表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
BLUE EYE―碧き眼―  作者: 斬谷恭平
第二章【朱の章】
30/39

2-9 探索中編

 大きな瓦礫の転がる階段を上って三階へと向かう。

 朱鳥の話によれば、二階の教室では大した収穫を得られなかったそうだ。何かしら残っていてもおかしくはないのだが、二階にはもう神眼を使用した跡はなかったらしい。

 それしても全校舎の階を使って弐昃(にしき)さんと式神厭人(しきがみあきと)は戦ったのだから、神眼を使用した跡の痕跡があるはずだ。

 それともわずか数日の間にその痕跡は消えてしまったのだろうか。

 朱鳥の話によれば、神眼を使用した後の力の痕跡は環境によってかなり左右されるらしい、運が悪ければ一日二日で痕跡が跡形もなく消えてしまうことはあるそうだ。

 ということは、今日の俺たちはとても運が悪いのか。

 残りの三階と四階に何かが残っていれば良いのだが。

 ただ激しい戦闘が行われた階に限って大きな損害が出ているから、その望みに大した期待をすることはできないかもしれない。折角こんな深夜に高校に侵入したのだから、何かしらの成果があればいいのだが。

「でも何かこういう廃墟って、雰囲気良いよな。こう言葉にできないけどさ」

 葉平がほとんど崩壊してしまっている廊下をみて呟く。

「そうだな。俺もこういう雰囲気は嫌いじゃない。でも、これって俺たちがこの学園に対してそんなに思い出がないからかもな」

 俺らはこの高校に来てまだ一年位だ。

 だからこの校舎に対してそこまでの思い入れがあるわけではない。それに、かつて自分たちが使っていた四階の教室は既に跡形もなくなっている。

 そんなことを差し引いても、俺は思い出とかには疎い人間だからそこまで悲しんだりがっかりすることはもともと無い。

 寝てばっかりだったし。

 一方で心の底から式神に関する何かしらの情報が出てくることも願っている。

 朱鳥が少しでも、何か見つけてくれると良いのだが。

 俺も神眼を所持しているから、気配を探すことはできるらしいが繊細な作業の上難しいから、あまり手助けはできないそうだ。そろそろ俺も神眼についての心得みたいなのを習得した方が良いのだろうけどそんな時間はなかったしな。

 せっかく朱鳥の父親である赭攣さんがいるのに。

 今度頼んでみようかな。

 短剣もしっかりと使えるようにはなっておきたいし。

 じゃりを踏むような音をたてながら壊れた廊下を歩く。

 相変わらず葉也と朱鳥はそれぞれが、勝手に行動して各教室に入って探索をしている。

「でも本当に不思議だよな、特にあの天井」

 そう言いながら葉平は不自然に穴が開いた天井を指差す。

 確かあの天井は狐のお面を被った二人と梓が戦闘を行ったときに空けた穴だったかな。黒板の方をみるとそこも穴が開いており、その隣の教室にも同じような穴が開いていた。

 そしてその穴を不思議そうに葉也も見ている。

 穴のあき方が綺麗な円状にくり抜かれているのだ。

 あんなに綺麗な穴を開けられる技術はないだろう。神眼か神器を使わなければ不可能だ。

「ふむ、このような技術は見たことないな。一体どうやったらこんな綺麗な穴をあけられるのだろうか」

 葉平以上にその穴をまじまじと見続ける。

 取り敢えずあれについて放っておいても大丈夫だろう。流石の葉也でも有力な情報を見つけることはできないだろう。

 暫く月明かりの刺す廊下を歩きながら探索していると、調査が終了したのだろうかある教室から朱鳥が出てきた。その表情はなんだか浮かない様子だ。

「翔也、ちょっといい?」

 そう言いながら軽く手招きされる。

「何か見つかったのか?」

「神眼を使用した跡は一切なかったわ」

「そうなのか」

 何の痕跡も見つからないとは、結局今日は運が悪かったのだろうか。

「でもね、いくらなんでもこれは不自然すぎるのよ」

「どういうことだ?」

「つまり、意図的に神眼の使用跡を消された可能性があるの」

 意図的に消された可能性?

 もしかして式神家分家の誰かが見つからないように消してしまったのだろうか。

 神眼の使用跡から、その能力の種類を判別できるとすれば手の内を明かすようなもの。それを防ぐために痕跡を消すことは当たり前と言えば当たり前だろう。

 参ったな。

 そう言えばその痕跡を消すことは可能だとして、どうやって消すのだろうか。

「神眼の痕跡を消すことができるのは私の知っている限り言霊の所持者しかいないわね。でも言霊の神眼所持者なんてそうそういるわけがないし、その所持者がもし式神家に居るとすればそれは大変なことよ」

 言霊の神眼所持者か。

 そういえば啓祐兄さんと前に話した時には、知っている能力として言霊を上げていたような。

 とは言っても話を詳しく聞こうにも、肝心の啓祐兄さんは行方不明中。一体どこに行ってしまったのだろうか。

「他に可能性は考えられないのか、あの全領域とかいうやつとかさ」

 確かあの能力は、自分が展開した世界の中であらゆる現象にも介入して、自在に操れるようにすることだったはずだ。

「いくらなんでも神眼の痕跡まで消すのは難しいわよ。そもそも全領域を使用したらその使用跡が残るでしょう?」

 なるほど。

 全領域で消した場合はその消した力の痕跡が残るというわけか。

「そもそもが全領域は、自分が展開した世界のみに限定されるわけだから現実世界への干渉は難しいと思う」

 それじゃ昼に俺たちを襲ったやつとではないのか。

「でもこのままじゃ本当に収穫なしになりそうだよな」

「そうね、ほぼ収穫なしと同義だわ。ただ痕跡を消せる神眼所持者が近くにいるっていう、不安要素が増えただけよ」

 ため息をついて疲れたように肩を落とす朱鳥。

 こんなに探しても何も見つからないのでは、ため息が出ても仕方ないだろう。

「ここまで来たらしょうがないわね、四階もダメもとで行きましょ。何か葉也が熱心にあの穴覗いているみたいだから翔也は一様それを監視していて。それじゃ」

 そういうと朱鳥は一人先に階段を上り四階を目指して向かった。

 一方の葉平と葉也はいつの間にかそれぞれ自分のクラスに入っていた。

 そう言えば何かしら、特に教科書とか残っていないだろうか。あれば買う必要なくなるんだけどな。

 二年五組とう札が斜めにかかる教室に入る。

「葉平、お前教科書見つかったか?」

 俺は本来ならば今後一年お世話になる予定だった。

 中に踏み入って思わず足が止まる。

 机という机が原型をとどめいていなかったのだ。

 真っ二つになっている物から、何故か球体に無理やり固められている物。

 床と天井は荒れ地のようにデコボコになっており、蛍光灯は全て割れてい待っていた。

 黒板には横一線に大きな亀裂が走り、教室中埃が待っている。

 そんな中、机の瓦礫の山の中を葉平は探していた。

「んー何も見つからないよ。というか、こんな状態じゃどれが俺の机だったかわかったもんじゃない。残っていたとしても教科書は無事じゃないだろうな」

 ほら、と言いながら自分ではない誰かの教科書のなれの果てを差し出してきた。

 手に持ってみると、ページは破れグシャグシャになっており読めたものではなかった。こんなになってしまっては買い替えるほかない。

「この町に一体何が起きてんだろうな。爆発とか噂があったけど、これは明らかに爆発じゃない。寧ろ小さな戦争が起きているような気がしてならないよ」

 うーむ、予想以上に勘がいいな。いやこの状況を見れば誰でも不信感は持たざるを得ないか。

 小さな戦争。

 中々的を得ている表現かもしれない。どころかその言葉そのものだろう。

 戦争。

 俺の神眼を巡って朱鳥の武神家と式神家が十数年ぶりの全面対決を行っている。

 前回の決着は式神家の全面敗北で終わった。しかし、式神家の死に際に放った爆発による影響で津波が発生。日本はそこまで被害は大きくなかったが、世界では島ひとつ消えたところもある。

 更に酷いのは世界中にある科学技術の発達の停止だ。

 その影響で十数年前と比べ今の科学技術は殆ど変っていない。

 こういう風に考えると武神家と式神家の戦いは、世界中に何かしらの影響を与えてから終結している。

 この戦争の後には一体何が残るのだろうか。

 よしっ、と言って葉平が瓦礫の中から帰ってくる。

「兄貴の教室も言ってみようぜ。どうなってるか気になるしな」

「わかった、行ってみよう」

 俺は葉平と一緒に葉也のクラスに向かうことにした。

 葉也のクラスは俺らの隣にある二年六組だ。

 六組の中の様子は五組よりもひどかった。

 机と椅子は水を縦に割ったように、壁側か廊下側に寄せられている。そしてその間にある床は縦一直線に割られており、下の二階が見えていた。

 葉也は亀裂の端に立って教室の中を見渡している。

「兄貴、何か見つかったか?」

「ん、葉平か。いや何もない、というかこの亀裂だけしか教室にはなかった」

 どうやら特に収穫はなかったようだ。

「しかし転校してきた彼女は気の毒だな。頑張って編入試験を受けて入ったというのに、こんな有様になってしまうとは」

 転校生?

 そう言えば六組には転校生がいたんだっけか。すっかり忘れていた。

「ま、仕方ないだろう。運がないとしか言いようがないな」

「その転校生ってどんなやつだったんだ?」

 俺はその転校生とやらに会った事はない。

「んー、ま何か大人しい感じの子だったような気がするよ。女の子なんだけど日本には最近引っ越してきたばかりで、前まではイタリアにいたらしいね」

「どうやら親御さんの仕事の事情で日本に引っ越したそうだ」

 親の仕事の都合でヨーロッパからか。

「ヨーロッパでも最近不吉な事件が起きているらしいのに、日本に来てもこれだ。かわいそうだよな?」

 葉平は気の毒そうに話す。

 確かに気の毒だ。はずれくじも良いところだろう。

「因みに性別は?」

「女子だよ」

 ほう、女子だったのか。

 普通ならば転校生っていったら何かしらのイベントが起きてもおかしくはないんだけどな。

「こういっちゃなんだけど、転校生って何か期待しちゃうよな」

「幼馴染でした、とか?」

「そうそう、そんな感じ。びっくりどっきりの再開みたいな」

 転校生というのは何故かわくわくする。

 恐らく平々凡々な日常に、大きな刺激を与えてくれる存在だからだろう。今まで頭理前だった空間に他の存在が入り込むのだ。

 しかも海外からとなれば話は大きく変わる。

 いくら同じ日本人だったとしてもだ、住んでいた地域の文化が異なればその文化は自然としみつく。雰囲気、しぐさ、話し方、表情。

 個性が大きく影響されるのだ。

 その影響をうけた存在が自分の空間に入ってくる。

 さて、これが幼馴染だったとしよう。

 かつて自分が幼い時、その後の人生の人格が形成されるような時期に一緒に過ごした相手だ。自分にとっては大きな影響を与える人物だろう。

 それが何の因果化分かれてしまった。その時は大きなダメージを受けるだろう。

 しかし、突然の再開!しかもどこか変わっていて大人びた部分もある。

 これがわくわくしないはずがない。

 とまぁ、そんな感じで転校生について葉平と葉也に力説したのだが。

「いや、そもそもお前には幼馴染居るだろう。しかも小さいころから一緒だったんだろう」

 むぅ、葉平の言う通り俺には小さいころから一緒に居る朱鳥がいる。

 あいつとは腐れ縁と言っても差し支えないくらいの付き合いだ。

「そして前半の下りの部分についてだが、そんなに異文化交流したければネットで適当に見つければよかろう。ネットワークシステムが発達しているのだから、外国人位いつでも会えるだろう」

 流石葉也だ、夢も希望もないことを平然と言いのける。

「葉也、そりゃ理屈ではそうなるだろうけどさ、世の中には理屈以外にも大切なものがあるんだよ…」

 シチュエーションが大切なんだよ。そんな顔も姿もわからないような人とコミュニケーションとっても、盛り上がりに欠けるだろうが。

 大体俺は英語がそこまでできないんだよ。辛うじて基本的な単語と文法が扱えるだけで、会話なんてもってのほかだ。

 いやでも意外と基本的な言葉で会話は成立するとも言うから何とかなるのか?

 ただ何とかなると言っても、きっと相手からすれば小学校低学年と会話している気分なんだろうな。俺だったら三十分話しただけで疲れてしまいそうだ。

「はぁ、せめてその転校生がお嬢様とかだったら完璧なんだけどな」

 生憎幼馴染というオプションは不可能だ。俺にはどうしようもなく、朱鳥という跳優秀な幼馴染がいるのだし。

「いや、普通にお嬢様だろう」

「え、そうなのか?」

 葉平の救いの言葉に思わず呆けた声が出てしまった。これはまだ望みがあると言う事か。

「両親がイタリアからの転勤だって話だぞ。ということは日本にも市場のある外資系の会社ってことだ。しかも何回か国を超えた転校は経験しているらしいから、親が凄い活躍してるってことになる。どう考えてもお嬢様以外にはありえないだろう」

 なるほど、なるほど。

 これは中々良い情報がきけた。高校が再開したら顔でも見てみようかな。

「ん、待てよ葉平。何でクラスの違うお前が転校生についてそんなに詳しんだ?葉也が詳しいならわかるよ、同じクラスだし」

「いや、友達だしな」

 こいつさっさと友達になってやがっていたのか。葉平ごときに遅れをとってしまうとは、生上翔也一生の不覚。

「因みに名前はなんていうんだ?」

閣咲憐(かくざきれん)さんだよ」

 閣咲憐さんか。

「よしっ葉平、高校が再開し次第ただちに俺に紹介するんだ。わかったか?」

「えーどうしようかな」

 ただでは紹介しないというのか。ま、タダほど安いものはないとも言うしね。しょうがない、此処はなけなしの懐から奥の手を出すことにしよう。

「五百でどうだ」

 指を五本差し出し葉平に金額を提示する。

 こういう交渉は少し低い値段から始めるに限る。

「五百かよ。もう少し出せないのか?」

 やっぱりそうだよな。俺も紹介しろと言われたら五百では首を縦に振らないだろう。

「八百でどうだ」

 指を三本プラスする。

「うーん。もう少し」

 くっ意外としぶといやつだな。三百もプラスしたというのに。

「それじゃ千でどうだ」

 指をさらに二本足して目の前に十本の指を並べる。

 正直これ以上は予算からはみ出してしまう。ここら辺で手を打ちたいところだ。

「えー、千かよ」

 こいつ調子に乗っていないか。バイトをしていない高校生にとって、千にどれだけの価値があると思っているんだ。

 俺から更に搾取しようするとは…この鬼が。

「しょうがない、更に五百プラスして千五百でどうだ」

 これで首を縦に振らなければ交渉は決裂だ。

 閣咲憐さんとの関係を築くことはあきらめよう。高校に置いて転校生のような珍しい人との関係を個人的に築くのは難しいのだ。

 小学校ならば気軽に遊ぶことができるが、高校生ともなれば話は別。

 だからこうして葉平に交渉を挑んだのだが…果たしてどうなるだろうか。

「よしっ、了解した。千五百で手を打とう」

「やったー!」

 人気のない、寧ろ化け物が出そうな校舎の中で思いっきり声を上げてしまった。

 上の階にいる朱鳥に聞こえてなければ良いのだが。聞こえていたら間違いなく俺はヴェリー・ヴェルダンになってしまう。

 いや、もはや炭としてこの世に存在することも許されない程まで、燃やしつくされるかもしれないな。

「それじゃ高校始まったら一緒に遊ぶ段取りつけるから、その時に連絡するよ」

「わかった。お前その約束絶対に忘れるなよ」

 千五百円も出して忘れられたらたまったものではない。詐欺で訴えてやる。

「そこの二人、下らない話し合いはおわったか?」

 壁に寄りかかったままうんざりとした声をかけられる。

 そういえば葉也は途中でこの会話から抜けていたな。いや、寧ろ参加すらしていなかったか。

 本当にあいつは真面目なんだな。

「いやぁごめん。何かすっかり違う話始めてしまって」

「随分と呑気なのだな。思わず面喰ってしまったよ」

 確かに此処では呑気でいる場合ではなかったかもしれない。それでも息抜きというものは必要なのだ。人間そこまで強度が高いわけではない。

 逆に余興なしに無稼動で動くことのできる人間何ているのだろうか。

 葉也も個人的に何かしらの趣味は持っているはずだ。詳しくは知らないけれど。

「そう言えば葉也って趣味とかあるのか?」

「趣味か。良い機会だ、息抜きとして実演して見せよう」

 パシッといきなり手首を掴まれる。

 え?と疑問に思っている瞬間にもう片方の手で首元も掴まれる。

 そして抵抗ということを一切できず、いつのまにか俺は床に伏せられていた。

 下の瓦礫が体にごつごつあたって地味に痛い。

「お、おい突然何するんだよ!?」

「これが俺の趣味だ」

「趣味だって、お前は人をこんな床にねじ込むのが趣味なのかよ」

 肩が痛い。ぎしぎしと音が今にでも響いてきそうだ。

「そうとも言える。何しろ格闘技が趣味だからな。文武両道を極めるのが目標でね」

 こいつ勉強だけじゃなくって格闘技もできたのかよ。

 どこまで朱鳥と似通っているんだよ。

 そんな人間離れしている人間は朱鳥だけで足りているのに。

 世の中って意外と狭いんだなぁ。

「わかった。お前の趣味が格闘技だってことはわかったら、速く解いてくれないかな」

「翔也がそんなに物わかりが良いように思えないのだが。もう少し痛みが必要なのではないかな」

「お前はサディストか!」

「照れるから誉めるな」

「誉めてねぇよ!」

 この世の中にサディストと評価されて照れるやつは、まともなやつではない。

 どこに照れる要素がるというのか。

 というかさっさと解放してくれないかな。

「もうわかったから。葉也の格闘技好きでサディストな性格はよくわかったから速く解放してくれ」

「理解してくれたのか。これは嬉しい。では存分に発揮させていただこう」

「いや、わかったというのは受け入れたってわけじゃ…いててててててて」

 ヤバい、肩の向きが逆になりそうだ。間接という間接も悲鳴どころか、驚愕の声を上げている。

「もう少しいけるみたいだな」

「いけないからやめてくれえええええええええ」

 今度は俺の悲痛な悲鳴が学校中に響くことになった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ