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【3日間】

2日目:

――東国アヅマノクニ、妖怪と人が混沌と暮らす地域。

外は悪い妖怪がたくさん居て、危険なのだとか。

最近、大規模な天変地異が発生し、突如として巨大な摩天楼が聳え立った。

また、その変異の影響で井戸の水量が減り、作物が枯れつつあり飢饉間近であった。


「外に出ないでくださいね」

「まるでイエネコみたいな」

佐藤さんは、ビクッとする。


夜、布団に入ってしばらくすると、もぞもぞと佐藤さんが入ってきた。


「佐藤さん、その耳……」

佐藤さんは、ハッとした表情になり、悲しげな顔へ変わる。

「ねえ、お願い。見逃してくれないかしら」

発話するたびに、ふわっと臭う。

「とと、当然殺したりなんかしない、しま、せん」


好意があるのは知っていたが、あまりにもその、臭すぎて無理だったのだ。

風呂に入るという概念がないらしい。今は水がないので、それも叶わないが。

恋愛というのはどうにも昔から苦手だ。

まだるっこしい、と表現すべきなのだろうか。


3日目:

少し話をしたあとすべての食料を置いて、バイクのような自動二輪に飛び乗ると、すぐに出発した。

タワーの麓まで到着し、受付でジェスチャーをしてどうにかチケットを買えた。


まっすぐ、【屋外展望台】へ向かう。


【屋外展望台】

そこに魔王がいた。

「b1e6c03e86619d93148aa62a2a00cdfcdbbe6c7b8a98c94fa56da9bf000cb13d12df55c5c759c1f2e2af83fd76c227dd21cc6d7225682589e0c02db994b8b517」

視界が閃光で満たされた。


魔王と充電中のマキナがいた。

魔王はいきなりよくわからない話を振ってきた。

「一つ聞きたいんだが、その能力もっと有効に活用できないか?」

「能力?」


「まさか、気づいていないのか?████していることに」

「なんて?」

「████だよ」

「ちゃんと言ってくれないとわからないですよ」

「だから、█ █ █ █!」

おかしい、今度は聞こえたはずなのに。聞いたそばからまるで忘れているようだった。

「どういうこと?聞いた記憶はあるのに覚えていらない……」

「反ミーム魔法、か」


「昔から、そういうとこあったな。そうか、そういうことだったのか」

「この空間を特殊な防壁で覆っても、無駄だというのかよ!クソッ!」

魔王はがっくりとうなだれる。


「そうだ!文字ならいけるんじゃないですか?」

「名案だ!よし……」

「ぎゃああああッ腕ッ!腕が!!腕がつった!!」

「あはは、力みすぎだってフッフフフ」

「違う!断じてそんなものではないッ!!」


うん?本気で否定している?

「……まさか」

対策プロテクトされているッ!!!!!!」

「な、なんだってー!?」

用意周到すぎる。なんなん?いったい。


"

そうして、脆弱性を見つけるために私たちは体感上本当に多くの時間を費やしました。

しかし、終わりは突然やってきました。


「もしかして、隕石ぶっ壊したらいけるんじゃないっスか?」

「「マキナは黙ってて」」

「……はい、っス」

「あ、あああッ!!」

「な、なに?」

「ああああああああああああああがあああああああ!!!!すぐにけせすぐにけせすぐにけせ」

"

うわ!危なッ!!ちょっとやめ――

"「目から魔王█ームが!?え?」"

それは光線ではなく、魔王█ームであった。

魔王█ーム。魔王█ーム。魔王ビームではない。これか!この方法があった!

"

「マキナ!魔王█ームは魔王ビームではない!記録してくれ!」


次の私たちへ

どうか、このクソ魔法を解いてください。


よろしくおねがいします。

"


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