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女帝エメライン 8


ポツリと…震える唇で小さく呟く蓮姫。


その表情と顔には…明らかに怒気が含まれていた。


そして…何処か悲壮感(ひそうかん)のようなものも、その黒い瞳に宿している。


今の言葉を聞いた瞬間、蓮姫の脳裏には、かつて玉華で交わした蒼牙とのある会話が(よみがえ)っていた。



『陛下は…弐の姫様の事を愛されておいでです。そうでなくては…これしきの事では』


『…陛下も…同じ事を言っていました。蒼牙さんもそう思うんですか?ソフィを苦しめて…レオを傷つけておいて…これしきの事って!そう言うんですか!?』



あの時も同じだった。


あの時も今も…蓮姫の目の前で、彼女の大切な人が傷つき、苦しめられていた。


しかし、当人達がどれだけ血を流し、苦しんでも…それに蓮姫がどれだけ心を痛めても…それを些細(ささい)なことだ、と切り捨てる人間もいる。


そしてそれは…他人の痛みを軽んじる事は、蓮姫が最も嫌悪する事であり、怒りを覚える事の一つでもあった。


それが大切な人達なら…それをした張本人や一部始終を見て、知っていた者なら…特に。


エメラインに向けて呟かれた蓮姫の声には、確かに怒りが込められ、体もほんの(わず)かに震えている。


正確には…彼女は今、自分の中に湧き上がる怒りを必死で抑え込もうとしていた。


自分の友達である星牙を…自分の大切な存在を傷つけておいて、悪びれるどころか更に追い打ちをかけるシュガーが許せなかった。


何より…エメラインが許せなかった。


あの時の蒼牙と同じで、全て知っているのに、全て見ていたのに、簡単に切り捨てたエメライン。


だからこそ…エメラインの言葉が悲しかった。


それでも…まだほんの少しだけ期待をする蓮姫。


目の前にいる女性は、多くの民に慕われ、誰よりも素晴らしい王である女帝。


そしてこの蓮姫もエメラインを慕っている。


蓮姫にとってエメラインとは…美しく、優しく、気高い…自分が目指す王としても、同じ女をとしても憧れの存在。


そんな人が…自分の友達を軽んじているなど…信じたくなかった。


今の言葉は…自分の聞き間違いだ、と。


今の言葉は…エメラインの本心ではない、と。


それは蓮姫が、自分の中にあるエメライン像を崩したくない…彼女の一方的な理想の押し付けでもある。


どうか憧れの存在のままでいてほしい。


どうか幻滅させないでほしい、と。


そんな蓮姫の心情を知ってか知らずか、エメラインは変わらぬ口調で答える。


「えぇ。そんなことに折角許した魔法を無駄遣いしちゃうなんて…」


「母上の言う通り、ホント無駄遣いだよね。バッカじゃないの?」


落胆した様子を変えることなく、再びため息をつくエメライン。


そしてそんな母に同意する息子、シュガー。


淡々と告げられたその言葉に、エメラインに抱いていた蓮姫の理想は、幻想は、音を立てて崩れていく。


だが理想が消えた瞬間に生まれる感情もあった。


蓮姫は一度俯き、エメラインとシュガーから視線を逸らすと、今一度エメラインに問い掛ける。


「そんなこと?魔法の無駄遣い?…それは…本気で言ってるんですか?エメル様」


「本気よ。蓮姫ちゃんはもっと賢い子だと思ってたのに。それにスターファングさんも…お父さんまでとは言わなくても、ここまで弱いだなんて。二人には…ちょっと幻滅しちゃったわ」


エメラインから告げられた『幻滅』という言葉。


それを聞き、蓮姫の口からは自重気味にフッと笑いが零れた。


「………そう…ですか。…でもそれは…」


そしてゆっくりと顔を上げ、エメライン達へと向き直る。


「私も同じです」


目の前の二人を軽く睨みつけ、冷たい口調を放つ蓮姫。


そんな蓮姫を見て、エメラインはキョトン…と目を丸くしているが、彼女に構わず蓮姫は短剣を構え直した。


そしてシュガーへと視線を移す。


「許さない。星牙を、私の友達をこんなに傷つけた貴方を…」


蓮姫はシュガーへ言葉を放つと、次にエメラインの方へと視線を戻した。


「私の友達を侮辱した貴方を…私は許さない」


真っ直ぐと…しかし強い意志を込めた瞳でエメラインとシュガーを見据える蓮姫。


それに反応したのは、エメラインではなく、彼女の息子の方だった。


やはり不機嫌そうに歪められたその顔からは、同じく不機嫌極まりない声が放たれる。


「は?『許さない』?…何それ。許さないから何なの?君に何が出来るっていうの?」


質問をしているような口調だが、シュガーは蓮姫に質問などしていない。


むしろ蓮姫には…目の前の弱い女には何一つ出来ないと、勝手に決めつけて話を続ける。


「そういう台詞言っていいのはさ、強い奴だけだよ。強い奴は有言実行ってヤツが出来るからね。でも君は弱い。だから君が使っても意味ないでしょ」


やれやれ、と肩をすくめると、シュガーは蓮姫ではなく、更にその後ろへと目を向ける。


未だ自分から隠れるように、蓮姫の背に縮こまっている星牙へと。


「こんな奴等、戦う価値無いね。特に…そこに転がってる弱虫は、さ」


「ひっ!?」


シュガーに声をかけられた事で、星牙の中の恐怖は蘇り、彼はガタガタと震え出した。


明らかに自分に対して怯えている星牙を、まるでゴミでも見るかのように見下ろすシュガー。


「弱虫。ゴミクズ。ううん。君なんてゴミ以下だよ。恥ずかしい奴。コレが息子とかさ…蒼牙さんかわいそう。」


「ぅ…うぅ……クソ…クソォおおお!!」


シュガーの言葉を否定する事も出来ず、星牙は怒りと羞恥でまた涙を流し、何度も拳でガンッ!ガンッ!とリングを叩く。


いくら泣いても涙は止まらない。


いくら石のリングを殴り血が出ても…痛みは感じない。


今、星牙の中にあるのは、自分ではシュガーに勝てないという敗北感。


星牙はシュガーに、口先の言葉ですら勝てやしない。


シュガーの暴言に、星牙は何一つとして言い返す事が出来なかった。


『弱虫』『ゴミ以下』『恥ずかしい奴』と言われ、それを否定出来る程の強さが…今の星牙にはない。


シュガーの言葉を何一つ言い返せない自分が…誰よりも強く自慢の父の足元にも及ばない自分が…何より恥ずかしかった。


その事実が…とても悲しく、苦しく、辛く、星牙の心を負の感情で満たし、蝕んでいく。


そんな星牙の姿を見ても、シュガーの中にある星牙への嫌悪感は更に強まるだけ。


「また泣くの?ホント君ってさ…救いようが無いね」


「そこまでです。貴方の相手は…私がする」


蓮姫は視線はシュガーから外さずに体を少しだけズラすと、しっかりとした口調で言い放つ。


後ろの星牙を隠すような蓮姫の仕草が、その言葉が理解出来ずシュガーはイライラした口調で彼女に返した。


「だから何言ってんの?」


「これ以上、星牙を傷つけさせない。だから、貴方の相手は私がします」


星牙とは違い、シュガーには全く(おび)えていない蓮姫。


そんな蓮姫の姿を目の当たりにしたエメラインの体は、ゾワゾワと鳥肌が立つ高揚感(こうようかん)に包まれる。


エメラインは興奮したように頬を少し紅潮(こうちょう)させながら、楽しそうに微笑んだ。


しかし真っ向から蓮姫に強い言葉を、決意を向けられたシュガーの方は違う。


蓮姫の瞳を見返していたシュガーだったが、舌打ちをすると顔を背け、小さな声で呟いた。


「………チッ。弱いくせに…なんなの?………ムカつくなぁ」


蓮姫の一切怯えていない表情、迷いの無い強い瞳は…余計にシュガーを苛立たせた。


「ねぇ母上。やっぱり『殺し御法度』ルール撤回してよ。俺こいつら嫌い。殺したい。今すぐぶっ殺したい」


「まぁ。シュガーちゃんたら、しょうがない子。そんなに蓮姫ちゃんで楽しみたいの?」


蓮姫を睨みつけたまま告げる息子の物騒な発言に、エメラインは変わらず呑気に答える。


表情も口調も呑気な…それこそいつもの、のほほんとした感じではあるが…今の言葉がシュガーの本心であることは、母であるエメラインにはわかっていた。


シュガーは強い人間との戦いを好む性質だが、同時に人殺しを好む性質でもある。


人を殺す事を何よりの楽しみにしているシュガー。


そんな息子の性質をよく知っているエメラインは、シュガーが蓮姫で楽しみたいのだと思った。


蓮姫を殺して楽しみたいのだ、と。


だがそんな母親の予想に反して、息子は首を横に振る。


「ううん。楽しみたいんじゃないよ。なんて言うのかな?こう…同じ空気吸ってるだけで虫唾(むしず)が走るってヤツ?こいつ生きてるだけでムカつく。だから殺したいの。いつもと違う。全然楽しくない」


蓮姫と星牙を忌々しげに見つめるシュガー。


その目つきは…まるで汚物でも見ているかのよう。


あからさまな嫌悪を含んだ視線…自分への強い殺意が込められた視線に、蓮姫は怯みそうになるのをなんとか堪える。


蓮姫は今まで何度も、他人から嫌われ、(さげす)まされ、恨まれ、時には殺意すら抱かれてきた。


『弐の姫』という理由で。


敵意や嫌悪は当然、殺意を向けられた事も何度だってある。


だからこそ蓮姫は、シュガーの視線が今までの物と少し違う事に気づいた。


この視線は…『弐の姫』という蓮姫の肩書きに向けられたものでは無い、と。


シュガーから向けられるこの激しい嫌悪も、強い殺意も、蓮姫本人…蓮姫という一人の人間に向けられている。


『弐の姫』という肩書きなど関係ない。


蓮姫の言葉が、行動が、シュガーの逆鱗(げきりん)に触れたのだ。


しかし、シュガーは蓮姫への嫌悪だけで彼女を殺したい訳では無い。


殺したい程に嫌いなのは事実だろうが、蓮姫を殺したいのは他にも理由がある。


それに気づいたのは…この場でただ一人。


『楽しくない』と告げる息子の言葉に込められた(わず)かな期待を、母であるエメラインは直ぐに見抜いたのだ。


「あら?でもシュガーちゃん…なんだか楽しそうよ?ママの目は誤魔化せないわ」


エメラインの言葉が図星だったのか、今度は母親に笑顔を向けるシュガー。


その口から出たのは、あまりにも自分本位で蓮姫のことなどまるで無視した意見だった。


「だって弐の姫を殺したら、あの銀髪さんが本気で俺と殺し合いしてくれると思うんだ。そっちの方がきっと何倍も楽しいよ」


子供のように無邪気に笑いながら話すシュガーに、エメラインもまたニコニコと笑顔で答える。


「あらあら。確かにそれは…楽しそうね」


「でしょう。それに俺こいつ…弐の姫ホント嫌い。弱いくせに、何も出来ないくせに、強くもないのに強い奴と同じこと言うんだもん。だから殺す。それで銀髪さんと楽しむ。ね、一石二鳥」


シュガーは今、蓮姫を…目の前の弐の姫を、殺したくて殺したくて仕方がない。


それはシュガーが最も嫌うタイプの人間に蓮姫が当てはまるから。


純粋に蓮姫という人間が、シュガーは大嫌いになったから。


そして…そんな蓮姫を殺せば、必ずユージーンが自分を殺しにくる。


弐の姫に従順で、自分の一撃を簡単にフォークで防いだ従者が。


あの時の攻防で、シュガーはユージーンが恐らく自分と同じか…それ以上に強いと悟った。


強者との殺し合いは、シュガーが何よりも強く求め、望み、楽しめるもの。


だからこそシュガーは…ユージーンとの戦いを…殺し合いを強く望む。


そして今のシュガーとエメラインの会話は、観覧席のユージーンと火狼も読唇術で理解した。


「はぁ?んな事の為に俺らの麗しの姫さん殺そうって?頭イカれてんな、アイツ。でもまぁ、もしそうなったら確かに旦那はブチ切れてアイツぶち殺すでしょうよ」


「いや…そうはならない」


ユージーンから返された言葉に火狼は一瞬、自分の耳を疑う。


てっきり肯定されるとばかり思っていたというのに、ユージーンから出たのは否定の言葉だったからだ。


しかし火狼はこの旅で、ユージーンという男がどれだけ蓮姫を大切にしているかを知っている。


今の言葉は『蓮姫を見捨てる』という意味ではない。


ユージーンが、誰よりも蓮姫を大切にし、傍で守り続けるこの男が…蓮姫を見捨てるなど…ありえない。


蓮姫と離れた時に…ユージーンが深い愛情を蓮姫に抱いていると知ったからこそ、余計に。


だからこそ、火狼はユージーンの言葉の真意が気になった。


「今の…どういう意味か聞いてもいい?」


「姫様の身が危険だと判断すれば…直ぐにあの結界をぶち壊して姫様と星牙を連れて空間転移で逃げる。だからアイツに姫様を殺すことは出来ない。俺がさせない」


「大量の魔晶石で作られた結界だぜ?破れんの?」


「確かに…あれだけの魔晶石で作られた結界はかなり強固で厄介だ。だが…俺なら不可能じゃない。その衝撃で腕や足が吹き飛んでも、姫様は必ず俺が逃がす」


やはり視線は蓮姫から逸らさずに、しかし赤い右目に強い意志を込めたユージーンを見て、火狼は楽しそうに微笑んだ。


「うわ~、めっちゃルール違反じゃん。しかもめっちゃ無謀な作戦じゃん。出来んの?」


「誰に言ってんだ」


「そうでしたね。旦那なら出来るでしょうよ。だって旦那だもんね」


それはいつもの火狼の軽口に聞こえるが、これはただの軽口などではない。


ユージーンなら必ず蓮姫を、そして彼女が助けたい星牙も無事にここから逃がす。


火狼がユージーンという男を、深く理解しているからこそ出た言葉。


この闘技場に張られた結界は、ユージーンからの干渉(かんしょう)を防ぐ為に作られた物であり、対ユージーン専用といっても過言ではない。


いくらユージーンといえども、この結界を破くとなると至難(しなん)の業だ。


だが常人なら不可能でも、このユージーンという男なら、彼が自分で言ったように不可能ではない。


確かにユージーンの言う通り、手足が吹き飛ぶ程の衝撃や犠牲があるかもしれない。


それでも…どれだけ満身創痍になろうと、腕や足が無くなろうと、ユージーンなら絶対に蓮姫を見捨てない。


必ず蓮姫を救い出す、と火狼は確信していた。


これは火狼がユージーンという男をよく知っているからこその、絶対の信頼でもあった。


「俺は姫様達で手一杯だ。子供と猫のお守り…お前は出来るか?」


「旦那こそ誰に言ってんのよ?俺は泣く子も黙る暗殺ギルド、朱雀の頭領だぜ」


「そうだったな」


そう言うとやっと火狼へ視線を向けるユージーン。


二人はお互いの目を見つめると、同時に小さく頷いた。


もしもの時は…蓮姫を守る為、仲間を守る為に自分達が動く、と。


これを実践すれば闘技場のルール違反どころか、ギルディスト全体を敵に回すかもしれない。


蓮姫の弐の姫という立場が更に悪くなるかもしれない。


それでも…蓮姫を見殺しにするつもりも、仲間を見捨てるつもりも、彼等にはない。


二人は既にギルディストから逃げる算段をしていた。


そんな二人が同時にリングへ視線を戻すと、いつの間にか自分達を見つめていた蓮姫と目が合う。


そして蓮姫は従者達に微笑むと、唇を動かした。


『大丈夫』


声を出していたのか、唇だけの動きだったのか、結界のせいでソレはわからない。


だがユージーンと火狼は、自分達の考えが蓮姫に見透かされていると感じた。


「ありゃりゃ。姫さんってば何でもお見通しかね。流石は俺らの姫さんだわ」


蓮姫の笑顔と言葉を受け、楽しそうに笑う火狼。


そしてユージーンも蓮姫の言葉に、自然と苦笑いが浮かんでしまった。


一方、リングの蓮姫はシュガーへと視線を戻し彼に声をかける。


「ジョーカーさん。貴方の言う通りです。確かに…私を殺せばジーンが…いえ。私の従者達は誰一人黙っていないでしょう。必ず貴方を殺そうとする」


「でしょ?だから君は俺に殺されてよ。それぐらいなら利用価値あった、って褒めてあげるからさ」


「いいえ。私は貴方に殺されない。私は貴方達に勝ちます。だから私の従者達が…貴方と戦う理由は無い」


真っ直ぐな目を向けて、自分の意志を、決意を告げる蓮姫。


それが更にシュガーを苛立たせるとわかっていても、言わずにはいられなかった。


蓮姫は心の底から、自分自身の力でシュガーとエメラインに勝ちたいと思っている。


勝とうとしている。


ユージーンや火狼のように、逃げるという選択肢は彼女の中には無い。


蓮姫の中にある選択肢は、シュガーとエメラインに勝って、闘技場を優勝するというもののみ。


自分も星牙も仲間達も、胸を張ってギルディストを出るにはそれしか無いのだから。


当然、目の前にいる対戦相手達は、それがすんなり通るような相手ではない。


「はぁ?ホントにムカつくね。決めた。マジで殺す。絶対に殺す。今すぐ殺」


「そこまでよ。シュガーちゃん」


シュガーが感情のまま刀を構えようとしたその時、エメラインがデスサイズでシュガーの行く手を阻む。


自分の邪魔をし、言葉まで遮った母親を睨みつけるシュガーだったが、エメラインは普段のように楽しげで穏やかな笑みを浮かべていた。


「邪魔しないでよ、母上。コレ退けて。じゃないと…母上まで殺しちゃうよ?」


「ふふっ。だぁ~め。だって…蓮姫ちゃんのお相手は…」


言葉の途中でエメラインはシュガーから蓮姫へと視線を移す。


そして笑みを更に深くすると、満面の笑みを蓮姫へと向けた。


「私だもの」

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