表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

レンタル落ちのSF

作者: 耕路

 ネット通販で、一枚百円くらいで売っているSF映画のDVDというのがある。レンタル落ちで、スペースSFアクション最新作!などとタイトルの紙に印刷されている。

 何本か見てみると、これがどれも期待はずれの作品で、予算不足をひしひしと感じる値段相応のSFだった。

 まず、無名の俳優が出ている。脚本が稚拙。撮影が未熟。つまりは、レンタル店の棚を埋めるために無理やり流通しているのだろう。ある程度利益を産んだのちに売却された商品ということか。

 何本か見ているうちに、脚本の力不足をどうしたら捕捉できるか、見ながら考えるクセになってしまった。

 脚本がしっかりしていれば、限られた予算でも面白い作品はできる筈で、なにを間違えたか、最初からスターウォーズのような大作を夢想しているところに、そもそもの誤りがある。

 それがわかっている製作者だけが良作を作ることができる。

 モノを作るためのアイデアは、結局は訓練によってひらめく。達成感を得る為に、さまざまに試すことで、良質のアイデアはうまれる。それは映像も文章も同じだろうと思う。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ