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BLUE EYE―碧き眼―  作者: 斬谷恭平
第二章【朱の章】
22/39

2-1 朱

 二千三十年四月二十九日月曜日――

 あの戦いからもうすぐで一週間が過ぎようとしていた。俺は未だに武神家に住み着いている。式神から狙われている状態で、自宅に戻るのは非常に危険であるという朱鳥(あすか)の父親である赭攣(しづる)さんの判断だ。確かにこのまま帰宅したら間違いなく襲われて俺の両親も死んでしまいかねない。ま、そもそも俺の両親は今日本にはいない。現在は武神家分家の人達の保護の下国外に脱出中だ。勿論これも赭攣さんの配慮である。さて日本から旅立つ時に母親からこんな一言を貰った。

「翔ちゃん頑張ってね~。くれぐれも迷惑かけないようにね。それじゃバイバイ~」

 というとても軽い内容だった。息子の命が狙われているというのに随分と気楽なものである。そんな母親の様子に赭攣さんも軽く笑っていた。赭攣さんと俺の母親は幼馴染らしく「相変わらずだな~」とのこと。そんなことがあの戦いの後直ぐに合ったものだから、さっきの戦いが現実ではなく夢なんじゃないかという変な勘違いをしそうになったのだった。

 さて、武神家医務室に努める「医者の言う事は絶対」がモットーである弎塑稀(みそぎ)さんによれば、本日朱鳥の体調が回復するらしい。武神厭人(かけがみあきと)による操心術の被害をかなり受けてしまい眠り込んでいたのが完治したそうだ。本来こんな早く回復することはあり得ず一重に朱鳥の持つ素質、力の量が多かったことに大きく起因しているそのこと。普通の人間だったら精神崩壊を起こして只の人形と化して、神眼所持者であっても狂人と化して強制拘束か縛って封印することになる。というわけで朱鳥は今日奇跡的な生還を遂げて医務室から晴れて退院(いや、この場合は退室が正しいのだろうか?)することになった。

 それを出迎えるために俺は朝ちょっとだけ早く起きて医務室へと足を運ぶことにした。幼馴染である朱鳥と顔を合わせるのは久しぶりになる。

「取り敢えず殺されないと良いな…」

 なんでも朱鳥は俺が蒼き眼・永劫を覚醒させることに大反対だったらしい。更には俺に神眼を所持していることも知らせず生きていて欲しかったそうだ。だから武神に対してあれ程、執念に燃えるように戦っていたのかもしれない。

 そしてその苦労は身を結ぶことなかった。俺は神眼を所持していることを自覚するどころか、覚醒までしてしまったのだ。

 しかし、此方から言わなければばれる事はないはずだ。瞳の色は今蒼色ではないし。神眼は瞳の色を変色させることによりその能力を発揮できる。俺の場合は能力を発揮することにより不死身に近い身体へ変化。ただ意識的に変えなくても、死にかけたら強制的に能力が発生するようだ。

 “つまり朱鳥の前で死にかける事がなければ神眼を覚醒させてしまったことは知られないはず。”

うーむ…――

 恐らく、というよりも間違いなく無理に決まっている。そもそも神眼を覚醒しないと神器もまともに使う事は出来ないから戦うことすらできない。戦わずにして生き残れるほど式神達との戦いは簡単ではないし、神器を使っても勝てるかどうか…。

 どっちにしても俺は死ぬ羽目になるようだ。これはもう腹を決めて朱鳥に告白するしかない…。

 そう言えば朱鳥については不審な事があったことを此処数日考えた中で気付いた。それは式神によって起きた目をくり抜かれた事件現場を巡ったことだ。啓祐(はるひろ)兄さんの話によれば、事件は東京都だけで起きたわけではなかった。あの日俺の家に来た兄さんは石川県の出張から帰ってきたと言っていた。

 これは一体どういうことなのだろうか。ニュースを確認すればどちらが嘘を追いているのかは一目瞭然なのだがそれはまだ確認しておかないでおいた。この真相は朱鳥本人の口から聞いてみたい。

 俺の予想では朱鳥の方に何かがあると思っている。兄さんは嘘を付く理由はないはずだ。となるとどうしても朱鳥を疑わざるを得ない。

 とは言ったものの、あれが無駄足になったというだけで決して詰問するような事案でもなかったりする。だとしても理由は気になる。何故あのような大回りしたのか、確かに幾つかの現場の凄惨さを伺えば式神の暴れた後ではあるとは思うのだけれど…。

 そんな感じで俺は此処数日は心中納まらない状態が続いていたのであった。

 そして最近やっと行き方を覚えた医務室へと到着。この場所は何回も行ったり来たりしたのでいつの間にか自然と覚えていた。

こんな短期間に怪我をするってどうなのだろ…――

 此処数週間で負った怪我は恐らく一般人における一生分以上のだろう。というか二人分の命は消費しているかもしれない。この身体じゃなかったら死んでいたわけだ。生きていることを喜ぶべきなのか、死ななかったことを悲しむべきなのか悩むところ。

 ただこの身体になって世界観が少し変わった。前までは何となく死の恐怖が頭の中にちらついていたが今はそれがない。俺の人間としての最後の敵は死ではなくなった。

 俺にとっての最後の敵は“人を失う悲しみ”だ。

 死の恐怖とどちらが良いのかはわからない。それにしてもまだその時ではないのだから今から悩んでも仕方ないだろう。その時はその時だ。悩んでいても何ともならないものは悩む意味がない。というより面倒くさいな。

 だからこの点につて保留にすることに決めた。俺の惰性スキル発動である。

 そして薄暗い廊下を歩き続けて医務室へと到着。少しだけ緊張する。取り敢えず何から切り出せばよいのかを考える。俺の身体のことかそれとも嘘の場所へと連れ回し続けた理由。

どするかな…――

 今まで働かせてこなかった頭を使って考える。

 ガチャ

ん?――

 そうして扉の前に建っていると医務室の扉がゆっくりと開いた。

弎塑稀(みそぎ)さんありがとうございました」

「気にしなくていいよ。これが私の仕事なんだから。それに私も貴重な治療方法を発見できたし。やっぱり此処にいると初見の珍しい症状を見る事ができて良いね」

「そ、そうですか。それは良かったです。これからもよろしくお願いしますね」

「何言っているの。それは私の言うセリフよ。此処から追い出さないでね」

「それは勿論です。こんな治療を発見して実行できるのは弎塑稀さんくらいですから」

「おほめの言葉ありがとう。それじゃ身体に気を付けてね、お嬢様」

「お嬢様だなんて止めて下さい。朱鳥で良いって何回言えば良いんですか」

「これは仕事上のけじめなの。だからお嬢様と呼んでいるのよ」

「それじゃ私が頭首になったらそんな風に呼ばせない決まりを最初に作ろうかな」

「それは面白いかもね」

 二人の笑い声が開きかけている扉の中から聞こえる。

「それじゃ梓のことよろしくお願いします」

「大丈夫よ、私に任せなさい。取り敢えず山場はもう越えたからね。後は慎重にやっていれば何の問題も無いよ」

 そして少ししか開いていなかった扉が大きく開かれた。

 黒くまっすぐのびた髪の毛の朱鳥と眼が会う。朱鳥の表情が固まる。俺も自分の表情が固まっている事に気付く。顔の筋肉をどのように動かせばよいのか迷う。まるで彫像のようだ。

 そして最初に動いたのは朱鳥の口だった。

「げ、元気だった…?」

 医務室の扉が閉まる。朱鳥は目を伏せながら僕に話しかける。

「私大事な時に側にいていられなくてごめんね。私がもっとしっかりしていれば…」

「それは違う。しっかりしなきゃいけなかったのは俺だ。俺が無力だったから朱鳥が無理をしなければならなくなったんだ」

 俺は声を強くして言う。朱鳥は悪く思うところはどこにもない。寧ろ俺を庇ってとても大きな傷を負ったのだ。悪く思って謝らなければならないのは俺の方だ。

「そんなことない。翔也は普通の人のままで良いんだよ。無力なままで良いんだよ。特別になる必要はないよ。」

「特別になる必要はないってどういうことだよ…」

「うんうん。特別っていう表現はおかしかったね。“異常”っていう言葉が一番適切かな。私たち神眼所持者っていうのは異常なんだよ。普通じゃない。普通じゃないっていうのは辛いんだよ」

 いつもの朱鳥と違い声の力は弱まっていく。

「だから異常であることは私だけで十分なの。異常な力をもっていて、異常な能力を持っていて、人じゃない存在。神眼所持者にはならない方が幸せなはずなの。普通の幸せが一番のはずなんだよ…」

 確かに神眼というのは人外の力だ。だから特別な能力であう一方、異常な力ともいえる。特別と異常は表裏一体、同じことだ。

「でもその異常にならなければ守れないものだってあるだろ。お前は守られる側の気持ちになったことあるのか」

「それは…」

 押し黙る朱鳥。恐らく朱鳥には命をかけて守られた経験はない。武神家現頭首の赭攣(しづる)さんよりも力を所持している。それだけの能力があれば命をかけてまで守られるという事はなかったはずだ。

「だから俺は守られることは止めた。今度は俺がお前を守る」

「その気持ちはとても嬉しいよ。でも…」

 暫く口をつぐむ。そしてゆっくりと顔を上げた。

 その眼の中にある瞳は朱色に変わっていた。そして目に涙を浮かべる。

「だからって、覚醒しちゃったのは悲しいよ…」

 朱色の瞳から水色の涙を零す。

 そうだ、朱鳥には俺が神眼所持者として覚醒したことを隠し通すことは無理なことだ。何故ならば朱鳥には誰が力を持っているかがわかるから…。能力の種類まではわからなくとも神眼所持者として力を持っているのか、またその力がどのように利用されたかの痕跡がわかると言っていた。

 そして俺の身体には神眼、蒼き眼の永劫の能力によって治癒された跡が身体中にあるはず。そうすれば力が使われた痕跡が身体中にある。あれこれ悩んだけれど隠し通せるはずがなかったのだ。

「ごめんね、私のせいで大きな枷を背負うことさせちゃって。孤独の悲しみを知る苦しみを与えることになっちゃってごめん」

 涙を流しながら俺に謝罪の言葉を吐き続ける。

 別に朱鳥は何も悪くないのに。一番の原因は式神厭人(しきがみあきと)が俺の眼を狙っているからだ。それが原因で朱鳥、弍昃(にしき)さん、梓が倒れることになった。梓に至っては重症だ。

「だからお前は悪くない。悪いのは式神だ。だから謝らないでくれ」

「そんなこと言っても…。だって死ぬことが許されないんだよ」

「いや、式神に言わせれば今の俺ならば死ぬことはできるみたいだ」

 一週間近く前にあいつと会った時に言っていた。蒼き眼の永劫は確かにとても膨大な治癒力は持っている。ただしそれは力がある限りだ。力さえ無くなってしまえば俺は死ぬことができる。

「でもそれって生き地獄じゃない。翔也にはわからないと思うけど、翔也の力って私以上にあるんだよ」

「え…そうなのか?」

「うん。今でも私以上の力を身体に秘めている。多分使っても使っても、直ぐに回復するんだと思う。私以上に力を持っている神眼所持者は初めて見たよ。だから死ぬのにとても苦労すると思う。それこそ、ものすごい苦しんでもがきながら死ぬしか方法はないんじゃないかな…」

「そっか…。でも、それでも俺はまだ死ぬことができるじゃんか。何の問題も無いよ。それに孤独の悲しみたってそれは当分先の話だろ。だって俺はまだ十七歳にもなってないんだぞ?朱鳥だってそうだ。人生まだまだ先は長いんだからさ」

 俺たちの人生はまだまだ長い。まだ二十年も生きていないんだ。平均寿命から行っても今の五倍以上は生きることができる。

 それなのに死ぬときの事を考えてどうするというのだ。そんなのはその時になって考えればよい。大切なのは今を前向きに生きることだ。今から後ろ向きになる必要性はどこにもない。

「やっぱり翔也は前向きだね。私も見習わなきゃ」

 そう言いながら涙でぬれた顔を手で拭く。

「でもやっぱり翔也が覚醒しちゃったのは悲しいかな。私としてはもうちょっと後になってから決断してほしかったんだよね。結構人生に関わることだし。私だって翔也の立場だったらどうしたら良いのか全然わからないもん」

「それは仕方ないよ。こんな状況何だからさ」

「そっか…」

 少しだけ笑いながら呟く。朱鳥としてはまだ納得しきれていないようだ。もうこうなってしまった以上仕方のないこと。諦めるしかない。

「ところでさ聞きたいことがあるんだけど」

「ん、なに?」

 あの式神の殺害現場を歩き回った時だ。どうして殺害現場ではない場所も歩き回ったのだろうか。

「私は啓祐さんから送られたメールに書いてある場所を回っただけなんだけど…」

「でも式神の事件は日本中で起きてたはずだろ?」

「そう言えばそうよね…。どうしてなんだろう?」

 そう言いながら朱鳥は携帯を取り出して操作し始める。啓祐さんから送られてきたメールを探しているのだろう。

「んーと…って何か凄い沢山のメールが来てる」

「お見舞いメールか?」

「そうみたい。後で返信しなきゃ」

 朱鳥派学校の中でもかなり人望のある生徒だ。他の生徒からの相談に応じることもよくあったらしい。そこら辺は世話焼きの性格が大きく影響しているのだろう。俺のことについてもかなり面倒を見てくれた。迷惑に思う事も多々あったが…。

「あ、あったこれこれ」

 そう言って朱鳥は俺に啓祐兄さんから届いたメールを見せてきた。

「うーん…確かにこの町近辺の住所ばっかりだな」

 メールの住所はこの鏡楼(きょうろう)市近辺ばかりだった。これは一体どういうことなのだろうか…。

「そう言えばその住所では神器だっけか、を使った痕跡は感じ取れたんだろ?」

「そうなんだけど…」

 少しだけ思案する朱鳥。

「実はね、翔也の力が強くって完璧に感じ取れたわけじゃないんだよ」

「え?」

 力ってまだその時俺は覚醒していなかったはずなのだが。

「力っていうのは強ければ強いほど覚醒してなくても周りに影響を与えるのよ。だから翔也はそこに立っているだけで神眼所持者としての力を周囲にばら撒いているの。だからといって何か実害的な影響があるわけじゃないの」

「でも俺のせいで痕跡を感じ取ることはできなかったんだろ?」

「うん、でもそれは仕方ないかな。力が強いっていのうは先天的なものが大きく影響しているし。でも神器の力が感じ取れなかったわけじゃない。どの場所も神器は使われていた。けれど全て同じ力だったかどうかは自信が持てないかな…」

 つまりどの場所も神器が使われた痕跡はあった。しかし、全ての場所において同じ神器が使われていたかどうかがわからなかったということか。

「待てよ、それだと式神以外の神眼所持者が人殺しをしたってことなのか?」

「それはあるのかもしれない…。けど式神の分家ということもあるだろうし」

 確かに分家のやつらが殺した可能性もなくはない。だとすれば啓祐さんの送ってきた住所は式神関連の人殺しが行われた場所ということになるのだろうか。

「どちらにせよ啓祐兄さんに確認した方が良いのかもしれないな」

「そうね。それじゃ後で連絡取らない?」

「それなんだけれど…」

 実はあれ以来啓祐兄さんと連絡がまだとれていないのだ。この件について質問をしようと思って何度か携帯に連絡を入れた。しかし全く連絡がつかない。行方に関して母親にも聞いたのだが知らなかった。

「それじゃ探してみるしかないわね」

「でもどうやって探せばいいんだ?鏡楼市内にいるのならともかく東京都もなれば難しいぞ」

「別に私たちが探す必要はないわ。弌人(いちと)に頼みましょ」

 確かに弌人さんなら適任だろう。あの人ならば一日しないうちに見つけることができるのかもしれない。俺との仲もこの前まで険悪だったが、あの日俺に蒼き眼の所持者向けの武器をくれたのは弌人さんだった。今ならば俺の従兄を探す頼みも聞いてくれるだろう。

「ん、何心配してるの?弌人は私の付き人なのよ」

「そういえばそうだったな…」

 弌人さんは武神家に関する情報を全て管理、調査する仕事を行っている。それと同時に朱鳥の付き人でもあるのだ。

 付き人である以上は朱鳥の指示に従わなければならないのだろう。取り合えず啓祐兄さんに関することはこれでなんとかなりそうだ。

「さて、それじゃ行きましょ」

 そう言うと薄暗い廊下を歩き始めた。

「久しぶりにベットから起きたけど、やっぱり筋肉落ちてるのかな」

 歩きながら腕や足の方を触って確認する。

「そりゃあれだけ眠っていればなくなるだろ」

「そうだよね。後でお父さんに退院の挨拶序に稽古お願いしようかな」

「真剣で稽古するやつか?」

「そうだよ、翔也も見ていく?多分役に立つと思うよ。でも巻き込まれない様に注意してね」

「あ、うん」

 確か道場の床を炭にしてしまったとか聞いたような気がする。いくら死なない身体とはいえ朱鳥の火に燃やされたらたまったものじゃないな…。朱鳥の火だけは勘弁だ。

 暫く歩いて木製の扉の前で立ち止まり、朱鳥はその扉に向かって二回ノックする。直ぐに中から返事が聞えた。

「なんでしょうか?」

「朱鳥です」

 ガチャリとドアノブが回る音がして扉が開いた。

「お嬢様、退院なされたんですか。おめでとうございます。どうぞ中へお入りください。翔也さんもどうぞ」

 朱鳥から中へ入っていき、俺もその後に続いた。部屋の中は沢山の本だながあった。その中にはファイルが所狭しと収められたいた。鍵付きの引き出しもたくさんある。どうやら貴重な情報はその中にしまっているのだろう。床は俺の部屋と違い畳ではなく木でできていた。

「どうぞその椅子へお座り下さい」

 部屋の中心にある机に案内される。そこに座り早速話しを始めた。

「お嬢様、ご体調はどうでしょうか」

「うん、問題ないわよ。それでね弌人、今日は頼みがあって来たの」

「はい、何なりと申して下さい」

 そう言って胸のポケットからメモを取り出した。

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