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BLUE EYE―碧き眼―  作者: 斬谷恭平
第二章【朱の章】
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2-10 探索後編

 葉也(ようや)に関節技をあれやこれやとかけられた後、痛む節々を押さえながら四階へと向かう。今まで地面を転がったり、顔面を足台にされたりと色々な痛さを経験してきたが、関節技だけはもう二度とかけられたくないと思った。

 動けないし痛いし。特に動けないのは一番厄介だ。

 体の自由がきかなくなるというのは、意外と精神的ダメージも削られてゆく。

 もうこりごりだ。

「しかし翔也は体が丈夫のようだな。まだまだ大丈夫なような気がしたのだが?」

「大丈夫そうでも痛いし動けないから金輪際嫌だ!」

 こいつまだやり足りないのかよ。どんなサディストだ。 

 今までの階にはなかった大きさの瓦礫を乗り越えながら四階へと向かう。

 四階に到着するとそこは屋根がほとんどなく、月明かりが辺り一面を照らしていた。

 かつて此処にいくつもの教室があり更には上に屋上があったことなど、初めて見た人は信じることはないだろう。それほど跡形もないくらい破壊されつくしていた。

 ジャリと床を踏む音が奥から聞こえた。

 そちらの方へ視線を向けると丁度朱鳥が此方へと向かってきているところだ。その表情はやはりパッとしない。この階にも痕跡は残っていなかったのだろうか。

 因みに下光兄弟はというと。

「うっわ、何だこれ。凄い景色だな、どんだけの爆発があったんだよ」

「随分と酷い壊れ方をしているな。まるで小さな戦争が此処で繰り広げられた跡のようだ」

 と眼を見開いてこの光景に只々驚いている。そして各々探索を開始していた。

「ねぇ翔也」

「何か手がかりは見つかったか?」

「見つかったのは良いんだけど、でもあったのはうちの分家の人たちだけのよ。後式神厭人(しきがみあきと)のものが少し」

 こんな野ざらしの状態の場所にも関わらず見つかったようだ。

 でも式神分家のやつが見つからなかったとはどういう事だろうか。まさかあの狐のお面を被った二人は神眼の能力を使っていなかった?

 思い出してみるとあの二人は武器と体術がメインの戦闘スタイルだった。最初は二人がそれぞれ短剣を手にして戦っていたが、後半は一人がその剣を合体させ斬撃を飛ばし、もう一人は体術で梓に対して攻撃を行った。

 動きは人間離れしていたから神眼所持者であることは確かだろう。

 するとあの時は神眼を使わずに戦闘を行っていたという事だ。

 神眼を使わずしてあそこまでの戦いを繰り広げられたとなると、神眼を使ったときにはどれほどの動きをするのだろうか。

「その二人に関してはこれ以上の情報が得られそうにないから諦めましょ。それよりも重大な問題があるのよ」

「重大な問題?」

 はて、さっきの朱鳥の説明の中になにか重大な問題はあっただろうか。

「本当に翔也は馬鹿よね。気づかなきゃいけないことに全然気づかないんだから」

「ぐっ…」

 心に朱鳥の言葉が深々と刺さる。いや、寧ろ見事に一刀両断を決められたという感じだ。

 馬鹿と言われることには比較的慣れているが、心の底から本心としてあきれ果てたように言われると精神的にくるものがある。

 幼馴染は怖いんだなぁ。

「式神厭人の痕跡が残っていたことよ。梓たちの痕跡が残っているのならまだしも、何で式神厭人の痕跡が此処だけに残っているのか。弐昃(にしき)の話によれば校舎の中を縦横無尽に戦ったそうじゃない。それにも関わらずこの階にしか残っていない」

「なるほど、つまり神眼の痕跡を消せる人物が式神側にいるということか」

 神眼の痕跡を消せるのは言霊を操れる神眼所持者だけらしい。

 つまり式神側に言霊を扱える神眼所持者が存在することになる。言霊の神眼は様々な神眼の中でもかなり強いらしく、全領域の力をも凌駕するものだそうだ。

 今後の対式神への対策が難しくなってしまった。早めに朱鳥の父親である赭攣(しづる)さんに伝えたほうが良いのかもしれない。

 前線に出てきていないことを考えると、最後の最後で出てくるのだろうか。

「取り敢えずここからはさっさと出た方が良さそうね。あの二人を連れて退避しましょ」

「わかった。おーい、葉平と葉也。そろそろ出るぞ」

 四階を歩き回って探索をしている二人を呼び止める。

 しかし一向にこちらを振り向こうとしない。こちらの声が届いていないようだ。

「え…この距離で届かないもんなのか?」

「おかしいわね…」

 カタン--

 あの乾いた音が四階に響き渡った。それでもやはりあの二人はこちらに振り向かない。この音はあの二人に全く聞こえていないようだ。

 カタン--

 再び音が鳴り響く。

「ぼんやりしていないで、さっさといくわよ翔也!」

 いつのまにか瞳を朱色に染めていた朱鳥が、刀を手に取り真下に向かって振り下ろしていた。コンクリートを焼き砕く音が響き一回まで大きな穴があく。

 その中に朱鳥は飛び込む。俺もそのあとを追う。

「おい、あいつらはどうするんだ!?」

「大丈夫よ、こちらから隔離されているから直ぐには攻撃されないはずよ。寧ろ私たちが隔離されていることに危機を感じるべきよ!」

 朱鳥は一階に着地するなり、校庭に向かって刀を振り上げ壁を破壊して穴をあける。

 俺はというと見事に着地に失敗して、骨折した足首を回復していた。(高いところから綺麗な着地を決めるにはコツがいるようだ…)

 溶けて砕けたコンクリートの中を走り校庭へと飛び出る。目の前には資材の山があった。急いでそこに駆け込んで身を隠す。

 カタン--

 三度目の乾いた音が鳴り響いた。

 俺は急いで短剣を取り出し構えて攻撃に備える。朱鳥も立ち上がり、刀に炎を纏い構える。

 どうやら逃げ切ることはできなかったようだ。景色は既にあの不気味な空間へと変貌を遂げていた。

『私から逃げ切れると思っていたの?あきれちゃうわね。どうやら神威もいないようだし、その生意気な炎だけでも殺しちゃおうかしら』

 あの時と同じく一切姿を確認することはできない。何処からともなく全方位から声が響く。

 カーン--

 攻撃の合図を表すように先ほどとは違う乾いた音が響き渡る。

「朱鳥、さっさと逃げろ!」

「逃げたって無駄よ。相対してこちらが潰すまでよ」

 刀を中断に構えて攻撃に備える。

 シュッという音がしたかと思うと、地面から黒い帯が何本も出現し空へと延びていく。そして朱鳥を追いかけるように突進する。

『獄炎-炎壁-』

 朱鳥は刀を地面に突き刺すと、自分の周囲を分厚い炎の壁を作りだし帯を弾き返す。

 ぶつかる度に炎は散り、不気味な音を出し続ける。結果段々と炎の壁が薄くなっていき、朱鳥へと黒い帯が叩き込まれていく。

 更に地面も震え始め巨大な廃ビルが複数も出現する。

「相変わらず無茶苦茶だ…」

 何でもかんでも自分の世界の中で具現化してしまう全領域。俺の神眼である永劫は防御のみに特化した能力で、攻撃することには全く向いていない。

 しかも全領域の場合、次々と最強の攻撃を数多に繰り出し続けるため一つでも俺に当たってしまえば、多分ねじ伏せられてしまうだろう。

 かといってこのまま見続けるわけにいかない。

『永劫-発動-』

 神眼を発動させ短剣に力をこめ、刀身を蒼色に光らせ朱鳥の方へと降り注ぐ黒い帯へとその剣先を向け、走る。

『来たわね。その刀身、封じてみせる』

 カーン--

 地面からまた別の黒い帯が出現。しかも背後と正面から複数の帯が挟み込むように襲う。風を切るようにとても速い速度で迫る。

「邪魔だ!」

 正面へと走り続け、短剣を黒い帯へと突き刺す。すると黒い帯は粉々に千切れ、散っていった。同時に息をのむ声がどこからか聞こえた。

『私の幻想を破壊したっていうの…ふざけるな!』

 その激高に合わせて空の色も赤と黒の色が深くなり、蜃気楼のように揺らぐ。

『私の夢を壊すなあああああああああああああああ』

 激しい地震が起き、まともに立ち上がることができなくなる。朱鳥も地面にさしていた刀から手を離してしまい地面に倒れてしまう。同時に炎の壁も消える。

「朱鳥!」

「翔也!」

 お互いがお互いの名前を思わず叫ぶ。朱鳥の前にも黒い帯、俺の正面と背後にも黒い帯。それらは食らいつくさんとばかりに襲い掛かる。

 スピードも速い。威力も大きい。何よりも地面が揺れ続けているため、どうしても立ち上がることすらできない。

 その時だった。あの声がこの世界を震わせんとばかり、響き渡った。

「よくもこの私を騙したなあああああああああああああクソ野郎!」

 どこからともなく真っ赤なスーツに身を包んだ髪の長い女、神威が現れる。そして着地した瞬間地面に亀裂が走り、三十センチも沈み込んでいた。

 表情は何故かスーツのように真っ赤になっており、体中から怒りの感情が溢れ出る。

 何故こんなに怒っているのだろうか。この人をここまで怒らせるなんて、この全領域の神眼所持者は一体何をしたんだ?というか人の顔って本気で怒るとこんなに真っ赤になるんだな。初めて見た…。

『意外と速かったわね…鳥頭だからもう少し時間がかかると思ったんだけど』

「黙れ。この私を一時的にでも騙したことは誉めてやろう。しかし、あんな単純なトラップでこの私を騙したつもりになっていたのなら、お前を殺す」

 言っていることが支離滅裂なような気がする…。それほど頭にきていると言う事なのだろう。

 騙したということは神威の人は、何かしらの罠にかかって騙されていたということか。あの人は直線的なところがあるからな…意外と単純な罠にでも引っかかるんだろうな。

「おい、てめぇ何その私が馬鹿とでも言いたいような眼は」

「気のせいです!」

 視線だけで殺せるような目つきで睨まれる。本当になんであそこまで怒り心頭なのだろうか。

『ったく、仕方ないか。私の幻想を壊したそのガキを半殺しにしたいところだけれど、神威が来たんじゃしょうがないか』

 周囲の視界が段々と通常の世界へと戻っていく。目の前には資材の山が、そして廃墟と化した校舎が現れる。どうやら全領域からでることはできたようだ。

「逃げるなああああああ」

 そういうと神威はその場で跳び上がり、いや空中に地面に大穴を開けて飛び上がりどこかへと消えてしまった。全領域の神眼所持者の居所に心当たりでもあるのだろうか?

 しかし相変わらず力だけは強い。今の脚力にしたってそうだし、どうやて全領域に新入したのだろうか。

「あの人、私の事はすっかり忘れているのね…」

 スカートについた土埃を払いながら立ち上がる。そう言えば神威は朱鳥に対して何の声掛けもしなかったな。全く視界に入っていなかったと言う事か。一様主の一人娘のはずなんだけどなぁ。

「それほど頭に来ていたって事ね。あんな神威見たの何年ぶりだったかしら」

 何年ぶりということは、以前にもあそこまで怒り心頭になったことがあったという事か。その時は一体何があったのだろう。

「以前は何があってあんなに怒ったんだ?」

「あの神威はね、騙されるのが一番嫌いなのよ」

「騙されるのが嫌なのは誰でもそうだろう。でもあの人だけ起こり方が半端じゃなかったぞ」

「それは本人に聞いた方が速いわよ。私もなんで騙されるとあそこまで感情的になるのかは知らないし」

 どうやら、他に何かしらの理由があるのだろう。

「因みに、神威を以前に騙したのは明日くる神崎未樹よ。だから神威は神崎未樹似たしいて並々ならぬ恨みを持っているらしいわ。本当かどうかはしらないけれど」

 そうなのか。というかその二人を明日合わせて大丈夫なのか?どう考えても一番合わせてはいけない人物だろう。巻き込まれてしまうのだけは絶対に勘弁願いたいのだが。あの殺戮的な力に巻き込まれるのだけは死なないとしても絶対に嫌だ。

「そこら辺については大丈夫なはずよ。いちよう主からの直接命令で神崎未樹に対して暴力をふるう事を禁じているから」

「それなら良かった。それじゃ明日あってもいきなり戦闘が起きるわけじゃないんだな」

「戦闘は起きないわよ。そもそも神崎未樹自体、非戦闘系の神眼未来視だし。攻撃を避けることができたとしても、攻撃を加えることはできないはずよ」

 そうなると逃げる神崎攻める神威となって、いつまでも戦闘が終わることはなくなるのか。それは命令で禁じるはずだ。いつまでも神威に暴れられたのでは、幾つ国があっても足りない。

「因みに以前はもう少しで鏡楼市が消滅しそうになったのよ」

 知らない時にそんな危険なことが起きていたのか。と言う事は万が一にでも、何かが間違っていればこの町は消えていたということになる。そんな核兵器みたいな人間をあんなに動かして大丈夫とは思えないのだが。

 もう少し行動を制限した方がいいような。でも今の状況ではそんな呑気な事も言っていられないのかもしれない。

「おーい翔也、そんな所で何やってんだ」

 上の方から葉平の声が聞こえる。そう言えばすっかりあの二人のことを忘れていた。

「葉平、そろそろ帰るぞ。さっさと降りて来い」

「わかったー今からそっちに行くよ」

 どうやら二人とも無事なようだ。葉也も葉平の背後から俺たちの子を見下ろしていた。

「あれ?」

「どうかしたの?」

「いや、なんでもない」

 今葉也の瞳が光っているように見えた。いや、気のせいだろう。さっき力を使ったばかりだから眼が疲れているのかもしれない。それにこの距離だ。月明かりの反射のせいなのだろう。

 その後俺たちは校舎に侵入した場所から脱出し、何事もなく高校から抜け出すことができた。全領域に襲われてしまった時点で、何事どころか立派な有事だったけれど全員無事だから良いだろう。

 因みに時計は「3:07」を表示していた。丑三つ時も終わりの頃だ。

 長い坂道を下り、高校の山の麓まで来る。

 この間全員無口で会話がなされることは無かった。各々疲れ切って離す気力も無い様子で、月明かりの照らす坂道を黙って歩き続けた。

「それじゃまた今度ね。次回は学校になるかしら」

「だろうな。それでは夜道は気を付けて。行くぞ葉平」

「あいよー、それじゃな」

「おう、またな」

 こうして俺たちは三時間以上にも及んだ学校探索を終えて帰路についた。

 全領域にも襲われての収穫が、まさか言霊の神眼所持者がいることへの確定情報になるとは、踏んだり蹴ったりだ。最悪な収穫だったかもしれない。

「おやおや、お嬢様と翔也くんではないですか。フフッ随分と暗そうな顔をしているようだけど、何かあったかな?笑顔が大切だよ笑顔が。人間笑顔が一番美しく素晴らしい表情だからね。ほらほら笑って」

 暗闇の向こうから黒い長剣を持った人影が光に浮かぶように出てきた。こんな風に、人を置いていくような話し方をするのは弐昃さんだろう。

「弐昃さんですか、何か結構久しぶりですね」

「私も暫くぶりね」

「フフッそうだね、二人と会うのはかれこれ何週間ぶりだろうか。なんせ此処のところ弌人にかなりこき使われているからね。かつてないほどだよこれは。明日空から隕石が降ってくるんじゃないかってくらいに、驚天動地な程の重労働を強いられていて本当に参っちゃうよ。これでも一応人間だから労働基準法くらいはしっかりと守って欲しいものなんだけれど、それを言ったら弌人に八つ裂きにされそうだからな。くわばらくわばら」

 笑いながらやれやれと肩をすぼめる。

 弌人さんって確か情報担当だったはずだけど、武力担当の弐昃さんを八つ裂きにできる程の能力があるのだろうか。そうなると弌人さんは文武両道の完璧人間になる。どうして俺の周りにはこんなにも、気持ち悪いくらいの完璧人間ばっかりいるんだ…。

「弐昃、おしゃべりも良いのだけれど今は任務中じゃないの?あんまり油売ってると寿命減るわよ」

「フフッ随分と怖いことを言うなお嬢様は。そうだね、いい加減任務に戻ることにしよう。只任務と言っても結構つまらない任務なんだよね。なんせパトロールして変なのを見つけたらゴミにして処分しとけっていう内容だからね。まずはゴミを見つけなければならない。せめてゴミの場所くらいは教えてほしいものだけれどね。ゴミ回収車だって効率が良いのは、ゴミ捨て場の場所が決まっているからであって、ボランティアのようにゴミを見つけて拾うという作業は無駄に体力使うし、効率が悪くてしょうがない。情報担当なんだから弌人がゴミの場所くらい見つけておくべきだと思うんだよね。翔也君もそう思うだろう?」

「えーと、まぁ、はい」

 一回で話す量が本当に多いよなこの人。全然内容が頭に入ってこないのだけれど。多弁な人との会話って全然成立しないんだな。

「そろそろ行った方がいいわよ。弌人も一様はこの町の中でそのゴミを探しているのだから。サボるとすぐ見つかるわよ」

「フフッそれは危険だな。油どころかゴミを売っているのが見つかると、八つ裂きどころか千切りにされてしまうかも。もう少し楽しい会話を楽しみたかったのだけれどそろそろ失礼することにしよう。それでは、また会おう」

 そう言うと暗闇の中へ長剣を振り回し踊りながら消えていった。会話を楽しみたいとか話していたが、こちらからしてみれば内容のない朗読を聞かされていた気分だ。

「そう言えば言霊の神眼所持者がいることを弐昃さんに伝えなくてよかったのか?」

「大丈夫だと思うわよ。今日の今日でいきなり攻撃を仕掛けてくるとは思えないわ。ここぞという時に、それこそ翔也の眼を本気で手に入れようとすると時に切り札として使ってくるわね。私だったらそうする」

 俺の眼を本気で奪おうとするときか。となると俺の眼が碧へと成長しきった後になるんだろうな。それまでに言霊に対して何かしらの対策をしておかないと。全領域以上にやっかいな神眼と戦うことになるのだから、本気で俺も戦い方について学ぶ必要があるな。明日にでも戦い方を教えてもらえるよう赭攣さんか朱鳥に頼んでみよう。

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