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森の中の邪神さん(Little Old one in the Woods)

作者:いこい
ここは魔物が跳梁跋扈し、安全圏からほど遠い地獄の一丁目、通称「魔獣の森」。
昔から「入ったやつは戻らない」だの「早く寝ないと森に捨てられる」だの何だの散々言われてきた風評被害の震源地。
ただ、ここ最近になって急に魔物被害が減り、森は不気味なほど“私普通の森ですよ、無害ですよ”みたいな顔をし始めた。
そうなると潤沢な資源を放置できないのが人の性。
人類側のセレファス王国、そして獣人の連合国は、それぞれのまあ、崇高な理念のもと「1000年続く平和のため」というキラキラした看板を掲げつつドロ臭い小競り合いの場を森へ移した。

が、話はそう簡単ではなかった。
魔獣がいないだけでなく、この森ではなぜか致命傷だけが妙に外れ、落ちたら死ぬはずの事故も「痛い」で済むような、説明しづらいルールが働いている。
そして森の中心には、戦争なんてテレビでしか見たことない世代、晴耕雨読をしたい引っ込み思案の少女・澪が、なぜかかつて地獄と呼ばれた森のど真ん中で淡々と暮らしていた、らしい。たぶん、いちばん肝心なところに。

この話は、澪の願いである静かな日常をよそに、戦争の現場と国の思惑、人間の欲望がじわじわ近づいたり離れたりして、なんやかんやで、結局はちゃんとハッピーエンドに着地する。かもしれない。
そういう物語である。
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