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詩❲心理描写-暗❳

不安

作者: 日浦海里

夜の闇から来る何か

滲み出るよう

這い出づるよう


見えていないはずなのに

湧いてくる何かだけは感じて


どこにいるかは分からなくとも

何処かにいることだけは分かって


詰められてるのか

見られているのか

触られたなら

どうなっていくか


ただ、恐れだけがそこにはあって

そこから逃げろと本能は言う


逃げる先が分かっているなら

隠れる場所がそこにあるなら

どこまでだって逃げるだろうし

いつまでだって隠れていよう


どちらも叶わぬのであれば……

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― 新着の感想 ―
[一言] コレこそが怪談話にも繋がる【暗く淀んだ見えない何かに対する恐れ】を産み出す心情ですね。 そんな偏屈な読み方をする私には、まるで戦隊モノや○面ライダーに出て来る怪人の生い立ちにも思えて来ました…
[一言]  暗闇の中は落ち着くこともあるけど、不安になることもある。  何も見えないからこそ、自分の中がよく見えて。  この場は逃げるのがいいと思いますが、暗闇では逃げているのか向かっているのかすら…
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