるようなものだ。だが、最凶の人形を手に入れた最強の人形使いにとっては違う。

 限界を超えた捻曲を発生できる人形は、最強と呼ばれる神威炎欺を封じるには十分すぎた。神威の攻撃を全て捻曲によって跳ね返し、最後には神威の行動を封じるまでに至ったのだ。

 捕縛方法は対象の周囲の空間を捻じ曲げ、強大な圧力を生じさせる動きを封じる。その強さは、神威炎欺の行動を奪うのに十分だった。

 そこへ、式神厭人が現れ神器の鎖で捕縛。

 これが一連の顛末だった。

 ジャリジャリと鎖の擦れる音が暗い部屋に虚しく響く。

 この鎖の仕組みを理解すまで随分と抵抗を試みた結果、鎖の堅さが極限にまで高められてしまった。既に体内に残っていた〝力〟は殆ど失い、抵抗する気力も失った。

 あの最強の神威が、今では助けを求めている。

助けることはあっても、助けを求めることは今までなかったな--

 どのような窮地になっても、自らが持つ強さで切り抜けてきたが、今回ばかりは駄目らしい。

 捕えられてからもう何時間経ったのかわからない。既に武神家は動いているのだろうか。

「ッ………」

 突然体に刻まれた刻印が痛み出した。この刻印は、神威家が武神家と分家の契約を行った際に刻めることを定められたもので、神威炎欺も一族の一人として当然のように刻まれた。この刻印の影響で、自分の力を発揮したいときに発揮できないということがあり、随分と恨んだものだが今回ばかりは助けになったようだ。

 何故ならば、式神厭人は神威炎欺を四季神杭の人形にしようと画策してるからだ。この暗い部屋に到着してから初めに行ったのが、刻印の解呪と式神家との再契約だった。

 しかし、刻印の解呪は上手くいかなかったらしく、暫くして部屋から出て行った。だが、直後刻印に痛みが走りだす。何やら細工を施したのだろう。それを証明するかのように、契約者である武神赭攣(たけがみしづる)との繋がりが段々と弱くなっている。

 刻印解呪までの時間は恐らく三日。

 解呪が成功して、式神家との契約を施されれば式神家のために武神家と戦わなくてはならない。しかも、四季神杭の人形と成り果てるのだ。

 甚だ不愉快。今まで邪魔と感じていた刻印に、自分が守られているという事実も、増々苛立たせた。

 こんな鎖に捕縛されていなければ、部屋を破壊して式神厭人をバラバラに解体しているだろう。

「糞が…この私をおもちゃにしようとは、良い度胸だ。ただで済むとは思うなよ」

 気力を失っても、恨みだけは燃え盛る炎のように、心の中で燃え滾っていた。


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


 体中から大きな悲鳴が聞こえてきそうなほどの激痛が駆け巡った。ただ、それもほんの数秒だけの話。目が覚めて、体を起こしてみれば体からそれは消えていた。

 周りを見渡すと、小さくカーテンで仕切られている。此処は何処だろうか、という問いと、この場所が何処であるかの答えが出るのは同時だった。この場所はとても見覚えがある。此処にいるのは何回目になるだろうか。

 此処は武神家の医務室だった。

 取り敢えず、記憶が曖昧になっているので再び布団の中へと戻り、整理を始める。

 最後の瞬間、始貴神菖蒲(しきがみあやめ)の全領域に取り込また。そして動きを封じられて………。

 記憶に残っている最後の瞬間はそこまで。

 それ以上のことは何も残っていない。

「あっ、短剣は…」

 再び体を起こして、目的の青い短剣を探す。あの中にいる少年なら何かしら覚えているだろう。

 生き残っていればの話だが。

 しかし、此処に自分が生き残っている以上、あの短剣も生き残っているに違いない。

 そしてそれは、自分の枕もとに置かれていた。

 確認すると手に取り、中の少年へと話しかける。

「おい、生きてるか?」

『いきなり不躾な質問だね…。君よりは全然大丈夫だよ』

「そうか、それは良かった。それで俺は買ったのか?」

『君が勝ったというのは半分合っていて、半分外れ』

「それじゃ、その半分は誰なんだ?」

『知らないね。僕自身も知りたいよ』

 もしかすると、外部からの介入でもあったのだろうか。

「困るな…次出くわした時に、勝てないじゃないか」

『それは無いと思うよ。あいつ、きっと再起不能だと思うし』

「え………」

 つまり死んだということだろうか。

 だとすればそれなりの止めを刺したはず…だが、記憶が全くない。

『死んではいない、神眼所持者として死んだってことだよ。もう能力は使えないだろうね』

「やっぱり覚えているじゃないか。詳しく話せよ」

『嫌だ』

「どうして?」

『あのさ、短剣に住んでいるといえ、僕自身も心のある人間だからね。気分的に嫌な事もあるんだよ』

「そう、なのか」

『そうなんだよ』

 短剣の少年は今までの印象とは違う様子だった。あの空港で一体なにがあったのか。

『ああ、そうそう。神威炎欺が式神厭人に捕えられたらしいよ』

「え…?」

『だから、あの神威炎欺が捕まったって』

「でも、神威家って武神家頭首よりも互角、或いはそれ以上の強さがあるって話を聞いたぞ。それが…」

『それでも捕まったことは事実なんだ。つまり、式神家には神威家を捕えられるほどの、神眼能力者がいるってこと』

「そんな話聞いたことないぞ…」

『それは武神家の人たちも同じみたい。一体どうするんだろうね』

「どうするって…絶対にやらなきゃいけないのは、神威炎欺を救出することだろ」

『そのためには、神威を倒せる神眼所持者を倒さなきゃいけないんだよ』

 考えただけで気が遠くなりそうだ。

「そうだ、他の神威家の人は?」

『昨日呼びかけたらしいけど、これるのは一人だけなんだって。しかもいつ来るかは不明』

「それじゃあまり頼りにならにな…」

『だから、此処に居る人たちで何とかしないと、神威炎欺は僕らの敵になるってこと』

 もしそうなれば、神威炎欺と神威家以上の強さの神眼所持者と戦うことになる。

 ますます勝ち目がなくなりそうだ。

「あー眠たくなってきた。寝よう」

『おい、こら。面倒くさそうになったからって寝るなよ』

「元々俺は、面倒くさがり屋なんだよ。ま、冗談はそれくらいにしておいて、それで今後どうするかどうかは聞いているの………」

 っと、此処でふと当たり前の疑問に辿り着いた。何故、この少年は今回の件の顛末についてこんなにも詳しいのだろうか。誰に聞いたのだろう。

『君さ、僕が誰から手渡されたのか忘れたのかい』

「あ、そうか。弌人さんから貰ったんだっけ。すっかり忘れていた」

 神眼の世界と直に触れるようになって、一か月もしていないから忘れる方がおかしいかもしれな。でも、それ以上に濃い一か月だったのだ。

 それこそ人生一生分位には。

「それじゃ、俺が寝ている間に色々聞いたんだな」

『どちらかと言えば盗み聞きだね。僕を回収したのはあの人だったんだ。そして事後処理を、僕を所持しながらやったもんだから、色々と筒抜けだったんだよ。そうそう、後は情報が何かの漏えいしたとか言っていたなー』

「漏えい?一体何の情報が漏れたんだろうな」

『そこまではわからなかったな。でも、全然慌てていなかったからそこまで重要な情報ではなかったんじゃないかな?』

「なら、俺らには関係ないんだろうな」

 現在の状況を短剣の少年から聞いて、ひとまず置かれている状況を把握。あとは、周りがどう動くかを待つのみ。恐らくは神威炎欺の救出作戦が行われるのだろう。

 武神家にとって、神威炎欺は大きな戦力だったはずだ。それを相手のモノにされては一大事。問題はどのように奪い帰すかだが…。

『作戦については、弌人が考えているよ。まとめ上がれば、説明があると思うよ。昨日の夜からずっと考えていたからね。君の枕もとに置かれたのは、ほんのついさっきの話だし』

「そうだったのか。ん、そう言えば今日は何日なんだ?」

『二千三十年五月一日午前九時。君の怪我は一日もしないうちに治ったんだよ』

「そうなのか…」

 気のせいかもしれないが、以前よりも怪我の治癒能力が上がっているような気がする。半月前、式神厭人によって負わされた怪我の回復には三日間を要したのだ。

 それが今回は一日もかかっていない。俺の神眼-永劫-が強化されているということなのだろうか。ますます、式神厭人の思惑通りになっている気がする。

 治癒能力の強化は嬉しいことではあるが、それと同時に例えようのない不安感が心を満たした。

「これ以上寝ていても仕方がないな…弎塑稀(みそぎ)さん居ますか?」

 武神家医療担当の卩弎塑稀さんを呼ぶ。

「お、はいはい。ちょっと待ってて」

 返事は直ぐにあった。そして、暫くして僕の周りを囲んでいた白いカーテンが、端から開けられていった。

「うんうん、どうやら体調は大丈夫みたいね。顔色も良さそうだったし」

「何かいつもお世話になってしまってすいません」

「良いのよ。こちらとしても相応のモノを受け取っているし…」

「は、はい?」

「あ、そこまで深い意味はないから聞き流しておいて」

 少し焦ったよな表情をしてる。はて、どういうことだろうか?

「んじゃ、簡単な健診だけさせてもらうわね」

「特に具合が悪いというのは、ないです」

「そうみたいね、よしっ脈も大丈夫そうだし。それじゃ取り敢えず部屋に戻っていて頂戴。後で弌人が呼び出しに行きと思うから」

「わかりました。では、これで」

 俺は布団から起き上がり、もう一度弎塑稀さんにお礼を言うと、与えられた自室へと廊下を歩き始めた。

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