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私の気持ち

作者: 江角 稚

君からすれば、愚者の妄言。




私からすれば、本気の想い。

私にとっては「真実の愛」


届かなければ

意味のない「愛」


君の瞳には

どう映っているのかな




大人になることが

「何処かで妥協すること」なのだとしたら


私は大人になんか

なりたくない




そう言って

泣き叫んだ日々




私は君を

君だけを想って


ただ泣いていたかったんだ




君を忘れて

前に進むことを恐れて




君を想うと


誰とも結ばれずに生きていくことの方が

価値のあるものに思えるんだ




「ただ、一人で生きていく」




君が望むなら

私は


そんな道ですら

歩めるような気がするんだ




だって

君は


多分


私が愛した、

最後の人だと思うから




私はもう

他の誰かを


純粋には

愛せない


誰かを愛することなんて

出来そうもない




子供のままで

愚かなままで良いから


君を

ずっと、君のことだけを


遠くから見つめながら

生きていきたいの




それが、

私に出来る


精一杯の

唯一のこと


君は私を、どう操りたい?




君の思い通りに、動いてあげる。

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― 新着の感想 ―
[一言] とにかく印象に残ったのが  君を忘れて  前に進むことを恐れて ってところです。 心のどこかに引っかかってて、それは時々邪魔な気がするんだけど、でもやっぱり消えてしまうのは恐い……って…
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