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BLUE EYE―碧き眼―  作者: 斬谷恭平
第二章【朱の章】
24/39

2-3 変化

 朱鳥の持つ刀の炎が縮小していく。

 炎は小さくなっていくように見えるが刀に全ての力が集中しているのだ。刀身は燃え上がる太陽の蠢くような朱色をしている。

 一方の赭攣(しづる)さんはいまだに刀を片手で鷲掴みしたままだ。その手は朱鳥の刀よりも濃い朱色を纏っている。空いている方の手はだらしなくぶら下げているだけで構えてすらいない。

 朱鳥は刀へ更に力を集中させる。

力押しをするにしても一点突破しないと破れないっ――

 更に刀は朱くなる。見ているだけで目が焼かれそうだ。

 すると赭攣さんがついに動き出した。だらしなく下げていたもう一つの手を刀身を掴んでいる手に重ねる。

「段々と調子を掴んできたようだね。それでは私も刀を出すとしよう」

 刀を掴んでいた掌が急激に光を増す。思わず瞼を閉じようとしたその時、大きな爆音が周囲を揺らした。

 朱鳥は炎の塊の中から飛び出てくる。空中で回転しながら道場の焦げた木の床へと着地。爆発の起きた床は黒く焦げており、小さく煙が上がっている。

 その中心に赭攣さんが片手に刀を持ちながら立っていた。朱い瞳が俺や朱鳥を射抜くように見つめる。その瞳を見た瞬間俺の眼も蒼色へと勝手に変化した。

「お、おわ、な、何なんだよ…」

 思わず手で目を押さえる。

 どうやら体が目の前の脅威に危険を感じて自然と能力を発動させたようだ。

 一方の朱鳥はそんな瞳に一切怯むことなく朱く燃える刀を再び中段に構える。

「見ておきなさい、本当の稽古はこれからなのよ…」

 さっきまでの戦いがウォーミングアップに過ぎなかったと言う事なのだろうか。俺にはとてもそういう風には見えなかった。真剣勝負じゃなかったというわけか。

 そういわれればそうなのかもしれな。何しろ朱鳥は刀を構え、赭攣さんは素手だったのだ。要は久しぶりの稽古だからリハビリだということなのだろう。

「さて、翔也くん。そこからもう少し離れたほうがいいかもしれないよ。今日は今までとは比べ物にならない稽古をしようかと考えているからね」

 比べ物にならない…。でも、朱鳥はまだ病み上がりの身だ。そんなことをして大丈夫なのだろうか。

「一様弎塑稀(みそぎ)には確認をとっておいてあるからその心配はないよ。では、今までよりも実戦に近い稽古を始めようか」

 片手に持っていた刀を中断に構える。刀は朱鳥のものと違い直刀で刃の色が普通の銀色をしていた。長さは一メートル五十センチくらいだろうか。かなり長い刀だ。

 朱鳥はその刀を見てより一層自分の刀へと意識を集中させる。先ほどのようにただ威力を上げるのではなく精度を意識する。

お父さんの刀は切れ味がとても良い。今までの稽古でこの刀が何度刃こぼれしたことか…。しかも今回は実践。生半可な切れ味だったらおじいちゃんから受け継いだこの刀を折ってしまう--

 本来、朱鳥の刀が赭攣のただの刀によって刃こぼれすることはない。刃こぼれしてしまうのは朱鳥の力量が不足しているからだ。朱鳥の刀は“武神家の神眼所持者のために”作られたもの。只これは逆に、赭攣の能力の高さを示している。普通の刀で神眼所持者のために作られた刀に傷をつけられる。それほど神眼能力の扱い方に長けているのだ。

とりあえず入口から離れよう…。あの二人の炎に燃やされたらたまったもんじゃない--

 俺は稽古上から距離を取る。道場は現在半壊状態で、いくつかの壁に人一人が通れるほどの穴がある。したがってわざわざ入口に立たなくとも中の様子を見ることができるのだ。

 十分に距離を取った瞬間道場内で変化が起きた。

 床を壊す音がしたそれと同時に刀と刀がぶつかり合う音が響いたのだ。中の様子を伺ってみると赭攣さんが朱鳥に攻撃をしかけていた。刀の色は朱鳥と同じ朱色に染まっている。ただし朱鳥のよりも数倍明るい色に輝き、蠢めく。

 赭攣さんの攻撃を朱鳥は両手に精一杯の力を込めて受け止めた。一瞬避けることも考えたが攻撃の速さがそれを許さない。したがって受け止めることしか考えられずその先のことを考えていなかった。

 刀から手首、両腕にかかる押し潰そうとする力に耐え続ける。

「どうした朱鳥、このままでは押しつぶされるだけだぞ」

 朱く鋭い目つきだけが朱鳥を殺さんとばかりに睨む。そう言われてもだ、受け止めるだけで精一杯なのに此処からどのように攻撃に移れというのか。今は力で押さえつけられているのだ。しかも段々とその力が増していく。

どうすれば…--

 此処からどのように離脱すれば良いのか。

 その時、赭攣の向こう側にある円心上に焦げた床が目に入る。

「はーっ!」

 再び刀に意識を集中させる。但し今回は刀の刃全体ではない。刀と刀の接点に意識を集中させる。

 すると刃を覆っていた炎がその接点へと集中していく。朱く強く光り輝く。

『我が獄炎よ、我が指示に従い使命を果たせ-爆炎-!』

 集中していた炎が一斉に放たれる。大きな炎の塊が道場を覆いつくし爆音が道場の柱を揺るがす。

 朱鳥は赭攣がそうしたように刀に炎を集中させて爆発せて離脱したのだ。とても強引なやり方である。本来はもっと賢い方法があるのかもしれない。しかし、力で押しつぶされるのならば力で押し返すまで。朱鳥は何とか離脱することができた。

 炎の塊から道場を挟むように朱鳥と赭攣さんが飛び出てくる。朱鳥は方で大きく息をしている。疲労もいい加減限界に近づいてきたのだろう。一方の赭攣さんは一切の疲労を見せることなく佇んでいた。

 崩れかけている道場を挟みながら赭攣さんが口を開く。

「それくらいでいいだろう。今日はもう終わりにしよう。道場もいい加減もたなくなってきているようだしね」

 先ほどまで道場だったであろう建物は既に原型を留めていなかった。特殊な加工がしてあるのだろう、延焼することはないが神眼による渾身の爆炎を食らってしまえば流石にもたない。

 そこへ赤い着物を着た女性が、何事かと道場のある外へと屋敷から出てきた。そして目の前の道場の無残な姿を見るや否や目つきを変える。

「これ、一体どういうことかしら赭攣さん…」

 女性は凛とした表情で赭攣さんを見つめる。その静かな姿勢からは想像も出来ないほどの殺気を放つ。

「や、やぁ蔡火(さいか)。君は既にこの町から退避して北海道にいたはずなのに何故此処にいるのかな…」

 今まで変わらなかった赭攣さんの表情が変わった。額から嫌な汗をかいている。これは一体…。

「お母さん!」

 朱鳥が驚いたような声を上げた。お母さんということはあの女性が朱鳥の母親だったのか。そういえば前に道場の床を焦がしてしまったか何かでお母さんを怒らせてしまったということを言っていた。つまりこの状況は…。

「赭攣さん、まさか病床から上がったばかりの朱鳥に対して、道場があんなになるまで稽古したのですか?別に稽古するのは構わないです。しかし、限度というものがあります。この惨憺たる状況、果たして限度を超えていないと言えるでしょうか…?折角病床から上がった娘に会いに来たのにまさかこんなことになっているとは。やはり私はこちらに居た方が良いようですね」

 厳しい剣幕で赭攣さんをまくし立てる。もしかしてこの屋敷の中で強いのって朱鳥のお母さんである蔡火さんなのだろうか。

 一方の赭攣さんは今まで黙っていたが此処に来て再び口を開いた。

「いや、それはだめだ。君はこの町に留まるべきではない。式神がいつ攻撃を仕掛けてくるかわからない。だから駄目だ」

「一様これでも私は神眼所持者です。多少の攻撃位なら防げますし、攻撃もできます」

 瞳を朱色に染めて赭攣さんを見据える。

「そういう問題ではない。それに君は武神家の保険として北海道にいてほしいんだ。万が一にでも此処が崩れた場合、君が武神を従えて応戦してほしい」

 式神家との全面戦争。

 今はまだ先の話になるがいずれ訪れる出来事。本家が壊滅したとはいえ式神家はかつて武神家と肩を並べるほどの勢力だった。残党とはいえその力は侮れない。そのために最悪の事態を想定した対策を取る必要がある。

 そしてその対策が妻である蔡火を第二の武神家の主要勢力としておくことだ。これにより、万が一此処の本家武神家が負けたとしてもその後を引き継げる。赭攣さんは万全を期した対策で式神との戦いに挑むつもりなのだ。

「その話は以前にも聞きました。しかし、その本格的な戦争が起きる前にこの有様。そして全面戦争後の事も考慮に入れてほしいものです。簡単に道場をあのような状態にするなんて…。お金は湯水のように湧くわけではありませんよ」

 つまり全面戦争になる前に、更にはその事後処理を考え資金だけでも余裕を持たせたいのだろう。随分と現実的に物事を捉える性格のようだ。

「その点は申し訳ない。今後は気を付けよう…」

「一体その言葉何度聞いたことかしら」

 呆れてため息をつきながら頭を押さえる。

「では道場の再建費用の見積もりと、現在の武神家における資産運用を見直したら北海道へ戻りましょう。本来は朱鳥の顔を見に来るのが目的で東京まで戻ったのに、余分な仕事が増えましたね…。朱鳥」

「はい」

 構えていた刀を地面に置き蔡火さんの方へ向き直る。

「元気で良かったわ。これからも体に気を付けて力を伸ばして言って頂戴」

 さっきとは変わってにこやかな表情を朱鳥へと向ける。

 それに答えるかのように朱鳥もにこやかな表情を母親へと向ける。

「そして翔也さん」

「は、はい」

 思わず呼びかけられ焦る。

「朱鳥は無茶をするところがあります。自分の力を過信しすぎるのでしょう。この前の式神との戦闘においてもそうです。だから翔也さんが監視して忠告してやってください。よろしくお願いします」

 頭を下げる蔡火さん。

「わかりました。できる限りの事をしてみます」

「ありがとうございます。では私はこれで」

 そう言うと先ほど慌てて出てきた屋敷の方へと戻っていった。

 まさか朱鳥のお母さんに会うことになろうとは。生まれてこの方朱鳥のお母さんである蔡火さんには一度も会った事がなかったのだ。

「そういえば翔也ってお母さんと会うの初めてだよね?」

「そうだな。今更な気がするけどな」

「まー、お母さんは普段武神家の財政を管理しているのよ。それで忙しくて普段は出てこれないの。私も会うのは食事の時だけだったしね」

 それほど武神家が大きいという事なのだろう。意外と大変そうだ。

 そこへ蔡火さんの剣幕に滅入っていた赭攣さんが声をかけてきた。

「まさか蔡火が戻ってきているとはね…。これは予想外だった。けれどもあの修業はこれからの出来事には必ず必要だったし致し方ない。朱鳥、蔡火が北海道へ向かったら再開するぞ」

「え、大丈夫なの?」

「………」

 なぜか押し黙る赭攣さん。さっきの様子を見れば無論大丈夫なわけがないはずだ。それでも朱鳥の稽古をやめるわけにはいかないのだろう。

「ふむ、取りあえずはその予定でいく。それじゃ解散」

「はいっ」

 朱鳥が答えると赭攣さんは屋敷の中へと戻っていった。

 こうして朱鳥と赭攣さんの神眼同市の稽古とは毛ほどにも呼べない勝負が終わった。


 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


 東京都鏡楼市--

 十七年前の二千十三年に起きた太平洋中心で起きた巨大な爆発。その津波は日本の沿岸部を襲った。幸い被害者は殆どでなかったが沿岸部に合った主要都市は壊滅。勿論東京都も例外ではなかった。

 その首都機能を移設した先が鏡楼市だ。よって鏡楼市には沢山のビルが立ち並ぶようになった。かつてあった古いビルは解体されて新しいビルが次々と誕生した。

 そのラッシュの中で立てられた高級ホテル。その一室に現在式神家本家が置かれていた。いつまでも廃屋の状態である式神家本家に留まる必要性はない。

 幻覚をあやつれる視気神(しきがみ)が合流して以降、ホテルの従業員へ幻覚を見せることにより騙し留まることになった。この視気神が合流してから式神達の行動範囲が広がった。この町を監視している弐昃(にしき)は流石に幻覚を見抜く力までは所有していない。つまり視気神がいる限り監視がないも同然なのだ。

 そんな本部の大移動を済ませ落ち着いた頃に、ある男が厭人の元へ到着した。

厭人(あきと)さま、ドイツから神器をお届けに参りました」

 黒いアタッシュケースを持ったスーツの男は中身を空ける。中から細い糸を取り出し式神家本家頭首である厭人へ差し出す。

「予想より早かったな。あちらは今検問が厳しんじゃなかったのか」

 欧州は現在全てに非常事態宣言が発令され国外の移動に制限がかけられている。特に神眼に関するもの、そう神器に関しても輸送の制限がかけられている。したがっておいそれと持ち出すこと、しかもこの日本まで持ってくるのは非常に難しい…はずなのだが。

「丁度ストックが無くなりかけていたところだ。良い時期に到着したな。これでしばらくは問題なさそうだ」

 厭人はその男から束ねられた細い糸、ワイヤーを受け取る。

「今回は少し調整を施したと申していました。何でも日本語でも操れるようにしたとか」

「はん、余計なことをしてくれるな。日本語だからじゃないこそ役立っていた部分があったんだがな」

 束ねられたワイヤーを解きながら、その変化を確認する。触った感じでは確かに余分な調整がされているようだ。

「それではもう一度作り直させ手配しましょうか?」

「その必要はない。寧ろお前には他の任務をしてもらいたい。もっとも、次の任務は輸送ではなく誘拐だがな」

「誘拐も人を運ぶことに変わりありません。この私、測神跳速(しきがみとうや)が光よりも勝る速さでさらって参りましょう」

 不敵な笑みを浮かべながらうやうやしく頭を下げる。このスーツの男、測神跳速の能力は光よりも速く移動できることだ。その速さは何者も捉えることはできない。勿論物を運ぶだけではなく暗殺することにも長けている。

 素早く近づき、素早く殺し、素早く退散しその追跡は絶対に許さない。

「一人誘拐し、もう一人は殺せ。無論その二人を護衛する者も同じく殺せ。お前ならばそう苦戦する内容ではないだろう」

「随分と単純な任務なようで。で、誰をさらい誰を殺せばよいのですか」

 殺しの任務と聞いてからこの男の血は熱くなり始めていた。速く殺したい…自分が誰に殺されたとも気づかずに死んだ時の間抜けな死に顔を早く見たい。

「現在中国の香港に滞在中の生上夫婦が対象だ。護衛の武神家のやつは必ず殺せ。生上夫妻についてどちらかを殺し、どちらかを誘拐しろ」

「わかりました」

 そう答えると既に男はその場からいなくなっていた。

「相変わらず気の早い奴だな。あいつなら下手なへまをすることはしないだろう」

 酷く醜い笑みを浮かべながら外に広がる夜の鏡楼市の街を眺める。

さて、親をとられたあいつはどう動くかな…--

 生上翔也の覚醒。

 現在はそれを待っている段階だ。こちらは攻撃を仕掛け何回も瀕死を体験させれば良い。問題は、覚醒させた後どのようにとらえるか。力ずくで拘束するのも良いが覚醒した永劫を捕えるのはそう簡単なことではない。何しろ神眼の中でも希少な部類で、此処数百年の間に誕生した記録はなし。

 したがって捕えるとすれば相当の犠牲を払う必要がある。瀕死に追い込むためにこれから幾つもの戦闘を行う予定だ。それを考えると捕える段階で何人生き残っているか不明。

 だからこそ、翔也の両親を捕え人質として使う。言わば最後の切り札だ。

 切り札だからこそ早期に手に入れる必要がある。

「俺も最後まで生き残らないとな…。不死の研究は俺が完成させる」

 それが究極の研究を求める式神家の執念。


 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


「ねぇねぇ見て見て綺麗な夜景よ~。たまにはこういう休みも良いわね」

「お前は随分と余裕だな。翔也のやつが大変だというのに」

「大丈夫よ~。だって飛宇貴さんと私の子どもよ。全然問題ないって」

 笑いながら香港の綺麗な夜景に見とれている女性。

「そうだな、俺と“お前の”子どもだもんな。早々死ぬことはないだろうな」

「そうよ~。問題ないない。それじゃちょっと街に出かけましょう~」

 そこへ先ほどからずっと二人の会話を聞いていた一人の青年が口を開いた。

「いえ、どうかそれはお止め下さい。外出は申し上げた通り厳禁です」

 緊迫した状況にも関わらず、さっきから惚気きっている生上夫妻。

 そんな二人に呆れている武神家から派遣された護衛、十番目の分家雨雅神速人(うがじんはやと)。頭首直々から命じられたこの任務に精一杯の精力をもって取り組んでいるのだが、その護衛対象がずっとこんな感じなのだ。困ったものである。

「お二方は命を狙われる可能性があるのです。ですから此処から絶対に動かないでください」

 厳しい口調で告げる速人。

「うーん。そうね~確かにそれは面倒くさいかもね。どうしようかな~」

「ですから、『どうしようかな』ではなく絶対に外出しないでください」

 ため息をついて呆れる速人。

 このやり取りはこれが初めてではない。もう何回この一連の流れを繰り返したことか。

こんなはずじゃなかったのになー…--

 速人は本来、本家に出向く雨雅神家の交代として鏡楼市へと赴いた。ところが到着した途端に頭首直々からこの夫婦の護衛を任される。そしてこの能天気な夫婦を連れて中国の香港に来る事となったのだった。

この夫婦凄い能天気だな…。少しは事の重大さを自覚してもらわないと困るなぁ…--

 そこへズボンのポケットに入っていた携帯から着信音が響く。

「もしもし、速人です」

「雨雅神殿、何者かが此方に向かっている」

 予想以上に速い敵の襲来を告げる知らせだった。

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