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玉華の長い夜・終結 4


ゆっくり起き上がった息子の体を、小夜はポロポロと涙を流しながら強く…しっかりと抱きしめる。


大牙はそんな母と弟の姿を見つめ、ここに来る前に蓮姫と交わした会話を思い出していた。




「私がお会いしたいのは…次期彩一族当主、彩銀牙殿です」


「っ!!?銀牙ですと!?な、何故ですか!?」


「無礼で不躾(ぶしつけ)なことを言っているのは重々承知しております。ですが…どうしても…会いたいんです」


驚きを隠せない大牙だが、怯むことなく真っ直ぐ彼を見据(みす)えて告げる蓮姫。


その姿に大牙は今まで見てきた蓮姫とは違う何かを感じる。


いや、正確にはこの玉華に来たばかりの蓮姫や、自分と賭け事をした時の蓮姫に戻ったような感覚だった。


「…確かに…弟が次期当主として、弐の姫様にお会いするのは道理。…ですが…今の銀牙は」


「わかっています。だからこそなんです。だからこそ…今会いたい…会わなきゃいけないんです」


「恐れながら弐の姫様……我が弟にかけられた呪詛は、他の者達にかけられた呪詛よりも強いと報告を受けております」


それは暗に『今もなお苦しむ弟をそっとしておいてほしい』という意味が込められていた。


しかし蓮姫はその意図を知りながらも、引こうとはしない。


むしろ、だからこそ、蓮姫は今この領主の弟に会わなくてはと思っていたのだから。


「お願いします。私にその呪詛を解かせて下さい」


「っ!?し、しかし…弐の姫様は想造力を使い続けお疲れなのでは?それに……」


次の言葉を紡ぐ前に、大牙は口ごもる。


バツが悪そうに。


そして先に蓮姫が口を開いた。


「わかっています。女王陛下に忠誠を誓う飛龍元帥の故郷である玉華が、愚かな弐の姫に借りを作れば…世間に(かろ)んじられるだろう、と。陛下に罰を受けた立場である、私の力を借りるわけにはいかないのだと」


「…っ、…ご自分の事をそんな風におっしゃいますな。弐の姫様」


大牙は苦々(にがにが)しく告げる。


かつて弐の姫である蓮姫に弟を治してほしいと頼んだのも、彼女を愚かだと決めつけ勝手に拒絶したのも自分。


大牙はわかっているのだ。


蓮姫にこのような言葉を言わせたのは、間違いなく自分が原因なのだと。


蓮姫は大牙に向けて深く頭を下げる。


「領主様……私は世間が言うように愚かで弱い弐の姫です。領主様にも失礼な態度をとり…本当に申し訳ございませんでした」


「弐の姫様っ!どうぞお顔を上げてください!」


「それでも…愚かな弐の姫でも…私は姫です。想造力で弟さんを(むしば)む呪詛を解くことができます」


「弐の姫様……しかし…」


「お願いします。苦しむ弟さんを助ける事をお許し下さい」


頭を下げ続ける蓮姫に、大牙とて直ぐに了承(りょうしょう)したかった。


なにより弟を救えるのなら、こちらから頭を下げたい、と。


だが…どうしても『弐の姫』という存在に借りを作ること、そしてそれを女王に知られることが危惧(きぐ)された。


「弐の姫様…お気持ちは…とてもありがたいのです。あやつの兄として…深く感謝致します。ですが…我々玉華の民は…女王陛下の民なのです。弐の姫様に満足な御礼すら…」


「いいえ。原因が反乱軍ならば私にも無関係ではありません」


蓮姫は下げていた頭をゆっくりと上げて大牙を見つめ言葉を続ける。


「領主様に無礼な態度をとった事もあります。……こう言ってはなんですが…お()びとしてお受け下さい」


()び……ですと?」


「はい。見返りなどいりません。むしろ玉華に入ってから今日まで、領主様にはお世話になりっぱなしでした。その御礼と…あの無礼へのお詫びとして…どうぞお受け下さい」




そして蓮姫の言葉を受け入れた大牙は、彼女をこの部屋へと案内したのだ。


「弐の姫様!!ありがとうございます!ありがとうございます!!弐の姫様ぁ!!」


息子を抱きしめたまま蓮姫へと振り返り何度も頭を下げる小夜。


抱きしめられた銀牙は訳がわからずキョトンとして蓮姫を見つめている。


そんな二人の様子に蓮姫からも笑みがもれた。


「お気になさらないで下さい、小夜殿」


「母上……この人…は?」


「銀牙!この方は弐の姫様です!貴方の命を助けて下さり、民を(いや)して下さった!この玉華の恩人です!」


「弐の姫……様?…恩人?」


母の言葉で余計に混乱した銀牙だが、蓮姫は彼の頭にポンと手を置くと微笑みかける。


「もう大丈夫だよ、銀牙くん」


「…弐の姫…様。…ありがとう…ございます?」


「ふふ。どういたしまして」


訳がわからず、とにかく礼を告げる銀牙だが蓮姫から向けられた笑顔に顔を赤くした。


そんな初々(ういうい)しい反応を見せる少年の姿に、蓮姫は笑みが(あふ)れてきた。


だが今まで部屋の外で控えていたユージーンが、中に入り蓮姫を促す。


「姫様。そろそろ」


「わかってる。小夜殿、銀牙くん。私はこれで失礼します」


「弐の姫様!この御恩になんと(むく)いれば()いのか!本当にありがとうございます!!この御恩は元帥も領主も含め、彩一族は決して忘れません!」


「私に出来ることをしただけです。むしろ……遅くなってしまい…すみませんでした」


「姫様」


蓮姫の言葉に小夜が反論する前にユージーンは再度蓮姫へと声をかける。


蓮姫は今度こそ小夜に頭を下げ立ち上がった。


少しおぼつかない足取りだがユージーンがそれをしっかりと支える。


二人が扉まで歩くと、今まで一言も発さずそこに佇んでいた大牙が口を開いた。


「弐の姫様」


「領主様。私のわがままを受け入れて下さり、ありがとうございました」


「……弐の姫様がおっしゃられたように…これは私への無礼の()び…と、させて頂きます」


告げられた言葉に蓮姫は目を丸くした。


淡々と告げる大牙からは表情は読み取れない。


蓮姫の代わりにユージーンが頭を下げ礼を告げる。


「姫様の望み通りにして下さり感謝致します、領主様」


ユージーンの言葉に頷くと、大牙は蓮姫へと向き直る。


「ですが…勘違いなさいますな。貴女には返しきれない御恩があることは百も承知。ですが…それを返すのは今ではありません」


不意に告げられた意味深な言葉。


蓮姫はその意図を読み取ろうとする。


「領主様?」


「現当主である元帥が女王陛下の元帥である以上、我々は女王陛下の民なのです。貴女の民にはなれません」


「はい。わかっています」


「ですが……時が来れば…この世界の女王陛下は代わられます。その時こそ……この御恩をお返しすると、彩一族を代表し誓います」


それはつまり…彩一族は、玉華は、壱の姫ではなく弐の姫を支持するという意味を持つ。


大牙の本心を知り蓮姫は胸の奥が熱くなった。


「領主様っ……ありがとうございます」


「ありがとうございます、領主様。それでは姫様…参りましょう」


「では弐の姫様、ゆっくりとお休み下さい。ユージーン殿、弐の姫様を頼む」


「はい。それが私の役目にございますから」


蓮姫とユージーンは再度大牙に深く頭を下げると、その場から歩き出した。


自分に向けられた二人の背中に向かって、大牙は静かに…しかし二人に聞こえる大きさで呟く。


「領主として我が民を救って下さったこと…兄として苦しむ弟を救って下さったこと……そして…息子として…父の命を救って下さったこと…(まこと)に感謝しております」


腰を曲げ蓮姫達に深々と頭を下げる大牙。


だが蓮姫達はその姿を見ることはない。


振り返ることなく足を進めるのは、大牙もそれを望まぬだろうからだ。


ただ大牙の言葉に蓮姫は一筋、涙を零した。



大牙と別れ足を進める蓮姫とユージーン。


しばらく歩いていると、ある人物の姿が目に映る。


それは飛龍元帥、蒼牙が高台から街を眺めている姿だった。


「……ジーン」


「…はぁ。…姫様が何をおっしゃりたいか…大体の検討はつきます。犬やノアを待たせてるので手短(てみじか)にお願いしますよ」


「わかってる。ありがとう」


蓮姫達は蒼牙の(たたず)む高台へと足を向けた。


高台の階段を上がる最中、蓮姫は自分を支えるユージーンの手をほどくと一人で蒼牙の元へ向かう。


気配に気づいた蒼牙が振り向き、蓮姫の元へと駆け寄ろうとすが、蓮姫はそれを手で制し自分の足で蒼牙の元へと辿り着いた。


「蒼牙さん」


「弐の姫様。お身体は大事(だいじ)無いのですか?」


「大丈夫です。一人で歩けるくらいですから」


蓮姫は心配する蒼牙に笑顔で答える。


だが本当は誰かに、ユージーンに支えられなくては足元が覚束無(おぼつかな)い程に疲れていた。


平然と蒼牙の前で歩いているのは、女王の臣下である飛龍元帥の前で情けない姿を(さら)せないという彼女の意地。


蓮姫は今、気力で平然とした姿を振る舞っているにすぎない。


「あまりご無理をなさらないで下さい。レオナルド様やソフィア様の事もあります。弐の姫様が平気な訳がありません」


「ご心配感謝します。でも本当に大丈夫です。レオもソフィも目を覚ましました。今はまだ怪我も疲労もあるので休んでもらっています。蒼牙さん、二人の事をお願いします」


「弐の姫様が誰よりもお疲れでしょうに……しかし…お二人を頼むとは…どういう事でしょう?」


蓮姫の言葉に何処か納得のいかない蒼牙。


蓮姫は表情を変えることなく全てを話す。






「……そうでしたか。ソフィア様の記憶を」


「はい。幼いソフィにはあんな経験…大事な人を傷つけた記憶で苦しんでほしくはないんです。…なんて…綺麗事ですが…本音は私が傷つきたくないだけですね」


苦笑する蓮姫に蒼牙は首を振った。


眉を下げたその表情からは、蓮姫への申し訳無さが滲み出ている。


「何をおっしゃいます。そのようにご自分を責めてはなりません。誰よりも傷つかれたのは弐の姫様ではありませんか」


「ですが…それこそが陛下のお望みでした」


口元から笑みを消し、蒼牙をしっかりと見据えて告げる蓮姫。


その言葉に蒼牙は息を呑む。


だが次の瞬間、蓮姫は再び微笑むと蒼牙の隣に立ち眼前に広がる玉華の街並みへと目を向けた。


「玉華は美しいですね。領主様と街に出た時に感じたんです。人々は活気に満ちていた。…呪詛に(おか)されていた人々も必死に生きようとして、お互い支え合ってた。ここは本当に素敵な街です。」


「……弐の姫様…?」


「反乱軍の呪詛が解けて…本来の玉華に戻る事が出来て…本当に良かった」


「…弐の姫様……玉華を…我が息子をお救い下さった事…(まこと)に感謝の言葉が絶えませぬ」


蒼牙は深々と腰を曲げ蓮姫へと頭を下げる。


その姿は息子の大牙とそっくりで、蓮姫はクスリと笑ってしまう。


「蒼牙さん、頭を上げてください」


「いいえ。この御恩に我々はどう報いれば良いのか」


「小夜殿…奥方様も同じ事を言ってくれました。御礼を言うのはこちらの方です。玉華に来てから私達は領主様…蒼牙さんの御子息や奥様にとてもお世話になったんですから」


クスクスと楽しげに笑う蓮姫に蒼牙も苦笑しながら二人で玉華の街並みを見つめる。


「昨日も…こうやって蒼牙さんと街を見ましたね」


「そうでしたな。……ですが…弐の姫様。昨日の弐の姫様と今日の弐の姫様は…何処か違います。何処が…と問われれば答えに詰まりますが…。しかし…王都から出て弐の姫様は成長なされた。今の弐の姫様を見て、俺はそう感じずにはいられません」


「いいえ。私は何も変わってません。愚かで弱虫で…わがままで自分勝手で…ジーン達にも迷惑をかけっぱなし。女王になれって言われても……弐の姫という重圧や現実から逃げたかった。でも…」


蓮姫は蒼牙へと顔を向け、真剣な眼差しで言葉を続ける。


「今は…女王になりたい、って本気で思います。ならなきゃいけない、と」


迷いのない黒い瞳で告げる蓮姫に、蒼牙もまた強い眼差しで受け止める。


「…弐の姫様……やはり…弐の姫様は変わられました。その成長…俺個人として…とても嬉しく思います」


「それはつまり…飛龍元帥としては喜べない、という事ですか?」


蓮姫の問いかけに蒼牙は言葉に詰まる。


蓮姫はそんな蒼牙の姿を見て少し後悔したが、彼に一番聞きたい言葉を投げかける。


「…気さくな方…ですか」


「……弐の姫様?」


「初めて陛下にお会いする時、蒼牙さんは私に陛下の事をそう教えてくれました」


またしても言葉に詰まる蒼牙だが、蓮姫は苦笑しながら言葉を続ける。


「誤解しないで下さい。蒼牙さんを責めたい訳じゃないんです。でも…陛下はどんな方なのか…改めてお聞きしたかったんです。陛下の信頼も厚い蒼牙さんから」


「……陛下は…気さくな方です。…その言葉に(いつわ)りはありません」


蒼牙は重い口をゆっくりと開く。


「陛下は俺にとってかけがえの無い方。お仕えすべき(とうと)い主君です。陛下のお考えが何であれ…陛下が()さる事が何であれ…お仕えする想いは揺らぐことすらありません」


「それが…蒼牙さんの答えですか?」


「弐の姫様。陛下は民や臣下を愛しておいでです。それは民や臣下が陛下をお慕いしているからです。それが庶民であれメイドであれ将軍であれ…陛下を愛する者にはその恩恵(おんけい)が与えられます。……しかし…」


蒼牙は一度口にしようとした言葉を喉の奥に留め俯く。


そして深く息を吐くと蓮姫を見据えて言葉を口にした。


「陛下が最も嫌悪される事。それは愛されぬ事です。陛下は御自身を愛さぬ者を愛する事はなさいません。かつて愛した者ですらその者からの愛が失せた時、それは憎しみへと変わり罰をお与えになります」


「陛下のキメラを殺した事で…私は罰を受けた。陛下もおっしゃっていました。陛下を愛さぬ所業(しょぎょう)をなした私が悪い、と」


「陛下に?陛下と会われたのですか?」


「直接は会っていませんが、陛下の思念とお話は出来ました」


蓮姫はソフィアの意識の奥に潜んだ麗華の思念との会話を思い出す。


妖艶(ようえん)に笑う姿の中で確かに麗華の怒りを感じていた。


「陛下は…弐の姫様の事を愛されておいでです。そうでなくては…これしきの事では」


「陛下も…同じ事を言っていました。蒼牙さんもそう思うんですか?ソフィを苦しめて…レオを傷つけておいて…これしきの事って!そう言うんですか!?」


蒼牙の発言に蓮姫はカッと自分の頭に血が上るのを感じた。


蒼牙も失言だと気づくが出てしまった言葉はもう口には戻らない。


「失言でした。弐の姫様…お許しを」


「蒼牙さん。…いえ…私の方こそすみませんでした。今回の事は…全て私が招いた事です。…頭ではわかっているんです。だけど…やっぱり…納得がいかないんです。私だけならいい。だけど…関係ないレオやソフィを巻き込んだ陛下が…私は許せないんです」


「弐の姫様…。私は陛下の忠実なる臣下。しかし…今の言葉は聞かなかった事にさせて頂きます」


本来ならば今の蓮姫の発言は女王への冒涜(ぼうとく)へと値し、元帥である蒼牙は蓮姫を斬り捨てるまではいかなくとも女王に報告する義務がある。


しかし蓮姫という弐の姫を良く知る蒼牙は、あえてこの言葉を聞き逃す事にした。


彼女の心の葛藤(かっとう)も充分理解していたからだ。


「ありがとうございます。……蒼牙さん。もう一つお願いしたい事があるんです。聞いて頂けますか?」


「弐の姫様の命ならば…なんなりと」


蒼牙は胸に手を当てて蓮姫へと頭を下げる。


その姿に蓮姫も安心したように言葉を続けた。


「蒼牙さん。この玉華で私が受ける罰は終わりました。なので…もうジーン達と玉華を出ようと思います」


「弐の姫様!?何をおっしゃいます!?なぜそんな急に…いえ玉華を出るご意思をお止めは致しませんが…せめてもう少し休まれてからに!」


「いいえ。これ以上領主様達に迷惑をかける訳にはいきません。それに…レオは目覚めれば…私を王都に連れ戻そうとします。私はまだ王都に帰る訳にはいかないんです」


蓮姫の発言に困惑する蒼牙だが、蓮姫も自分の意思を変えるつもりはない。


「弐の姫様…理由をお聞きしても良いですかな?ユージーン殿というヴァルを得た今、弐の姫様が王都に戻られぬ理由は俺には検討もつきません」


「理由はあります。私はまだこの世界を知らないんです。…あの反乱軍の首領が言っていた事も気になります。何も知らずに王都に帰っても…意味が無いんです」


「弐の姫様…」


「だから…蒼牙さんに頼みたいのはレオやソフィの事です。二人を無事、王都まで送って下さい。これは蒼牙さんにしか頼めないんです」


「……弐の姫様の命、しかと(うけたまわ)りました」


「……ありがとうございます、蒼牙さん。それと…また会いましょう。今度は王都で」


「はい。行ってらっしゃいませ、弐の姫様」


蒼牙が深々と頭を下げるのを合図に、蓮姫はユージーンの元へと戻った。


そんな彼女の後ろ姿を見ながら…蒼牙は小さく呟いた。


蓮姫に聞こえないように。


「弐の姫様。貴女の成長は嬉しく喜ばしい。玉華や我が一族にとって返せぬ恩ができ、感謝に絶えないのも事実。しかし…」


蒼牙は遠ざかる蓮姫とユージーンの姿を見つめながら苦々しい表情を浮かべる。



「貴女方が…陛下を(かろ)んじ、陛下に(あだ)なすその時は…陛下からの(めい)(くだ)れば……俺は陛下の為、愛する家族の為に…貴女を斬らねばなりません。それが…元帥である俺の…役目なのです」



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