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先代王の思い出(記憶)の部屋

 私は、落ちた。


「あー、もう!」

 何かエルフの里国で、どこかから落っこちちゃう事は多いけどさぁ。まさか建物の中で落ちるなんて。

 それで、

「ここは、何処だ?」


 トキヒコが落ちた場所は、六畳程の広さとなろうか、小さいとも大きいとも言えない真四角な空間であり、部屋。

 しかし真っ暗では無く、白く薄っすらと、染み出る様な明るさの感覚を受ける、、、一枚岩とも思える明るさを湛える壁に四方を囲まれ、出入口は無い。

 

 エルフの里国の王、女王ユーカナーサリーに『トキヒコハウス』の完成の報告とお礼に伺った翌日。

 トキヒコは再びエルフの王宮に居た。


 母王ジールに呼び出されたら、逆らえない。(なんかあのフェアルン、怖いんだよなぁ。)

「スルガトキヒコ、お前が棲家を得たと聞き及ぶ。」

 あ〜、私のお家の事。

「ええ、エルフの皆さんのおかげで、私の家『トキヒコハウス』を作って頂きました!」

 ありゃ、母王ジールのお許しだとか許可は取って無い。マズかった?

「お前が何を準備し、何を行のうたのか、我では測れぬ。お前が行のう事にとやかく申す輩は皆無であろう。其れは我とて同意。」

 ふぅ~、勝手な事したって、咎められるかと思ったよ。


「其な、我も聞き及ぶ範疇であるが、何やらトゥクルトッドドゥーすらも入れず、小屋か、何やら鳥小屋かとする場をお前は棲家とすると申すか?」

 えぇ~『トキヒコハウス』が小さいって事?だけどエルフって、批判とか優劣付けたりしないのになぁ。

 でもトゥクルトッドドゥーって、狭い場所や天井が有る建物の中は嫌って入らないじゃんか。

 狭い場所、、、嫌味だな、ジールだからか!


「測れぬなスルガトキヒコ、測れぬ。」

 いや、放っといてよ。


「して、我は誘われてはおらぬ、お前より声が掛からぬ。新た成る住処と成れば、我とお前の関係性より我を招くも良いのでは無かろう事。」

 わぁ~、小さいとか言いながらも、来て下さるの?!

 でも母王ジールを新築が出来たとは言え、一庶民の家になんて招くのは恐れ多いのですが。それにリーザが変に畏まっちゃうよ。

 おっと、

「あ~すみません、今日はこの後さくらに『トキヒコハウス』の手直しをお願いしておりまして」

(さくらの”魔力”でもって、付けてもらいたいスイッチとかが色々と有ります。沢山!)

「それも今日で終わるでしょうから、その後でした何時でも、ジールのご都合の良い時に来て下さい」

(例え母王ジールであっても『来る者拒まず』ですから。)


 母王ジールの居室を後にし、私はエルフの王宮内を歩き進む。

 無理難題を言われる事も無く、無事に済んだ。私が母王ジールに対して構え過ぎなのかなぁ。

 私は“魔力”を内に秘めない人間なので、遠隔地へ意識を飛ばす『念話』とかで返事をしたり、その受信(?)もままならない。ズバッと届く事はあっても、返事は出来ない。仮に返事をしたとしても、届いているのかは不明だ。

 母王ジールで無くとも、直接会って会話をしなければ分からない(エルフの皆さんは私と対面となったら、私の意識なり思考から、日本語を当てはめてくれる)。

 それか母王ジール、何やらか機嫌が良かったりしたのかな。


 そして退出して、、、元々エルフの王宮内をそんなに詳しくはないし、母王ジールの居室なんて数回程、一人で直接伺った事なんてないから(女王ユーカナーサリーと共にだったり、母王ジールの力で直接ベッドの上に行っちゃった事も有りましたけど。)迷った。


 さくらとは、母王ジールの元に伺う(呼び出されたから)と、エルフの王宮で待ち合わせとなったけど、、、そう言えば、具体的に王宮内のドコソコだとは決めて無かった、時間にしても。

 まあ、迷いついでにちょっと冒険だな。さくらとは、リーザの住居で待てばいいしな。


「おっ、この部屋、」この王宮内にあって『外れ』と感じる場所。迷いつつも、こんな所に来ちゃったんだ。

 この部屋は『黒き間』と名付けられた部屋。開かずの間。

 

 この扉の向こうは地下へと続く(魔力の無い私だったら開けられないし、もしも開けたとしたら地下へと落ちる事になるのかなぁ)、エルフの王宮の最下層になるという。そこは”邪竜”が封印されたと言う『邪竜の間』、暗闇が広がる地下の広間に続く。(それが地下何階になるのかは知らないけど。)

『ガチャ』とドアノブに触れてみるけど、やっぱり開かない。開いた所でどうにもならないし、そもそも開けちゃダメだろう。何となく。

「おっ?」

 地下へと続くこの扉から右に向くと別の扉がある。


「あっちは何だろう?」

 以前『黒き間』の前に立った時は、左右を見るとかの余裕は無かったし、気が付かなかった。

 私はスタスタと歩き進むと、何の躊躇も無くドアノブに手を掛けた。回らない。

 鍵が掛かってる様でも無いけど、このドアも開けられ無いみたいだ。”魔力”なり『術』でないと開かないのかも。よし、諦めよう。


 あっさりとこのドアを諦めたのは、隠れるような別のドアを見付けたから。

「次行きましょう、次へ」

 なんか宝物探しみたいで楽しくなって来た。

「今度は開くかな?おっ開いたぞ!」

 ドアは開いた。ソロリと中をのぞき込む。


「特に何も無い」

 窓が有り、陽の光が差し込むこの部屋は明るい。

 だけど煤汚れているのか、誰も出入りが無い感じがする。

「大きな椅子が幾つか有るけど、特ににコレと言った物は無い」

 エルフは元々、装飾品を並べて飾ったり、並べる書籍なんかも無い。でもココは、何の部屋だろう、誰の部屋なんだろう。

 だけど、壁には地図であろうか、何かが描かれた物が貼り出されている。

 地図!エルフの里国に地図があったのか?!

「あれが地図なら、見たい!」部屋の中へと進んだ。

 私は落ちた。


 突然だった。

 落とし穴とか、床がギミックで開いたりはしなかった。

「なんでオレ、落ちてるんだよぉ~」

 不法侵入者向けの罠なのか?

 このまま邪竜を封印したという場所まで落ちるのか?高さ知らないぞ(1回行った時は、女王ユーカナーサリーの力で降りましたので)。

「だとしたら!」相当深い!

「やばいっ!」

 と思った足先に明るさを感じた。そして多分”底”が近づく!

「構えろ!」 

 着地のタイミングが合った!(奇跡!)

 上手く膝を使って着地とはなったけど、勢い余って前のめりに頭から床(?)に突っ込んだ。額と頭頂部の間辺りを『ゴリッ』と打った。

「アガー!」

 思ったより高く(深く)は無かった、落ちている途中で下に薄明かりを感じたから、何とか着地とはなったけど『ガイィィ〜ン』と、膝にも来たよ。

 実際は、2階分ぐらいの高さ(深さ)だったのかも知れない。もしも落ちる前に下を覗き込んだとしても、飛び降りたりする気にはならない高かさだったのだろう。それでも高いよ、良くぞ無事で。

 頭ヒリヒリ、あ~膝、ガクガク。




「参ったなぁ~、ドア無いじゃんか!はぁ~」

 トキヒコは壁にもたれて座り込んだ。

 でも、この場所は何なんであろう。

 設計ミスの証拠隠滅で隠された?物置小屋が忘れられた?トイレの予定場所だった?瞑想部屋?


 自分が落ちて来たと思われる、上を見上げる。

 暗闇が続く空間は3メートルも上は見えない。

 立ち上がって、再び上を睨み見ても変わらない。


 でも、自分が今居る場所、立って手を上に挙げ、届く様な範囲の壁面は、壁自体が染み出る様な弱い光を湛たたえているかの様に薄明かるい。何故光ってる?どうしてどこから明かりが来る?


 やはり、四方の壁が弱いながらも光を放っている様だ。でも、その明るさが作り出す私の影は、背中に当たる壁には映し出さない。

 薄く作られた影は、別の壁が出す弱い光に消されてしまう。




「カラクリ仕立の秘密の扉が有ったりして」

 トキヒコは、壁に手を当てながら部屋内を一回りした。

 壁を押したり撫ぜたり、トントンと叩いて回ったり。

 ドアだか扉の形跡も無ければ開閉に繋がるようなスイッチも仕掛けも見つからない。


「参ったなぁ〜」


 携帯電話もスマホも持って無いし(持ってたとしても、この世界では繋がらない)。

 念話?何て出来る分けも無い。

 やる事、出来る事が無い。


「はぁ〜、さくらを待たしてるかなぁ、リーザ、何してるのかなぁ〜」

 と、自分の家族の事を思った時、薄明かりのする白い壁が何かを映し出した。

「なんだぁ?」


 ぼやける様な映像と共に映し出されたのは、屈強なエルフ達に見上げられている。


 場面が変わり多くのエルフ達を従える様に、先陣を走っている目線。エルフ達は武器であろうか、木製の剣なり杖を手に手に取り、一緒に走っている!


 そして争いの真っ只中に!


「剣や杖を振りかざしたエルフ達が!これは争いなのか、戦争なのか、何かのゲーム?」

 エルフは、相手を傷付けたり、殺生となる武器を持たないはずだけど。

「その作りが木製であっても、武器にしか見えない」


「あっ!」

 目線は相手の大将株を打ち倒した!


「あれ?ダダージュダ?若い!」


 振り返ると、、、一段と大柄なエルフ、、、初代王ファウスだ!

「ファウス、やっぱデカい!怪獣だよ!」

 エルフの里国の初代王とされるファウスとは『彼が作り出した空間』で不思議な出会いをした。

 ただ今は、消えてしまったのか、、、その後の事は、分からない。


 場面が変わり、エルフの玉座にファウスが座り、その隣に立つのは、

「ズゥイラーなのか?だとしたら、やっぱザーララさんにそっくりだ」


「あの大きく背の高い玉座にファウスが収まっている。現王である女王ユーカナーサリーがその座に着く時の様に二重構造になっていない。そして、隣に立つ王妃ズゥイラーの反対側から現れたフェアルン、、、ジール!?」


 次の場面では、ジールの姿、上半身、顔、後ろ姿、、、ジールばかりが4面の壁面に目まぐるしく映し出される。


画面は変わる、目まぐるしく変わる。

「なんか見た事あるような、」

 この、墨絵の様なヘンテコな山が多く有るところ、、、ヘイイアンデユンズィギュオ国だ。この映像の者がエルフだとして、エルフの里国の外へ行ったって事?

 エルフは、エルフの里国の民は、旅行なんてしない。旅行の概念を持たないから、里国の外へ向う事を知らない。

 だけどこの人、(エルフ?)はエルフの里国から出て、別の国へと行ったのか。何をしに?



場面が大きく変わった。


そして映し出されたのは、子供のエルフ達だった。


澄まして佇む女の子。


大人しそうな男の子。


元気に笑いながら、走り回る女の子。


「これって、、、エルフの王家の姉弟妹の三人か!?」


 部屋の明るさが増していた。




 明るくなった壁の光り、ぼやけた映像は続いていた。


再びフェアルン(女エルフ)が映し出された。

「再びジールだろう。だけどさっきとは違い、彼女との距離が近い、距離感も近くなっていると感じる」

「この映像を観ていると、映し出している者の想いが伝わって来るかの様だ」

 観ている私も、何やら安らぎと温かみを得る。


「これはやっぱり母王ジールだ、、、間違い無い、この映像はエルフ王家の者達だ!すると、この映像だか観せられている発信者は、、、エルフの里国の先代王の思い出の場面なのか、彼の記憶の一端か?!」

 エルフ王家の姉弟妹の父王であり、前王コンチヌォワック・デジエデジクヅィク・ナステプニィ。


 私はお会いした事は無い。エルフの王宮にも代々の王を現す肖像画も銅像なんかも無い。

 大柄なエルフ、、、それは女王ユーカナーサリーが着く、玉座を見れば少し想像出来る。

 エルフの里国の王、女王ユーカナーサリーの玉座は異常にデカい。


 でもそれは、初代王である『ファウス』の為の座であった。

 、、、初代王ファウス、彼とは意識の世界というか、彼とその妻で在る『ズゥイラー』(『邪竜』に向い一度は消え、その後邪竜より現れた者)が創り出した世界だという中で会う事となった。

 その世界だか空間で会う事となったファウスは、怪獣だった。

 身の丈は3mは越えていただろうか。3m程も有る動く人型なんて、ロボットか怪獣ぐらいしかいないだろ!?

 そんな者が座る椅子だから当然デカい。


 どうもエルフの王宮の玉座は引き継がれ(“王座”って、そんなモノだろ?)、次のエルフの王となったナステプニィも座ったのであろう。

 ファウスの後に着座となったナステプニィは詰め物を置いてその座に着いたのであろうか。

 詰め物、、、それは、今現在は女王ユーカナーサリーが座しているが、着座する場所は二重構造の様に詰め物が置かれている。

 そして、母王ジールの居室に並ぶ、王と王妃の座は片側が異常に大きく感じる。(母王ジールは、大きい方の椅子に座られてますけど。)


 彼らの父王であり、前王コンチヌォワック・デジエデジクヅィク・ナステプニィ、、、彼の記憶の一端か?

 でも、何故彼の家族の思い出、彼の記憶の映像が映し出された、、、オレが家族の事、リーザとさくらの事を思ったからなのか?


 いつの間にか、四方の壁はエルフ王家の者達の姿で埋め尽くされていた。


 映し出される映像も、目まぐるしく次々と変わって行き、目では追い切れない。


映し出されるエルフ王家の者達は、笑顔が溢れている。


 エルフっぽく無く、人間社会の幸せな家族の写真アルバムやホームビデオと変わらない。

 それはまるで、壁に映し出される映像から溢れ出すか、飛び出してしまいそうに!


 元々ファウスは調整に失敗した者として、感情を現すエルフだったと聞いている。感情表現、それは人間が現すモノと変わらずに。

 怒り、泣き、叫び、喜び、、、笑う。笑顔を現すエルフだったと。

 その娘である母王ジール、ジールもエルフとは違い喜怒哀楽を現したと、、、そしてエルフ王家の姉弟妹とも、母と変わらず感情表現をその顔、態度に表す。

 エルフの里国において、エルフっぽく無いエルフ達。私は彼らと付き合うから、良く知っている。良く分かる。


 だけど、デジエデジクヅィク・ナステプニィはどうであったのだろう。

 エルフだって喜怒哀楽の感情は持つ。

 だけどそれを顔に出して、表情として、感情表現する事は、一般的なエルフ達は苦手であり、出来ない。それは知らないから、知る機会が無かったから。

 たから、前王デジエデジクヅィク・ナステプニィは、そんな家族に囲まれて、どうだったのだろう。

 だけど周囲に映し出された映像を観れば、彼の感情は伝わって来る!

 それは明るく『嬉しい』『楽しい』だ!


 しばらく溢れる映像が続いた、私は目が回ってしまうかの様に多くの映像を追い掛け、追い掛けられた。だが、いつの間にか映し出される壁が消えて行く。ゆっくりとだか、映像か減り、元の薄暗い光を持つ壁にと変わって行った。

 残された一面には、1枚と表せられる映像が残った。


 最後に残ったのは、悲しむ顔の少女ユーカナーサリーが、あの玉座と並ぶ映像だけが残って、、、そして、消えた。


 映像は消えた。

 あれ程目まぐるしく、周囲に輝きをもたらした映像は消えてしまった。

 今は映像の始まる前の染み出る様な薄明かりを感じる四方の壁に戻った。

 先程と同じ様に薄明かりに戻ったが、何故か一段、明るさのトーンが落ちた様に感じる。



 私は何とも言えない、悲しみに包まれた。


 先代王コンチヌォワック・デジエデジクヅィク・ナステプニィは、消えた。姿を消してしまったと聞いた。

 ここにあるのは、彼の楽しい幸せな思い出の時間と、守れなかった時間、、、その記憶。


 母王ジールとザーララ、、、あの二人を守れなかった事が、先代王に重くのし掛かり、失意となったのだろうか。


 そして残された幼子を置き、消えてしまった、、、逃げ出したのだろうか、、、私は彼を責められ無かった。


 私が同じ状況になったのであれば、、、リーザとさくらを失い、他に子供が残されて居る事が前提ではあるが(さくらは一人っ子なんで)、、、失意、、、果たして別の選択が出来るのだろうか。答える自信は無かった。





「お父さん」


「さくらか、」

 暗闇の上空から、さくらが声と共に降りて来た。


「さくら、来てくれたのか」


「うん、ちょっとだけ迷った。遅くなってゴメン。ここは?」


「、、、うん、ここは先代王の思い出の部屋とでも言うか。でも、、、」

 他人の記憶だ。


「彼の記憶だ。彼が見ていた彼の家族への思いとその記憶だ。彼だけの物だ。他の者が見るべきじゃ無い」


「うん」


「さくら、ここを封印とかする事は出来るかな?壊したくは無い。いつの日にか彼が帰って来た時に、彼が再び見れるように」


「分かったわ。」



 前王、父王、コンチヌォワック・デジエデジクヅィク・ナステプニィ。

 何時戻る、いつ帰ってくるんだ。


 今はエルフの里国の王家の者は戻っている。だから、あなたも帰ってくるべきだ。

 家族は、揃わなければダメなんだ。誰かが旅立つまで揃っていなくちゃダメなんだ。

 誰かの独立を見送る為にも、ナステプニィは帰ってこなくちゃダメなんだ。

 ナステプニィ、何処に居る?

 オレはあなたに会いたい。

 エルフの里国にやって来た、人間という存在ををあなたに見せたい。



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