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―手紙―

 誰がこれを読んでいるのだろうか。


 こんなふざけた内容の手紙を。


 しかし、手紙というのは読み手がいるからこそ手紙。


 当然読んでいるものがいた。


 そいつにどんな感情が巡ったかは、別に知らなくても良いことだ。


 知らなくても良いことというのはあちこちに溢れかえっている。


 知ったあとはそれをどう調理しておいしく仕立て上げていくか、それこそが有効な使い道だろう。


 だから、手紙の内容なんてのも、なんだか知らなくて良いような気がしないでもない。


 しかし、それではこれ自体の存在も知らなくて良いことなので、とりあえず、そのふざけた手紙の内容をここに記しておく。

















 前略



 たびに出ます。

 どうぞ捜さないで下さいな。



 後略












  

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