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さくらいろ

恋愛だなあ、と思いながら投稿していたのですが。友情の詩としても読める気がしてきました。



 いろえんぴつの中に一つ

 さくらいろのいろえんぴつ。


 さみしげなそれは

 舞い降りてきた花びらと

 同じいろだった。

 

 くれよんの中に一つ

 さくらいろのくれよん。

 

 さみしげなそれは

「わたし」に舞い降りてきた思い出と

 同じいろだった。


 えのぐの中に一つ

 さくらいろのえのぐ。


 さみしげなそれは

 舞い降りてきたきみの優しさと

 同じいろだった。


「わたし」の中に一つ

 さくらいろのおもい。


 さみしげなそれは

「わたし」が見つけたきみの頬と

 同じいろ。

最後まで読んでくださってありがとうございまいた。

もしよかったら感想をいただけると嬉しいです。

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