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BLUE EYE―碧き眼―  作者: 斬谷恭平
第二章【朱の章】
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2-11 神文字

 深い深い闇の中。しかし全てが真っ暗と言うわけではなく、青い文字がところどころ中を舞う。踊るように弧を描きながら俺の体を中心に踊り続ける。

「此処は…どこだ…?」

 何故俺はこんなところに居るんだ?

 今の状況を確認するために記憶を遡る。確か朱鳥、葉平、葉也と四人で高校の中を探検したはずだ。そこで全領域のやつに遭遇はしたけれど、そこへ髪の朱い神威が現れて難を逃れることはできた。その後葉平、葉也の二人とは分かれて俺と朱鳥は帰路についた。

 朱鳥の家についたあとは、「言霊使いの神眼所持者」について赭攣さんに伝えようと思ったけれど、無論こんな夜遅くには寝ている。だから朱鳥と相談した結果、明日の朝起きた時に話そうと決めたんだった。そして朱鳥と別れて俺は部屋に来て、寝る支度をして布団に潜り込んだ。

 よし、記憶はしっかりとあったか。

 しかし、それがこのわけのわからない空間にいる答えにはならない。夢心地という程、気分のいいところではないし。ベターな方法ではあるけれど、頬でも抓ってみよう。

 右手で自分の頬をつまみ、思いっきり引っ張る。

「いてええええええ」

 うん、痛い。普通に痛かった。夢だからと思って一切の手加減なしにやってみた結果がこれだ。眠気も吹き飛ぶような痛みが体中を駆け巡った。

 さて、これで此処が夢の世界ではないことも判明したのだが。では此処は一体何処なのだろう。ますます答えが分からなくなってきた。

 式神家に誘拐されたというわけではないだろう。もし誘拐されているとしてもその場面だけ見事にそっくり記憶にないのは不自然だ。いや、もしかして俺が知らないだけで記憶を操作できる能力とかあるのか?

 ただそれを差し置いても、武神家の中で俺はいたのだから式神家のやつらが侵入できるわけがない。そんなことがあったら恐らく鏡楼市自体も消滅しているだろう。それほどの戦が起きるはずだ。

 やっぱりわからないな。

「おーい、だれかいないのか?」

 果ての見えない空間に声をかけてみる。勿論返事は帰ってこない。

 反響すらしないことを考えると此処は相当広い場所のようだ。こんな場所が日本にあるのか?

 そして俺の体中を取り巻いている文字。一つ一つを注意深く読んでみるが、全く意味が分からない。見たような記憶と言っても「どこかで見たような…」という非常に曖昧なものだ。誰かに「見たことあるだろう」言われたら頷きはする位だ。具体的な場面は全く思い出せない。

 一体何処だっただろうか。

 それを思い出そうとするが、如何せんいつのどこを思い出せば良いのかわからず、とっかかりすら掴むことができない。漫画だったか、はたまた何かのゲームか。それともSF映画に出てくる、芸術的な文字だったかな。

『お、どうやら無事に成功したみたいだな。しかも青系統の神眼所持者だったか。これで僕が会うのは二人目くらいかな?あの短剣は結構しっかりと役目を果たしてくれているんだね。良かったよかった。ま、短剣が武器として発動しているあたり、予想はついていたけどね』

 まるでさっきからそこにいたかのように、いつの間にか少年が立っていた。その髪色は蒼くそして瞳も同じほど、いやもっと深い蒼、碧い色をしていた。

「えーと、お前誰だ?」

 いつの間に現れた不審者に思わず警戒心が宿る。瞳にしっかりとした鮮やかな色があるところを見ると、こいつは神眼所持者のようだ。そしてこの色をしているやつは、式神厭人(しきがみあきと)しか俺は知らない。

 もしかして俺は本当に式神家にとらえられてしまったのだろうか?

『おいおい、いきなりそんな警戒心むき出しにならなくても良いじゃんか。もうちょっと肩の力を抜こうよ』

「抜いていられるか。俺は此処がどこだかさっぱりわからないし、お前がどこのどいつかもわからない以上子供でも油断はできない」

『その気持ちはわからなくもないけどさ、少しでも僕の存在に心当たりはあっても良いんだけどな。でも君は確か覚醒して一か月そこらなんだっけ?それならば無理もないか。』

 目の前の少年は暫く逡巡してずっと俺の顔を見続ける。俺も視線を返してその少年の顔を見続けるが、全くもって心当たりの"こ"の字もない。どう考えても初めて出会ったばかりだ。

『はー、何か報われないというか何というか。僕は君のためにあれやこれやと頑張ったのにな。君の封印を解くのを手伝ったのも僕だったし』

 封印を解く?ということは、こいつあの短剣なのだろうか。いやしかし短剣が人間であるとは、全くもって予想外なのだけれど。

「お前もしかしてあの短剣なのか?」

『その答えは当たらずとも遠からずと言う感じかな。僕はあの短剣、名前は彗印(すすいいん)っていうんだけどその中に封印されているんだ。で、この場所は僕が封印されている所ってなわけ』

「つまり此処はあの短剣の中と言う事なのか?」

『御名答。まさにその通り』

 なるほど。しかしまさかあの短剣の中にこんな空間があったとは。身近な物でもわからないものは多いんだな。

 しかし、何故俺はこんなところに連れてこられたんだ?

『で君を呼び出したのは僕なのだけれど』

「つまり俺の安眠妨害の犯人はお前と言う事か」

『どうしてそうなるのさ!睡眠よりも大切なことを教えて上げようと思っていたのに!』

「勝手に呼んで勝手にわめかないでよ。俺に睡眠以上に大切なことはないんだ」

『何たる怠け者。どうして僕の所有者になるやつらは揃いも揃って変人ばっかりなんだろう。少しはまともに会話できる人が欲しいよ』

「そんなのお前自体が変人だからじゃないのか?」

『君にだけはいわれたくなかったよ…』

 がっかりとした表情で体育座りする。一体こいつは何をしたいんだ?

「あのさ、要件があるのならば早めにおねがいしたんだけど」

『うえーん』

 いきなり泣き始めた。とはいっても、下手な演技にしか思えないほどのものだけど。

「変な泣き真似をするな。そんな棒読みじゃ真似にすらなってない」

『少しは僕の遊びに付き合ってくれてもいいじゃないか』

「付き合ってる暇はない。こちとら明日もあるんだからな。さっさと要件を済ましてくれないと明日起きれなくなる」

 明日は朝から忙しいのだ。赭攣さんに会いに行かなくてはならないし、そのあとは朱鳥と朱い髪の神威とで空港に人を迎えに行く予定になっている。

『その点については心配ないよ。此処の空間では時間と言う概念は存在しないから。いつまで居たって何にも変わらないよ』

「ふーん。よくわかんないけど、つまり時間は気にしなくても良いって事か」

『御明察。それじゃ要件に入ろう。立っているのもなんだから座ったらどうだい』

 ふと床を見ると、そこにはいつの間にか椅子が二脚置かれていた。この少年と同じようにまるで前からそこにあったかのように、当たり前のように置いてあった感じだ。どうなっているんだ?

『まずは僕の事について簡単に話そうと思う。僕はこの短剣にとある事情で自らを封印することにしたんだ。なんでこの短剣を選んだかと言うと、そもそもこの短剣自体が、何かを封印するための器として作られていたものだったからね。これほど器としてしっかりしている物はそうそうめぐり合うことはできないから、手に入った時はそりゃもう諸手を上げて喜んだよ』

「じゃこれって武器ではないということなのか?」

『そうそう、本来はね。でも僕がこの中に入ることによってこの短剣は武器としての力を発揮し始めた。だから一様武器としても使える』

 そうだったのか。こいつがいるおかげで刃が長くなり、攻撃としても使えるのか。するとこいつの神眼の能力はそういう類のものなのだろうか?

『そんな感じ。僕の神眼の能力っていうのは武器ではないものを武器に変える力。とはいってもその力は僕の一側面にすぎないかな。僕の神眼にかかればなんでも強化したり、変えたりすることができる』

「随分と便利な力だな」

 何でも強化したり変えたりできるのか。

「でも何でわざわざ封印されきゃならなかったんだ?お前自身の力はそうしなきゃ使えないのか?」

『そういうわけではないんだよ。自分の身を守るためさ。君の力も人に狙われる類だけれど、僕の力はもっと狙われやすかったんだ。俗にいう眼狩りってやつの被害にあわないように、僕はこうして避難しているんだよ』

 眼狩りか。しかし、本当に眼を奪い取っただけで、その能力を引き継ぐことはできるのか?そんな単純なものではないような気がするけど。

『それは特殊な神器を使えば、そのまま能力を受け継ぐことはできるよ。その神器を僕はまだ見たことないけどね。聞いたことがあるくらいだよ』

 あるのか、そんな恐ろしいものが。だとすると式神はそれを持っていて、それを使って僕の神眼の能力を奪う気なのだろう。

『あー、いや。式神厭人の場合は違うようなきがするけどね』

「違うのか?」

『うん。だって式神家っていうのは、誰もが永遠に生きられる方法の研究をしているんだろう。その神器を使ったとして永久に生きられるのは一人だけだよ。ではどうやって"誰でも"という条件を満たせるのかについては、僕も知りかねるけどね』

 確かに永劫の神眼所持者は俺だけだから、その能力を引き継げるのも必然と一人だけになるのか。だとしたら一体どんな方法で能力を増やすのだろう。

『式神家は昔っからその手の研究には強かったからね。一体どんな方法なのかな』

 神眼研究については先端を行く家系だったけか。でもその研究は残虐非道だった。それが原因で朱鳥の武神家と衝突することになって、式神家は壊滅することになったんだよな。本家では生き残っているのは式神厭人だけらしいし。

『さて、そろそろ本題に入りたいんだけど、何で君を此処に呼んだってことについてだ。端的に言えば君とリンクできるようにならなければ、僕の力は発揮されないんだよ』

「短剣を武器に変えたり強化したりする神眼の能力が発揮できないのか?でも今まではところどころで使えていたぞ」

『発揮できるのは君が瀕死の時か、た偶然上手くいった時だ。上手くいったとしてもかなり不完全だけど。僕の方も頑張って干渉しようとはするんだけど、まだまだ君とのリンクは不安定でね。因みになんで瀕死の時だけ上手くいくのかというと、瀕死になると君自身の力が最大限に発揮されるんだ。そのおかげで君からも短剣への干渉が起きてしっかりと発動できるわけ』

「だから使いたいときに上手くいかなかったのか」

 全領域のやつと戦うときには、こちらが狙われるばっかりで一向に攻勢にでることはできなかった。

『さて、それじゃそろそろ準備を』

 瞬間、目の前の文字が大量に増殖を始めた。そしてそれは俺の体を回りながら周囲へと散らばっていく。

 それらは地面へと降り立ち、丸い円を描き始めた。

『全領域のやつにも本格的に狙われそうになっているし、そろそろしっかりとした過程を踏んで、リンクしないとね。それじゃリンク開始!』

 丸い円となった文字は蒼く光はじめ二人の体を這いあがていっく。それが頭まで到達し再び地面へと落ちる。

 ところが文字に触れても何も感じない。体の中で何かが変わっていく様子もない。

 一体どこがどう変わったのかさっぱりだ。

『はい、これで終了』

 地面にあった文字はその色が薄まり、やがて暗い闇の中へと消えて行った。

「これで、お前とのリンクは完璧ってわけか」

『ん~、まだ完璧ではないんだけどね。このリンクって青系統の神眼所持者でないとできないんだけど、君ってまだ覚醒して日が浅いでしょ。今までよりは遥かにリンクはしやすくなったけれど、それにしたって完璧にはまだまだ遠い。だから時々上手くいかないことがあるかもしれないけれど、あせらないでね』

「わかった。で、どうやったらその力を使うことができるんだ?」

 戦闘能力として使うことができるようになっても、使い方が分からなければ意味がない。どうすれば良いのだろうか?

『僕がこの短剣につけた能力は、刀身を長くする力と神文字を用いた武装。これは神文字を使って防御、攻撃、回復何でも可能にできるものだよ』

 そうかあの意味不明な文字は神文字というのか。

「神文字って初めてきいたな」

『だろうね。もう現在は全くもって使われてないものだし。因みに僕も全部の文字が読めるわけじゃないんだ。一部だけしかわからない。それでも十分な強さだから、あれを全文完璧に使えるやつなんかが現れたら、速攻で逃げることをお勧めするよ』

 神文字ってそんなに威力が大きいのか。

 どうりで全領域の神眼所持者が全力で防ぎに来るわけだ。全領域の世界ではそれを展開させた奴が、中心となる。したがって封じることはできるが、神文字による攻撃を防ぐことができないのかもしれない。

 つまり封じることさえ防げればこちらに勝機はある。

「神文字を上手く使う方法って何だ?」

『まずは文字を覚えること』

 無理そうだ。早くも大きな困難に阻まれた。

 英語ですらできない俺がそんな未知の文字を覚えられるのだろうか。できる気がしない。

『そこまで難しくはないから安心しなよ』

「ついこの間まで英語が一の俺でもか」

『………』

 いきなり押し黙ってしまう。流石に無理か…。

 因みに現在は朱鳥の尽力もあり一様は三まで上がっているが、朱鳥の手がなければ間違いなく再び一へとおちていくだろう。

『でも努力すればできるって』

「俺には努力をするのに、努力が必要なんだ」

『真正の怠け者なんだね…』

「残念ながら。序に頭もそこまでよくないしな」

 これらはどんなに決意をしても直せそうにない。でも、昔よりは大分ましになったものだ。

『そんな自慢げに話さないでよ。まずは攻撃と防御だけでも覚えておかないと。君と折角リンクしたのに最強の強みである神文字が使えなかったら、もったいないよ』

「ま、そこは何とか実戦で覚えていくよ」

『でもそれだと僕の力があっという間になくなって、長期戦は無理になるよ。だからここぞという時だけに使うようにして』

「わかったよ。頑張るなりに頑張ってみる」

 威力が高いなりに、力も比例して使うと言う事か。

『でも君神文字についてはセンスがあるような気がするんだよね』

「何を根拠に?」

『いや、勘ていうのかな。そもそも完璧なリンクなしに神文字を使えたんだから、それなりにセンスはあるはずなんだよ。そこまで頭が悪いとは思わなかったけどさ。普通神文字を扱える人って相当頭良いからね』

 生まれ持ってのセンスに俺は何度も命を救われているようだ。

『ともかく、今日はもういいかな。そろそろ僕も疲れてきたし』

「疲れる?」

『そう、君を此処に呼び出すのと、君とリンクするのに神文字を使う必要があったからね。そしてこれから現実世界に戻さないといけない。そろそろ君を戻さないと力尽きて…』

「まさか俺が帰れなくなるとか?」

『それはどうかなぁ』

 どうかなぁ、ってそんな意地悪そうな表情をしているのは何故だ?嫌な予感しかしないのだが。

『ま、良いや。それじゃまた会おう』

 俺の体が神文字によって足元から埋め尽くされていく。今度は体に得体のしれない浮遊感を感じた。まるでテレポートの時と同じような感覚だ。

「そうだ、名前はなんていうんだ?」

『んー、それは今度教えるよ。それじゃ』

 額まで文字に埋め尽くされ視界は蒼い光に包まれた。

 気づくといつの間にか、俺は布団の中に居た。そして窓からは光が…。

「って、おいもう朝かよ!」

 慌てて起きて外の林を眺める。太陽は既に空に在り、鳥の鳴き声がところどころから聞こえてきた。

 あいつが言うに時間は関係ないと言っていたけれど、それはあの空間の中だけの話であり、現実世界は刻々と時間が経過していたと言う事か。俺よりも長生きしてそうなのに、それでも背格好が小さいから何となくその話には納得していたのだけど。

 何ていう落ちだ。見事に睡眠妨害をされてしまった。

 今から布団に入って寝るにしても、すぐ起きなくてはならないから、とてもじゃないが寝る気にはなれない。今日は予定が詰まっているのだ。

 ため息をつて取り敢えず畳に座り込む。すると目の前にあの短剣があった。

 確かあいつとリンクすることはできたのだから、これをもう武器としてしっかりと扱えるはずだ。

「刃を長くしてみよう」

 短剣を持ち構えてみる。すると蒼い光が短剣から伸び長い刃が出た。

「おおー」

 思わず驚きの声が出る。これで真っ当に戦うことはできそうだ。

 よし、今度は神文字とやらを使ってみよう。でもどう使えばよいのだろうか。

「結局使い方を教えてもらえなかったよな。実戦でやるしかないけど、その使い時も選べって言われたし」

 その時だった、突然頭に声が響いた。

『馬鹿か君は!僕はもう疲れているんだよ。これ以上無駄な力を使わせないで。過労で殺す気かい?』

「普段の時もこうやって話せるのか。結構便利だな」

『いや、普段は交信をしないようにしているよ。だってこれも力を使うからね』

「あーそうなのか、ごめんごめん」

『わかってくれればいいよ。まずは、今神文字を使おうとするのは止めて。でないと僕死んじゃうから』

「え、そうなのか?」

 やはり力を使いすぎると死んでしまうのだろうか?

『言葉のあやだよ。本当は死にはしない、瀕死にはなるけど』

「なるほど、でも神文字についてだけど俺は使い方を知らないぞ?」

『別に良いんだよ。使おうとする意志があれば僕がそこに干渉して支援するから。それを感じながら扱い方を覚えて。というわけで僕はもう失礼するよ。おやすみー』

「あ、そうだ。おい、俺の睡眠時間を返せ!時間経過しないって言ってたけど、全然違ったじゃないか」

 しかし、返事は一向に帰ってこない。窓から聞こえる鳥の鳴き声だけが響く。

「おい、おい、聞こえてないのか?」

 一方的に交信を切られてしまったらしい。しかもあいつ、最後にお休みーとか言っていたけどもしかしてこれから寝ると言う事か?

 卑怯な!

 いやでも、これで俺に戦う手段がしっかりと手に入ったわけだし、これから朱鳥に戦い方さえ教えてもらえれば全領域のやつとも勝負ができるな。

 それなりの収穫があったから良しとしよう。でも…

「やっぱり寝たい」

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