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これまでの主な登場人物⑦


【残火】ざんか

暗殺ギルド朱雀先代頭領の(めい)であり火狼の従兄妹(いとこ)にあたる。火狼と違い純血だが女である為、頭領にはなれない。強い魔力の持ち主。しかし魔力が強過ぎて自分でも制御出来ず基本魔術は使えない。かつて心を病んだ母親(朱火)に拒まれた事から、母親が死んだ後も恨み、憎み続けている。朱雀だが人を殺した事は無い。また朱火を慕い、過保護に自分を里から出さず仕事も与えなかった火狼には反発心が強くある。火狼が弐の姫を殺していない事を知り、代わりに自分が蓮姫を殺そうとしたが蓮姫達に捕まる。その後蓮姫の優しさに何度も触れる事で蓮姫を守りたいと強く思い、新たな従者となった。蓮姫の事は『姉上』と呼び慕っている。火狼と同じ翠の目を持つ巨乳少女。

15歳。



【杠 久遠】ゆずりは くおん

若くして女王陛下から五将軍の一つ、天馬将軍という地位を与えられた武人。麗華が女王となった際に大和から移住した(ゆずりは)一族の次男坊。子供の頃は文武両道な才で神童と呼ばれていた。黙っていれば美人だが口調はキツく堅物。基本無表情か不機嫌な顔をしている為、蓮姫が初めに持った印象は『いつでも不機嫌美人』。弐の姫という理由から蓮姫を軽んじ見下していたが大和で再会してからはその認識を改める。そんな彼が変わらずこの世で一番嫌いなもの。それはユリウス。

21歳。



【かぐや姫】

大和で絶世の美女として噂されていた姫。想造世界でもかぐや姫の物語の主人公として有名。その正体は竹の木霊。ふくよかな身体と髪の生えていない頭に、おかめのような顔をして噂とは真逆の姿。初対面の者に醜女(しこめ)と呼ばれる程。口が悪くわがままだが、根は優しく自分の気持ちに正直。面食いであり思い込みも激しい。

外見年齢は十代後半だが、実際は3歳。


【竹取の翁】(たけとりのおきな)

かぐや姫を竹林で拾い育てた人物。礼儀正しい老人だったが権力には弱い。妻である嫗と娘であるかぐや姫には頭が上がらない。かぐや姫が美姫という噂は翁の親バカ発言が元で広まった。

73歳。


【嫗】(おうな)

翁の妻でかぐや姫の育ての親の一人。おっとりとした印象の老女だが怒ると怖い。相手の立場や権力よりも人柄が大切だと考え、情の深い人物でもある。

70歳。


【梅吉】(うめきち)

かぐや姫に仕える下男。大和の者ではない。反乱軍に故郷の村を襲われ大和まで逃げ延びる。空腹に耐えきれず畑泥棒をして逃げていた所、かぐや姫によって救われ下男として仕えることになった。かぐや姫の姿を知る数少ない人物の一人であり、かぐや姫を心から慕っている。

19歳。



【帝】(みかど)

現大和の今上帝であり大和の頂点に立つ者。美しい者、心の清らかな者、才能ある者を好む横暴な為政者(いせいしゃ)。かぐや姫の噂を聞き自分の妻にしようとした。実は想造世界でも有名な光源氏の兄。かつて流刑(るけい)となった美しく才能溢れた弟をもう一度自分の手で育てたいという『第二の光の君計画』という野望を持ち、美しい息子を欲している。帝自身はモブ顔。

25歳



【楠の木霊】(くすのきのこだま)

木霊(こだま)と呼ばれる木の精霊。美しい巫女(みこ)のような姿をしているが本体は樹齢1000年の老木。かぐや姫を翁に預けた張本人。反乱軍の若様と面識がある。大和の木々を守る役目があり、大和以外なら弐の姫である蓮姫が反乱軍に殺されても構わない。人間の事は見下しているが植物を愛する若様や魔王と呼ばれたユージーンには敬意を払う。若様とユージーンの共通点から何かを悟る。


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